発達障害がある状態でのギャンブル依存症問題の解決はどうすればいいか?

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発達障害がある状態でのギャンブル依存症問題の克服はどうすればいいのか?

先日、以下の質問を読者さんからいただきました。

「発達障害がある状態でのギャンブル依存症の克服はどうすればいいですか?」

この質問への個人的な回答を、本記事では書いておきます。

この記事でわかること
  • 発達障害がある状態でのギャンブル依存症問題はどう解決していけばいいか

今回はちょっと特別な話です。

じつはお問い合わせのさい、読者さんがメールアドレスを間違われたようで、返信ができませんでした。

返信をする方法がなかったので、本記事で質問への回答をしたいと思います。

イブスター店長

お問い合わせのさいは、メールアドレスの再確認をよろしく頼む!

また、あくまで個人的な意見ですが、専門機関の話もまじえて、発達障害の話題に言及していきます。

発達障害がある方にとっても有益な話になるかと思うので、ぜひ参考にしてもらえれば幸いです。

著者プロフィール
ミナト

ミナト

10代で行った初めてのパチンコで大勝し、パチンコ・スロット漬けの日々へ。借金を重ね、多くを失い、10数年もの間ギャンブルをやめられなくなる。しかし他者の力も借りて依存症を克服。その経験をもとに依存からの脱出方法を発信している。併設店・専門店での従業員経験もあり。>> プロフィール詳細はこちら

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目次

読者さんからの質問とそれへの回答

読者さんからの質問と回答

まずは、今回いただいた質問と、それへの私の回答からです。

つぎのような質問があり、

発達障害があるとパチンコに依存しやすいみたいで、私の母が発達障害でパチンコ依存です。一方の私も発達障害がありますが、パチンコに対しては好きでも嫌いでもなく普通です。パチンコより可愛いアニメやキャラクター、女性アイドルの推し活などが趣味です。母と私の違いは何でしょうか? また発達障害がある状態でのパチンコ依存はどうすれば解決できるでしょうか?

このお問い合わせに対し、私は以下の返信(送信はできなかったのですが)をしました。

パチヤメ運営者のミナトです。お問い合わせいただきありがとうございます。

発達障害があるとパチンコに依存しやすい、という話は私も聞いたことがあります。
じっさいにそのような方の話も伺ったことがあります。

〇〇さまとお母さまの違いは、性格の違いなのではないでしょうか。
ギャンブル依存症でも、このギャンブルはする・このギャンブルはしない、といった趣味趣向は人それぞれあります。

発達障害をお持ちの方でも、好き・嫌いは人それぞれあるかと思います。
そのような性格・趣味趣向の違いなのではないかな、と、お話を伺って私は思いました。

また発達障害をお持ちの方がギャンブル依存症問題をどう解決すればいいかですが、これはやはり、
・パチンコ店には行かないこと
・ほかに熱中できる趣味を見つけること
・自力が難しい場合は人にも頼ること
こういった方法が有効になってくるかと思います。

正直、「明日から行かない」でパチンコをやめられる依存症の人はいないと思います。
この場合、GA(ギャンブラーズ・アノニマス)という自助グループに参加するのがいいと思います。

自助グループの参加者のなかには、発達障害をお持ちの方もいるはずです。
発達障害の話を仲間の前で話すことで、おなじく発達障害を持っている仲間とのつながりができることもあると思いますし、
その方から有益な話を聞くこともできると思います。

病院や入所施設に行っても、基本的には自助グループの会合に参加することになります。
自助グループは本人だけでなく家族で参加することもできるので、お母さまと一緒に行くこともできます。
(※本人がパチンコをやめる気がなくても、ご家族に連れてこられて、考え方が変わるケースもよくあります)
ぜひいちど、参加してみてもらいたく思います。

自助グループについては以下のブログ記事でもまとめてありますので、ご参考にしてください。
https://gamble.genekibar.com/how-to-use-gamblers-anonymous/

