パチンコが趣味の人べつにそんなに負けてないし、適度に遊べているので、パチンコはいい趣味になっています
そんな人にいちど考えてみてもらいたいことがあります。
パチンコ・スロットで遊んで「大切な思い出」はつくれていますか？
- パチンコは面白いけれど大切な思い出にはなりにくい → だったらほかの趣味で遊んでいたほうが人生はもっと楽しくなるのでは？
ミナト人それぞれ考え方はあると思うのですが、私は人生の幸福度を左右するのは、「大切な思い出づくり」だと思います
パチンコ・スロットは、その思い出が、まったくといっていいほどできないものだと感じます。
それなら、そんなことを趣味にしていて意味はあるのか？ というのがこの記事で考えていく内容です。
イブスター店長趣味は人それぞれだから、何にお金・時間を使ってもいいと思うんだ
じっさい、パチンコはめちゃくちゃ面白いです。
でも、いちどくらいは、つぎのことを考えてみてもいいのではないでしょうか。
パチンコは思い出づくりになっていますか？ 人生にプラスになる時間になっていますか？
ミナト
10代で行った初めてのパチンコで大勝し、パチンコ・スロット漬けの日々へ。借金を重ね、多くを失い、10数年もの間ギャンブルをやめられなくなる。しかし他者の力も借りて依存症を克服。その経験をもとに依存からの脱出方法を発信している。併設店・専門店での従業員経験もあり。>> プロフィール詳細はこちら
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パチンコは趣味としてはかなり面白い
まず大前提として、このことから共有していきましょう。
パチンコ・スロットは、趣味・遊びとしてはめちゃくちゃ面白い部類に入ると思います。
人によっては、生活が破綻するまでのめり込んでしまうほどに、です。
ミナト私はパチンコから始まり、以降はスロットに激ハマりしました
学生時代なんかは、朝イチからパチンコ店に行くのが極上の楽しみでした。
ホールでスキップしてしまうほど、スロットを打つのが楽しくてしかたがなかったからです。
どうしてパチンコは楽しいの？
人の脳は、決まった周期の報酬よりも、ランダムででてくる報酬に強く反応します。
通常時シーン→「おっ小役きた！」→「当たった！！」
スロットなら小役を引いた演出だけでもドキドキできます。
当たったらもっとうれしいですし、なにもないときも、なにかが起こるのを期待してつねにワクワクしていられます。
このようにパチンコ・スロットは、1回転ごとに延々と胸をときめかせられるから楽しいと感じるわけです。
私の場合、常習的なギャンブルは最低でも10年以上はやっていました。
その後いろいろとあって、スロットは封印せざるをえなくなったのですが、
それでも、たまに行ってしまったときなんかは、高揚感は以下のように桁違い（！）
- まるで小学校の遠足のように、前日の夜から感じるワクワク感
- 開店から閉店までメシも食わずにぶっ続けでも、まだ打ちたりないと思うほど楽しい
イブスター店長ふつうの趣味なら、ここまでぶっ飛んで楽しいと感じるものはあまりないだろう
年イチで行ける旅行とかならまだわかります。
でもパチンコ・スロットは、このような高揚感が週2とかで、しかも手軽に毎回得られるわけです。
趣味としては、最上位のレベルで楽しい遊びなのではないでしょうか。
ただ、それをふまえたうえで、考えてみてもらいたいのです。
これまでパチンコ・スロットを打ってきて、なにか大切な思い出はできましたか？
パチンコは大切な思い出にならない
ここまでのとおり、パチンコは面白い遊びです。
しかしやっていても、大切な思い出にのこることはほとんどないのではないかと思います。
ミナト私はいちおうスロット4号機から打っていました
- この台はめちゃくちゃ面白かったなあ
- この時代は懐かしいなあ
とか、そういう思い出はたしかにあります。
でもそうやって昔のことを懐かしんでも、それで幸せな気分になることってないんですよね。
ようは、パチンコは記憶にはのこっても、大切な思い出にはならないのではないか、と思うわけです。
たとえば私は、パチンコをやめたあとで読書や旅行などの趣味に目覚めました。
とくに旅行は、現地で撮ってきた写真などを見返すと、
「楽しかったなあ。この日はこういうことがあったんだよなあ」
と、幸せな気持ちになれます。
これはきっと、5年後、10年後に見返してもそうでしょう。
旅の記録・記憶はいつまでたっても色あせず、思い出すたびに幸せな気分にさせてくれます。
イブスター店長一方で、パチンコの場合はどうだろうか？
その台が面白かった記憶はありますが、それ以上のことはないかもしれません。
だって、そりゃそうだという話でもありますよね。
やっていたのは遊戯台の前に座って、ひたすらレバーとボタンを押していただけなんですから。
ストーリーがあるとすれば、「負けていて→引きを発揮して→上乗せして勝てた」というくらい。
引き次第ではドラマチックな展開もありますが、それが大事で大切な思い出になることはなかったなあと。
では、その「大切な思い出をつくる」ことにはなんの意味があるのか？
私は思い出をたくさんつくることで、人生の幸福度を上げていけるのではないかと考えています。
思い出は人生の幸福度を左右する
思い出したときに、幸せな気分になれる
そういう大切な思い出は、人生の幸福度を左右すると思います。
