パチンコはもう辞めたいのに、やめられなくて困っているんです……
パチンコ・スロットなどのギャンブルは、自分の意志ではやめられなくなってしまうことは多いです。
しかも女性の場合、相談できる場所が限られているので、ひとりでかかえ込んでしまいがちです。
そこでこの記事では、パチンコを辞めたい女性に限定し、やめられない問題を解決する方法を提案していきます。
- 女性はギャンブル依存症を相談できる場所がすくない
- そんななかでも依存症問題を解決していける7つの方法
ギャンブル依存症問題は、男性ですら、だれにも相談できずにひとりでかかえ込んでしまうものです
ですから女性の場合、
相談できる場所がない、家族や旦那には絶対にいえない
など、男性以上に自分ひとりでかかえこんでしまうことは多いと思います。
しかし、そんなときでも、安心してほしい!
相談できる場所はたしかにありますし、ギャンブル問題を解決していく方法もあるからです。
この記事を読んでもらえれば、今日からなにをすればいいかがわかるようになります。
「もう疲れた、できることなら行きたくない」
そんな苦しさを感じながらもパチンコに行ってしまう生活は、今日でもうおわりにしましょう。
ここで書かれている話を吸収し、ぜひ実践へとつなげていってもらえればと思います。
ミナト
10代で行った初めてのパチンコで大勝し、パチンコ・スロット漬けの日々へ。借金を重ね、多くを失い、10数年もの間ギャンブルをやめられなくなる。しかし他者の力も借りて依存症を克服。その経験をもとに依存からの脱出方法を発信している。併設店・専門店での従業員経験もあり。>> プロフィール詳細はこちら
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パチンコがやめられない女性のツラさ
まずは、パチンコがやめられない女性のツラさから共有していきます。
パチンコ・スロット……というかギャンブルは、やるのは男性のほうが圧倒的に多いです
これは、
- 生物的な話で「男性は女性よりもスリルを求めやすいものだから」
という、男女の生理的なちがいもあるようです。
いずれにしても、パチンコ店にくるお客さんは男性のほうが多いです。
それで、男性が多い状況だから、女性は変に目立ってしまうのがまずツラいと思うんだよな
パチンコ店にいるだけでまわりの男性からチラチラ見られたり……と、居心地がわるかったりもするわけですよね。
それでもパチンコをやめられないので、きまりがわるくても行かなければなりません。
またパチンコ店には、正直変な人もけっこう多いです。
- 毎ゲームレバー&ボタン強打
- イライラしながら台パン連打
- 何かあるたびに人の台をチラ見
- ぶつくさ独り言をいいつづける男性
など、絶対に関わり合いになりたくないような人もなかにはいます。
男性の私ですら、ヤバそうな人が隣にいるときは、「頼むから絡んでくるなよ」と祈るレベルです
で、そういうヤバい人もいるなかでパチ屋にいると、
自分までそのレベルの人間になってしまっている
ことにも絶望するわけです。
そして女性の場合、そういうわけのわからない人に絡まれる率も上がります。
パチンコ店にかぎらず、男性が女性に声をかけることはよくあります。
お友達としておしゃべりするくらいなら、それはべつにいいと思うんだ
しかしパチンコ店の場合、声をかけてくるのは変な人しかいなかったりもするわけです。
男性が男性に声をかけることはあまりないですが、その逆は比較的ある。
じつは気持ち悪い思いをした……なんて経験も、これまでにあったのではないでしょうか?
ようは、パチンコがやめられない女性の場合、
- 変に目立ってしまうのでそもそも居心地がわるい
- わけのわからない人に絡まれることもあるなどしんどい
というように、女性だからこそのツラさもあるのではないかと私は思います。
女性は相談しやすい場所が多いとはいえない
またこのあとで見ていきますが、女性の場合、気軽に相談できる場所が多いとはいえません。
したがって、必然的に自分ひとりでかかえ込んでしまう率が上がってしまうのもツラいところです。
さきのとおりで、ギャンブルをするのは男性のほうが多いです
ということは、ギャンブルに依存してしまうのも男性のほうが多いわけです。
自助グループなどを利用したくても、参加者は男性ばかりとなると、なかなかそこに入っていく気にはなれないでしょう。
厚労省によると、ギャンブル依存症者の男女比は「9対1」とするものもあります。
「ギャンブル等依存が疑われる者」の割合を、成人の 0.8%(95%信頼区間:0.5~1.1%)と推計(平均年齢は 46.5 歳、男女比 9.7:1)した。
ギャンブル等依存症対策推進基本計画について(pdf)
女性がギャンブルをしているという後ろめたさも感じているかもしれません。
友達にも相談しづらいですし、「ギャンブルをしている女」のように思われたくないのもあると思います。
だから、自分だけの秘密にもしておきたくなる。
それから主婦の方は、家のお金を使ってしまった……とか、ホントにだれにもいえないことも多いと思うんだよな
負けたお金の出どころによっては、やっぱり人に相談しづらくなってしまいます。
男性はギャンブルをする人が多い前提があるので人にも相談しやすいです。
しかし女性の場合、世間体というか、そういうのもあるので人にいいにくいのではないかと。
そして人に相談できないからこそ、ギャンブル依存症問題は長引いていってしまうと思うのです。
パチンコを辞めたい女性に提案する7つの方法
パチンコ・スロットなどのギャンブルに依存してしまう問題は、女性特有のツラさがあると思います。
しかしそんななかでも、ギャンブル依存症問題を解決していける方法はあると思うんだ
そこでここでは、本題の、パチンコを辞めたい女性に提案する7つの方法を見ていきます。
ここで見ていく方法は、以下のとおりです
- 女性オペレーターも多い電話相談窓口で相談する
- 女性が代表を務める団体のオンラインミーティングに参加する
- 女性専用の自助グループの会合に参加する
- 意を決して親・彼氏・旦那に相談する
- 美容関係のサービスを予約して時間をつぶす
- SNSやブログで情報を発信または交流する
- 当ブログオンラインサロンの女性限定掲示板で意見交換をする
それぞれくわしく補足していくので、どうぞ順番にごらんください。
1. 女性オペレーターも多い電話相談窓口で相談する
パチンコ・スロットをやめる方法に、電話相談窓口を利用するものがあります。
なかでも女性オペレーターも多いと思われるところがあるので、こちらから確認していきましょう。
パチンコ店のトイレに「ピンク色のポスター」が貼ってあるのを見たことはないでしょうか?
