パチンコはやればやるだけ負けていくので、このように考えることもあると思います。
パチンコは続けるべきなのか……
「それとも、いっそのこと、もうやめるべきなのか?」
この記事では、そういったことを考えている方に向けて、パチンコはやめるべき理由を解説していきます。
- パチンコはやめるべき10コの理由
- パチンコを続けたさきではいったい何が起こるのか?
パチンコはあくまで遊びなので、純粋に楽しめている人にまで「いますぐやめたほうがいい」という気は私にはありません。
ただ、そうじゃなくて、「やめたいとよく思うのにやめられなくて……」という場合も多いわけですよね?
その場合、パチンコをやっていると、シャレにならない事態になることもすくなくはないと思うのです。
そこで本記事では、
パチンコをやり続けるとどうなるのか?
という話を私の実体験からすることで、パチンコはやめるべき理由を提示していきます。
いまはまだ遊びで楽しめていても、あとで問題になっていくパターンもじつは多いです。
まだやめる気がなくても、いずれはやめたほうがいいものでもあると思うので、どうぞ読みながら考えてみてください。
ミナト
10代で行った初めてのパチンコで大勝し、パチンコ・スロット漬けの日々へ。借金を重ね、多くを失い、10数年もの間ギャンブルをやめられなくなる。しかし他者の力も借りて依存症を克服。その経験をもとに依存からの脱出方法を発信している。併設店・専門店での従業員経験もあり。>> プロフィール詳細はこちら
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パチンコはやめるべき10コの理由
これからお話しする「やめるべき理由」は、
「もともとはパチンコ・パチスロが好きだっただけ」
そんな私に起きた、続けたさきのできごとがベースになっています。
当初はこんなことになるなんて1ミリも思ってもいませんでしたし、もちろん、望んでいた未来でもありませんでした。
ちなみに私は、10年以上パチンコがやめられなかった元重度の依存症なので、
私のように、だれもがひどい状況になるとはかぎりません
ただ、生涯での依存症が疑われる人は推定320万人(2017年/厚労省)とされるなど、けっして人ごとではないはずです。
ですから、この話は「自分にも起こる可能性はじゅうぶんにある」と思って、聞いていただければと思います。
ではさっそく、パチンコはやめるべき10コの理由を見ていきましょう。
1. 金銭感覚がマヒする
パチンコに行きつづけると、金銭感覚がマヒするのは、やめるべき大きな理由でしょう。
ギャンブルとお金は切っては切れない関係にあり、ふだんは以下のように質素倹約な生活をしていても、
- スーパーでの10円、20円を節約する
- 半額シールの総菜を狙う、ビールではなく発泡酒を買う
- 欲しいものがあっても「数千円」くらいするなら買わない
サンドに入れる1万円にはなにも感じなくなっていくからです。
最初は負けたとき、
2万も3万も負けてしまった。このお金があれば……
と、「負けたお金でこんなことができたのに」は毎回考えましたよね?
それもなくなっていきます。
5万円、6万円負けがあたりまえになって、なにも感じなくなっていくのです!
しかも、問題はそれだけではありません
- ATMの手数料は無視(1秒でも早く近くのATMへ)
- 負けたあとは節約する気も失せてさらにお金を使う
- そのくせ、ほかのことに使う1000円・2000円は高く感じる
このように、ギャンブルに関してだけは金銭感覚がバグるなど、わけのわからないことになってしまうんですよね。
これは、パチンコをつづけていれば、だれもがそうなると思います。
3日連続で負けて、10万円とかが消えても、
ハァ……、ないわ~
くらいにしか感じなくなっていくでしょう。
というか、すでにそのように、金銭感覚はマヒしてしまっているのでは?