ミナト

この記事でお話ししたいことのほぼすべては、この私の回答に書かれています

ギャンブル依存症といっても、私のようにパチンコ・スロットしかしない人もいます。

一方で、競馬やオンラインカジノなど、ほかのギャンブルにハマっていく人もいます。

発達障害をお持ちの方でも、趣味趣向は人それぞれで、それはギャンブルに対してもおなじ話だと私は思います。

また発達障害がある状態でも、パチンコをやめる方法はつぎの2つが重要になってくると思います。

  • パチンコ以外に熱中できる趣味を見つけること
  • 自力だけではむずかしい場合は自助グループなど人の助けも借りること

GA(ギャンブラーズ・アノニマス)の会合は、いろんな場所で開かれています。

集まるメンバーも場所によって異なりますし、なかには発達障害をお持ちの参加者もいるはずです。

そういったなかで、つぎのような話をしていけば、

「自分は発達障害があります。もしおなじく発達障害をお持ちの方がいたら話を聞いてみたいと思って、今回この場所のミーティング(会合)に参加させてもらいました」

おそらく当事者同士、どこかで情報交換もできるのではないかと思います。

GAのミーティングは、会合のあとでメンバーが話しかけてきてくれたりと、案外フレンドリーな雰囲気だったりもするからです。

あくまで個人的には、発達障害があってもなくても、することは基本はおなじではないかと思います。

ギャンブル以外に毎日のなかで楽しめることを見つけること。

ひとりではむずかしい場合は、自助グループの会合にできれば毎週参加することです。

そうすることで、時間とともに、パチンコに行かなくても大丈夫な生活は送っていけるのではないでしょうか。

発達障害があるとなぜパチンコ依存になりやすい?

発達障害があるとなぜパチンコに依存しやすい?

また、発達障害があるとギャンブル依存症になりやすいという話についても言及しておきます。

まずは「依存症対策全国センター」という機関によって書かれた記事を引用します。

発達障害の人々は社会の中で様々な生きにくさを抱えていますが、専門の援助者に相談をしている人はまだ僅かです。自身が発達障害であると認識していないため、受診や相談をすること自体に思いが至らない人も少なくありません。

もし彼らの前に、その生きにくさを一時的にでも忘れられる「魔法の物質や快楽」があったらどうなるでしょうか?

日々の生きにくさを忘れるために、生きにくい世の中を生き抜くために魔法の物質や快楽を利用しようとする人は珍しくありません。この魔法の物質や快楽として人々を惑わせているのが、アルコール・薬物、ギャンブルなどになるのです。〔……〕

依存症になる人たちの多くは、なんらかの生きにくさを感じている中で、それを忘れられる魔法の物質や快楽としてアルコール・薬物・ギャンブルを利用することで日々を生き抜いているのです。

そして徐々にそれらがないと生活が立ち行かなくなり、生きにくさを感じることが怖くなるため、生きていくためにはアルコール・薬物、あるいはギャンブルが必要となってしまうわけです。

発達障害の中でADHDは、衝動的な特性を持ち依存症との合併が多いことが知られています。米国ではADHDの15.2%が物質関連障害を合併しているという研究もありますし、ギャンブル依存症との併存も指摘されています。海外のデータになりますが、治療を求めて医療機関を受診するギャンブル依存症のうち25%はADHDであったという報告もあります。

一方でADHDと依存症は合併を見分けるのが難しいという問題も存在しています。例えば、「衝動的に自分がやりたいことを止めることができない。よく他人から上の空で話を聞いていないと言われる。その場で衝動的に適当な事を言ってしまうことがある」と言われればADHDが連想されます。しかしさらに聞いてみると、「やめようと思っていても気が付いたらパチンコの前に座っている。家族と話していても明日はどの台に座ろうかしか考えられない。家族にはパチンコ屋に行くことは言えていないので仕事に行くと言っている」と言われればギャンブル依存症を考えなければなりません。〔……〕

発達障害と依存症、一つでも大変な疾患なのに併存していれば生きにくさも大きくなります。発達障害と依存症の併存性の障害では、どちらかを先に治療するのではなく両者に同時に介入することが予後が良いとされています。