ミナト単純に幸せな経験をたくさん積み重ねているわけですし、これからももっと楽しいことをしたい、となるからです
そして最後は、「いい人生だった！」と、大切な思い出とともに笑って死んでいけるのではないかと思うのです。
じっさい、終末期医療の専門家も、
という本のなかで、思い出が人生を悔いのないものにした話を紹介しています。
人生をやり切った人は、いまわの際でも「もう思いのこすことはない！」と胸を張っていたと。
楽しかった思い出や幸せな思い出がたくさんあるからこその、「わが生涯に一片の悔いなし！」です。
だからこそ、人生は大切な思い出をつくることが大事だと私は思うわけです。
イブスター店長パチンコは趣味として楽しいし、気軽に遊べてスリルも味わえるよな
しかしあとになって考えてみると、これといった思い出にはなっていません。
ただ時間とお金を消費していただけに思えてきます。
それなら、もっとなにか、記憶にのこるようなことをしていたほうがいいのではないでしょうか？
たとえば読書なら気軽に始められます。
どこかでおなじジャンルの本好きと出会ったとき、読んできた本のことを話せるのは楽しい経験になりますよ。
ミナト旅行もおなじで、現地での体験だけでなく、おなじ旅行好きと会ったときには盛り上がれます
ふつうの趣味は、そのように人と人とのつながりや時間をつくって、そこでも人生の幸福度を上げてくれるものなのです。
パチンコ・スロットは、ひとりで淡々と打ちつづけているだけです。
SNSなどで勝ち報告をすることもできますが、それも心から祝福してくれる人はいないのではないでしょうか？
パチンコユーザーは、基本的に、人が勝っているのをよく思わないからです。
- おそらく今後も、大切な思い出にはならないパチンコを打ちつづけるか？
- それとも、ほんとうに幸せな気持ちになれる趣味・遊びをべつで見つけていくか？
どっちのほうがいいですか。
後者の「パチンコではない趣味・遊び」のほうがいいのではないでしょうか？
「でも仕事が忙しい」問題を解決しよう
ここまでの話をまとめると、以下のとおりです。
- パチンコは楽しいが、大切な思い出にはならない
- 大切な思い出は人生の幸福度を上げてくれる
- それなら思い出づくりになる趣味をしていたほうがいいのでは？
ただ、私もわかるのですが、だからといってそう簡単にほかの趣味に……はむずかしいです。
とくに旅行なんかは、仕事が忙しいと休みがとれずに行けません。
結果、手軽にできて楽しいパチンコ・スロットが趣味になってしまうんですよね。
ミナトでも、仕事はあくまでお金を稼ぐためのものです
やりたいことをすべて犠牲にしてまでするものではないと私は思います。
やりたいことがあるなら、忙しくて仕事が休めない、ではなく、どうにかして忙しい仕事を休む、としたほうがいいですよ。
いくつか例をあげると、つぎのような方法が仕事を休むのに使えるかもしれません。
- 本気をだして事前に仕事を一気におわらせておく（2～3日休めるようにする）
- 場合によっては、休んでいるあいだに仕事をまかせる人をどこかから連れてくる
- ちょっとしたリモートワークですむなら、休み中でも多少の仕事をするのはしかたがないとする
また、どうしても自由な時間をつくれないなら、転職や副業を考えてみるのもいいと思います。
ミナト私は夢や目標を叶えるために、本業の仕事をやめました
もっと早く仕事をやめておけばよかった、はあっても、もっと仕事をやりつづけておけばよかった、はない
という話です。
あくまで仕事は仕事で、遊びや趣味でたくさんの思い出をつくっていくほうが大事だと私は思いますよ。
パチンコ以外の副業まとめ
今回のまとめ
- パチンコ・スロットは趣味としてはかなり面白い
- しかしパチンコは、どれだけやっても大切な思い出にはならない
- 人生の幸福度をあげるために思い出になる遊びをしていこう
パチンコ・スロットは趣味や娯楽としてはかなりの面白さがあります。
しかしどれだけやっても、大切な思い出にはならないものだと感じます。
時間を消費していくだけで、経験や、人と共有できる楽しさなどを蓄積できるものではないと思います。
ミナトそれなら、これまでは「パチンコを趣味として楽しめていた」としても、です
これからはべつの遊びにも目を向けていってみてはどうでしょうか？
人生の幸福度を上げるには、たくさんの大切な思い出をつくっていくことが大事だと（私は）思うからです。
私はいま、パチンコに行かないでも楽しめる生活を送れています。
結局は脳内麻薬みたいなもので、いま思えば、楽しい幻覚を見せられていただけだったのかなあと。
イブスター店長ただ、いきなりパチンコ以外の趣味をつくろうと思っても、多くの人は挫折してしまうと思うんだ
なぜかというと、ある程度パチンコをやっていると、パチンコをやっていたほうが楽しく、ほかのことは全部つまらないと感じてしまうからです。
この問題を解決するには、パチンコはいさぎよくやめること。ほかの趣味に集中することです。
その話は関連記事にも書いてあるので、あわせて確認してみてください。
これまでパチンコばかりで思い出がつくれなかった……と気づいても、落ち込まないでください。
これからいっしょにつくっていけば大丈夫ですよ！
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