ほぼ給料の全額を負けても、なんとか生活できるのなら、すぐに立ち直れてしまいます。
しばらく負けを引きずることはあっても、1週間もすれば落ち着くので、ひたすら負けがくり返されるようになるのです。
ちなみにパチンコをやめてから、私はATMで手数料を払うことはなくなりました。1回100円とか200円とかでしたが、いま思えば、1秒でも早くお金をおろそうとしていたのは狂気でしかなかった気がします。
2. 時間がムダになる(人生が止まる)
けっこういきなりだが、クリティカルなやつを見ていこう
パチンコはやめるべき、もしかすると最大の理由
それは、パチンコは時間のムダでしかなく、つづけるだけ人生が停止することになるから。
パチンコをしていたあいだは、自分の人生にとって、まるで意味がなかった期間になってしまうことがあるからです。
私は10代でギャンブルをおぼえて、学生、社会人時代と、十数年間ずっとパチンコをやってきました。
その間、人生でなにをしていたかというと、パチンコ・スロットを打っていただけです。
もちろん仕事はしていましたが、パチンコをするためのお金を稼いでいたようなものでした
そう、私はパチンコをやっていたあいだ、自己実現的な意味では「停止しただけの時間を過ごす」ことになってしまったのです。
ほんとうにやりたかったことは、私にだっていろいろありました。
でも、ほとんどは「お金がない」などの理由でなにもできず、それもあってパチンコ店へ。
しかしさらにお金がなくなるわけで……そんな、意味のないことをひたすらループしていたのです。
その経験があるからこそ、いまこうした話をできている、というのはたしかにあるだろう
ですから、すべてがムダになったわけではないと思っています。
が、そのとき(その年齢のとき)にしかできなかったことは、もう二度とできなくなってしまいました。
パチンコでの後悔は、やめたあとでカバーしていけるものだと思います。
でも、どうにもならないこともあるやっぱりあるわけで、そうなってまでパチンコをつづける意味なんてありはしません。
二度とは戻らない時間。これは、パチンコをやめるべきクリティカルな理由になるでしょう。
3. 借金地獄に陥る
さきほどギャンブルに関して金銭感覚が狂う、という話をしました。
すると、借金にも手を出すようになるわけで、これもやめるべき理由です。
借金をしながらパチンコをするようになると、まさに地獄のような返済生活を強いられるようになるからです。
ひと昔前は、消費者金融の「無人契約機」のCMなんかは、テレビでバンバン流れていました。
パチンコに行きはじめるまえの私は、あれを見てこう思っていました。
だれがこんな取調室みたいなとこ行くんだよ。容疑者かって……
でもふつうに行くわけですよね。しかも、何回も何社もです。
私の場合、はじめて借金をしてから完済するまでには10年以上かかっています。
その間にしていたのは、つぎのようなことです。
- 返済する → また借りてパチンコ、の繰り返しで借金が減らない
- 軍資金はつねに借金で、結局100万円以上の利息を払うことになった
- トータルでは1000万円以上負けても、借金をしてパチンコに行きつづけた
パチンコをつづけていると、こういうことになるのです。
当然ながら、貯金なんてありませんでした。
毎日必死に働いて稼いだ給料は、ほぼ全部パチンコに消えていたので、もはや働く意味もよくわかりませんでした。
朝から朝まで働いて、毎月7万円は返済していましたが、結局また借りるのでまったく減らなかったんですよね
※当時は1日じゅう働いていて、睡眠時間も2~3時間とか、そういう生活でした。正直あの返済生活はもう二度としたくないと思っています……。
ですから、もしすでに借金があるのなら、この問題はすぐに解決するのをおすすめします。
パチンコでの借金がなくなれば、そのぶんお金も使えるようになって、おどろくほどお金に対する不安もなくなりますよ。
借金返済のために働きまくる必要なんてなかった
(当時の私は知りませんでした。まさかここまで働かなくても借金を返せる方法があったなんて……)
いまパチンコでの借金がある方へ、きっと役に立つ話を補足しておきます。
当時の私は合計3社から120万円の借金をしていて、必死に働いて返済を進めていました
ストレスに限界を感じてまたパチンコへ……を何度もくり返し、10年とかそのレベルの時間をかけてようやく完済できました。
でも、そんなに働きまくる必要なんて、じつはなかったんですよね。
自分でつくった借金でも、全額払わなくてよくする方法はあったからです。
……なんだと、くわしく聞こうか
借金を全部払わなくてよくするというのは、利息をカットしてもらう方法です。
貸金業者と交渉することでできるもので、たとえば借金120万円でこれを利用すると、つぎのように返済をラクにできます。
利息カット後
借入 | 金利 | 月返済額 | 返済回数 | 利息合計 |
---|---|---|---|---|
120万円 | 18%→0 | 2.2万円 | 112回→55回 | 126万3969円→0円 |
借金が120万円あっても、毎月の返済は2万円ちょっとでOKに。
返済回数は本来とくらべて半分以下に減り、120万円超えの利息も払わないですむようにできるのです!