発達障害と依存症が併存すれば、発達障害と依存症の両者の治療グループや自助グループに加わることが可能となります。治療の継続について考えるなら、より多くの社会資源やプログラムと接する機会があることは有用です。発達障害の症状に対する薬物療法が二次的に依存症の症状を和らげることもあります。依存症の自助グループに通い自身の居場所を認めることで、発達障害による自己肯定感の低下などが緩和されることもみられるでしょう。

いずれにしても、発達障害には依存症の合併を、依存症は発達障害の合併を考えて治療や援助を進めていくことが何よりも重要です。

依存症と重複しやすい発達障害-依存症対策全国センター

まとめると、発達障害の方は、社会のなかでとくに生きづらさを感じています。

その生きづらさを一時的にでも忘れさせてくれるのがパチンコ・スロットで、日常生活にギャンブルが必要になってしまいます。

またADHDの方は、その「衝動性」が、足をパチンコ店に向かわせてしまうひとつの原因にもなっているようです。

イブスター店長

パチンコはハンドルを握るだけ、スロットはレバーを叩いてボタンを押すだけ、という、誰でも簡単に遊べるシンプルなゲーム性も取っつきやすいところだな

そして治療に関しては、同時に進めていくのがいいと、この記事には書かれていました。

発達障害は、病院などで治療していくこと。

それと同時に、GAなどの自助グループに通って、ギャンブル依存症問題の解決も目指していきます。

ちなみに私は、発達障害があってもなくても、つぎのような人はギャンブル依存症になりやすいように思います。

  • 社会に馴染めない、生きづらさを感じている
  • 現実世界には自分の居場所はないと感じる
  • パチンコ店がいちばん落ち着ける居場所だと感じる

社会での生きづらさは、できれば、そう感じない仕事を見つけていくのがいいと思います。

ミナト

私は転職して、いまは比較的ラクな仕事をしています。フリーターですが、生きづらさは感じない生活を送れています。仕事はこれでいいかなと思っていますよ

もちろん、家庭があったりなど、自分の意思だけではむずかしい場合もあるでしょう。

でも、もしそれができそうなら、仕事を変えるなどして、「生きる場所を変える」のはひとつの選択になると思います。

自分の居場所に関しても、やはり作っていくべきだと思います。

友人・恋人などがいなくても、私たちには開かれた「GA」という自助グループがあります。

おなじ問題をかかえた仲間がいて、気軽に話もできたりと、新しい居場所にもきっとなるはずです。

いずれにしても、ギャンブル依存症問題は、いまの生活を変えないことには解決しません。

生活を変えるには、行動に移すことです。

パチンコは「もうやめよう!」でやめられるものではないので、自分を変えていくのが必要になると思いますよ。

今回のまとめ

  • 発達障害があると社会での生きづらさはとくに感じるようになる
  • それを忘れさせてくれるのがギャンブルで、なので依存してしまいやすい
  • 発達障害もギャンブル依存症も同時に治療していくのがいいそう

発達障害がある状態だと、社会での生きづらさをより強く感じるなど、ギャンブルに依存しやすくなるのはあると思います。

ただ、ギャンブル依存症に関しては、発達障害がある状態でも、基本的にすることは変わらないのではないかと思います。

ミナト

専門機関の話を加味しても、やはりつぎのことが問題解決の基本になってくるかと思います

  • パチンコ以外に楽しめることを見つけること
  • 自分の居場所を見つけること(自助グループも活用する)

正直、パチンコをやめて「無趣味」で生きていくのはムリがあります。

  • おいしいご飯を食べる(行きたいお店・食べたいものをリスト化して消化していく)
  • アニメやゲームに移行する(パチンコ・スロットの演出が好きならハマれるかも?)

とか、日常的にできて、かつ飽きない楽しみを見つけていくのがいいと思います。

また自助グループへの参加は、ギャンブル依存症問題の解決においてもっとも有効ともいわれます。

ここは、行ったことがないなら、ためしに1回でも行ってみたほうがいいと思います。

イブスター店長

GAに行ってみれば、その日から自分のなかで何かは変わるはずだ

そのように、なんでも行動に移して、それまでの「ギャンブル依存症の自分」を変えていくのがなによりも大事なことかなと私は思いますよ。

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