借金はほとんど利息しか払えていない状況になると、じつは元本よりも高くつくようになります。
でも、利息ナシなら、びっくりするほどラクに返していけますよね
そう、パチンコでの借金があっても、そこまで働かずに余裕をもって返せる方法はあるのです。
それはどこでできるんですか?
利息カットの正式名称は任意整理といって、法律の専門家に依頼することでやってもらえます。
どこに相談すればいいかをふくめた詳しいことは、すべて任意整理の解説記事に書いてあるので、見てみてください。
利息カットを利用すると、「一時的に借金ができなくなる」とか、たしかにペナルティのようなものもあるんだ
けれども借金をできなくなれば、パチンコに行かないですむ(=確実に完済まで進む)ので、もはやそれもメリットになりますよ。
ツラい返済生活を経験してきたからこそ、ラクにできるならそうしたほうがいいと私は思います。
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知ることに損はないですし、むしろ知る機会を逃してしまうのが損になってしまいます
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4. 生活がパチンコに支配される
これは「初期のころ」からでる症状で、生活がパチンコに支配されるのもやめるべき理由でしょう。
つぎのことがエンドレスでループするようになり、
- 休日はパチンコに行く予定を入れる
- 平日はパチンコ動画・解析サイト・データサイトを見て情報収集
- 当日は朝イチからで、帰宅後はスマホを片手に「酒・晩飯」でその日の振り返り
つねにパチンコのことしか考えられなくなるからです。
翌日も休日だったら、また「朝イチ~閉店」だな
やらなければならないことがあっても、パチンコのことが頭から離れません。
パチンコに行きたくてしかたがなくなり、つぎの休みが待ち遠しくなります。
その結果、どうなってしまうかというと……、
「パチンコができればそれでいい(パチンコが人生のすべて)」になってしまうのです。
最優先がパチンコになり、それ以外はすべてパチンコ以下。
- パチンコをするために働く
- パチンコ以外の予定は入れない
- パチンコに行くのを邪魔するヤツは排除
こういうレベルでパチンコの優先度が上がっていきます。
でも、好きなことをやっているだけだから……
と、思いたくもなりますが、この生活を送っている時間は、やっぱり基本的には「無」です。
なにかを積み上げているわけでもなく、無意味なものに人生のすべてをささげているだけ(=パチンコをやっていてもいいことはない)
となると、犠牲にするものと見合わないですよね? だからパチンコは早いうちにやめたほうがいいのです。
そんでもって、新たな危機も出てくるわけだ
そう、この問題は、これだけですむ話ではありません。
派生する危機もあるので、それらも見ていきましょう。
5. 学業・職業の機会を失う
生活の支配による新たな危機とはなにか?
まず問題となるのが、パチンコのせいで「学業・職業」の機会を失うようになることです。
私の場合、MAXでパチンコに行っていたのは学生のころで、週5~6は行っていました。
パチンコ店でアルバイトをしていたときは、週7でパチンコ店にいました。
バイト+プライベートで、加えて夜中は雀荘にも行っていたそうだ
で、こうなると、まともに勉強なんてできなくなりますよね?
ですから、当然のように大学は中退し、そこからはほぼずっとフリーター(非正規雇用)です。
- 授業をサボってパチンコは毎日だった
- 仕事をサボってパチンコ店に行くこともあった
- 正社員としてどこかの企業で働こうとは考えられなくなった
「仕事をがんばってスキルアップを……」も、途中からは考えなくなりました。
それに、いちどフリーターになると「いまさら感」がでてきて、就職しようという気が失せるようにもなります。
正規の道は閉ざされてしまった、と私は思っています。いまも一般企業に就職できる気はしません
パチンコにのめり込んでいくと、こういう事態になってしまうことがあるのです。
ちなみに、正規・非正規の生涯賃金の差は「2憶円」にもなるのだとか。
考え方によっては、パチンコに行きつづけることで、2憶円もの大金を失うということですよね。
いま仕事があっても、パチンコへののめり込みが原因でクビになることもあります。これもよく聞く話です。
6. パチンコ以外に興味がなくなる
生活が支配されることで、パチンコ以外への興味がなくなるのも大きな問題です。
パチンコに行くまえは、つぎのようなことに興味があったりしませんでしたか?
- 映画を見るのが好きだった
- 本を読むのが好きだった
- 国内、海外への旅行に興味があった
でも悲しいかな、パチンコをつづけていると、こういった興味関心がなくなっていくのです。
なぜかというと、脳が変化することで、パチンコ以外はつまらない(=パチンコだけが楽しい)と感じるようになっていくから。
「興味関心がギャンブルに集中する」というのは研究でも明らかになっていて、私もそうでした
パチンコ以外はつまらないと感じることで、「パチンコが人生のすべて」はより強くなっていきます。
パチンコができれば、それだけでよくなっていって……
だから、パチンコから抜け出せなくなる。
そうして、ギャンブルへの依存が進行していくのです。
ちなみにこの問題は、新しい趣味をつくることでも解決できます。
パチンコ以外に趣味がない場合は、以下の関連記事を参考に、「これだ!」というものを見つけてみてください。
パチンコ以外の趣味まとめ
7. やる気がなくなる・イライラする
生活の支配から話を進ませましょう
パチンコをつづけているとやる気がなくなるのも、やめるべき理由のひとつです。
どのようにしてやる気がなくなるかというと、つぎのとおりです。
- お金を稼ごう、がなくなる
- 仕事をがんばろう、がなくなる
- 自分の人生をなんとかしよう、がなくなる
これは、パチンコに行かない方がいい理由でも解説してありますが、勝っても負けてもそうなると感じます。
勝てばあぶく銭、負ければサイアクな気分と、パチンコはどう転んでも「気力が失せる」から。
さらにいうと、負けなどによるイライラによっても、日常的なやる気ダウンはまぬがれません。
と、いうことは……?
パチンコをつづけていると、「無気力な人」になってしまう、ということですよね。
依存が進行すれば、勝っても負けてもどうでもよくなっていきます。
そうなってしまえば、もう生活はめちゃくちゃ。
パチンコを打てればいい → 負けまくる → 借金 → やる気がなくなる → イライラする → 打ちに行こう → 負け
ここでも、こういった負のループが起きてしまうのは必至となるでしょう。
「抜け殻」になってしまうのは、時間の問題です
8. パチンコで性格が悪くなる
パチンコはやめるべきなのは、パチンコをしていると性格が悪くなってしまうからです。
しかもこれは、他者をも巻き込む大問題です。
なにが問題になるのかというと……、
いわゆる「パチンカス的行動」をとるようになることで、以下のようなものがあげられます。
- 人に嘘をつく
- 人のお金を勝手に使う
- 恋人・家族に八つ当たりをする
ほかにもありますが、そういったカス的行為を私は全部やりました。
それまでは、そんなことはなかったのに、パチンコをするようになってから行動が変化してしまったのです!
これは……パチンコの持つおそろしさだと思います
パチンコをやりはじめて、依存がある程度進行すると、なんと性格が変わってしまうのです。
自分でいうのもあれですが、
もともと性格が悪かった、ではなく、パチンコのせいで性格が悪くなる(おかしくなる)
だと思います。
ギャンブル依存症は精神的な病気で脳が変化します。ですから、それによって考え方が変わってしまっても、なんらおかしいことはないように感じます。
人によってはつぎのように、いくところまでいってしまいます。
- 家族・恋人に暴力をふるうようになる
- 犯罪にまで手を染めてしまうこともある
私も「パチンコ店で置き引きでもしてやろうか」は考えたこともあるなど、何歩か手前まではいっていました。
取り返しのつかないことになってからでは遅いです
ニュースで実名報道なんてされたくないですよね?
これも、だれにでも可能性はある話なので、注意したほうがいいでしょう。
9. 孤独になる(人が離れていく)
パチンコをやりつづけることで、大切な人が(自分から)離れていきます。
友人、恋人、家族や子ども
こういった人たちが、周りからどんどんいなくなっていくから、パチンコはやめるべきなのです。
たしかに最初は、みんな心配して声をかけてくれます。
- 学校に来なくてだいじょうぶか?
- たまにはパチンコ以外のデートもしたいな
- 子どももあなたと遊びたがってるから、早く帰ってきて
「パチンコなんてもうやめなよ、やめてよ」と、まだ私たちと向き合ってくれます。
でも、そんな声は届かないわけですよね
パチンコをしていると、自分にとっていちばん大事なのがパチンコになってしまうから。
友人はもう連絡をしてくれなくなります。
恋人は愛想をつかして、別れを切りだしてもくるでしょう。
奥さんは、子どもを連れて、実家に帰ってしまってもおかしくはありません。
なぜかというとだな……、
- パチンコばかりしている人間に、人はそこまで情けをかけてくれないから
- こいつはもうダメだと思ったら、普通の人は「見放すしかない」となってしまうから
当事者でない人には、パチンコ依存なんてものは理解できないので、そうなってしまうのが「普通」だからです。
パチンコが原因で(恋人と)別れた経験は私にもありますし、
- パチンコのせいで離婚することになってしまった
- 当時の爆弾(夫のパチンコ狂い)をかかえて、いつ離婚してもおかしくない、不安定な夫婦関係にある
そんな人たちがいることも私は知っています。
これホントに、人ごとじゃないんですよ
そういった「大切な人が離れていく」可能性は、パチンコをつづければ、つづけるだけ増えていくと思います。
パチンコはやるだけで多くのものを失う危険性がありますが、それらは、失ってからでは遅いものばかりです。
このことも、取りかえしがつかなくなるまえに、知っておいてほしいと思っています。
10. パチンコがやめたくてもやめられなくなる
パチンコをやめるべきなのは、依存が進行すると、パチンコがやめられなくなるから。
ギャンブルに依存すると、自分の力だけではどうにもならないことにもなってしまうからです。
どれくらいやめられないかというと、重症なら、まず「意志の力」だけでは絶対にムリ。
つぎのような、人に助けてもらう方法を駆使しなければ、パチンコ地獄から抜け出せなくなります。
- パチンコ店を出禁になる(プログラム利用で可能)
- 相談機関に電話する、自助グループに通う
- 病院に行く(成功率は3か月で約40%とも)
病院の治療を受けても3か月の断パチ成功率が約40%だそうなので、どれだけやめるのがむずかしいかは、いうまでもないですよね。
私も、最後は人に助けてもらいました
それくらいしないと、ほんとうに自力だけではやめられなかったからです。
パチンコはやればやるだけ、依存症状は進行していきます。
もちろん、すべての人が依存症になるわけではないですが、多かれ少なかれ症状はでることでしょう。
そしてその症状を放っておけば、いつのまにか、私のようなことになってしまうものでもあるのです。
ちなみに、治療もなにもなしで(断ギャンブルを)3か月継続できたのは、約2%だったというデータがあります。
50人に1人だな
依存症になってしまえば、50人中49人は(なにもしなければ)3か月以内に失敗する、という話です。
(参考:厚生労働省保険局医療課-令和2年度診療報酬改定の概要〔pdf〕)
パチンコはやるのは簡単ですが、やめるのは、状況によってはかなりむずかしくなります。
だからやめるべきタイミングは、そうなるまえのいまなのです。
すでにやめられない状況になっているなら、どうぞ、このあとの「まとめ」から対策に進んでください。
(※パチンコ依存を人に助けてもらう方法は以下の記事でまとめてあります。こちらもあわせてチェックしてみてください)
今回のまとめ
- パチンコは続けていると依存症になることがある
- 症状が進行すると多くの問題が発生するようになる
- 重症と化してしまえばやめようと思ってもやめられなくなる
パチンコをやめるべき理由は以上です。
すでにそうなっていることも結構あったのではないでしょうか?
もしそうなら、そのままつづけていれば、私のような問題が起きていくと思います。
ですから、すこしでも「これはヤバいな」と感じたなら、個人的にはやめるのをおすすめします。
やめるべき? というか、やめるべし!
という話だな
これまでのとおりで、パチンコ依存は、進行してからでは手遅れになってしまいます。
そして手遅れになってしまえば、問題を解決できたとしても、もう元にはもどらないことが多すぎます。
なので、ここで食い止めるためにも、いまからやめるための行動を起こしていったほうがいいです
すでに失ってしまったとしても、いまから動けば、それ以上に失わずにすみます。
元にもどらないものがあったとしても、これから、新しく取り返していくことはできるのです。
- 50人中の1人になれる方法はある。2%の確率を大幅に上げる方法もある!
そんなわけですから、
パチンコはやめるべきだ!
の答えがでたなら、まずは以下の記事を参考に、やめる目的の達成をめざしていってください。
10年以上やめられなかった私でもできたので、行動さえすれば、きっとパチンコはやめられますよ。
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