あのポスターにのっているのが相談窓口で、名前をRSN(リカバリーサポートネットワーク)といいます。
RSNは、パチンコ・パチスロ依存問題の解決を目的につくられた非営利の相談機関です。
私も2回は電話をかけたことがあって、そのうち1回は女性オペレーターでした。
オペレーターの男女比は不明ですが、コールセンターは女性が多い職場でもあるので、RSNも女性オペレーターは多いと私は思っています。
相談にのってくれる相手が女性なら、相談もしやすいだろう
オペレーターが男性で、どうしても女性がよければ、後日またかけ直してみてはどうでしょうか?
自分がかかえる問題を人に話すうちに気づくことがあって、それが問題解決の糸口になることはあります。
気軽に相談できるところなので、まずは電話相談を利用してみるのがおすすめです。
電話番号:050-3541-6420
対応時間:月~金 10:00~22:00(祝日除く、受付は21:30まで)
料金:無料(通話料のみ自己負担)|HP:http://rsn-sakura.jp/
2. 女性が代表の団体のオンラインミーティングに参加する
女性が代表を務める団体に「ギャンブル依存症問題を考える会」というものがあります。
ここが開催しているオンラインミーティングに参加する方法です。
飲食店とか、普通のお店とか、女性がやっているお店には女性のお客さんが多くきますよね
これは、おなじ女性がいると安心するからだと思います。
それなら、「考える会」のミーティングに参加する人も、女性比率は高くなるのではないかと。
「考える会」では、毎週日曜日にZOOMでオンラインミーティングを開催しています。
参加費や予約の必要はなく利用できます。
LINEで支援もおこなっているので、こちらの利用も考えてみてください。
3. 女性限定の自助グループの会合に参加する
ギャンブル依存症問題の解決を目的とした自助グループに、GA(ギャンブラーズ・アノニマス)があります。
これの女性限定ミーティングに参加する方法です。
GAでは「ミーティング」といって、依存症の当事者が集まって話し合う活動をしています
ただ、最初のほうで見てきたように、一般のミーティングは男性比率が高いです。
参加者は全員男性、というのもめずらしいことではありません。
そこに女性がひとりで参加するのは、正直いって難易度はめちゃくちゃ高いと思います。
そこで、女性ひとりでも参加しやすいように、GAでは「女性限定ミーティング」もやっているんだ
以下のように、開催スケジュールに
- 女性ミーティング(女性会場)、女性クローズド
と書かれているのが、女性限定のミーティングです。
参考画像
(出典:GA公式サイト)
GAのくわしい使い方は、以下の記事で解説してあるので、そちらを参考にしてください。
場所はかぎられますが、女性限定ミーティングならかなり参加しやすいと思いますし、多少遠出するのも全然ありですよ。
GAの使い方はこちら
4. 意を決して親・彼氏・旦那に相談する
意を決して「親・彼氏・旦那さん」に相談する方法です。
とくに主婦の方は、これでうまくいったパターンもよく耳にするのでオススメです。
ギャンブル依存症問題は、近しい人ですら相談しにくいものだと思うんだ
いっても理解してもらえないことが多く、「自分に甘いだけだ」とか、精神論で片づけられてしまうことも多いからです。
それで、そういうなかでまずいのが、「家のお金を使ったりこっそり借金をしていたりする」場合です
- 夫婦の貯金からお金を使ってパチンコ
- 旦那の稼ぎからバレないようにお金を抜いてスロット
- 消費者金融などでこっそり借金をしてギャンブル
この場合、行きつく果ては「資金切れからのヤミ金などのたぐい」です。
使えるお金がなくなっても依存症状があれば、限界を超えてパチ屋に行こうとしてしまうでしょう。
ですから、そうなるまえに、すべてを白状して精算したほうがいいと私は思います。
お金の問題もある場合、真剣に話をすれば、おそらくご両親は助けてくれるはずです。
彼氏が原因でパチ屋に行きはじめたのなら、彼氏にも責任があるってもんだから、協力はしてくれるだろう
旦那さんからはあきれられてしまうかもしれませんが、ヤミ金などに手をだすよりはるかにマシです。
心を入れ替えてみごと断ギャンブルとなれば、いずれはゆるしてくれるでしょう。
お金の問題もからんでいるなら、すべてを白状し、ギャンブル問題解決に協力してくれるよう相談したほうがいいと思います。
もっとも、お金(借金)のことだけは絶対にいえない……ということもあるとは思います
その場合、家族にバレないように返済していく手段もあるので安心してください。
借金問題を内密に解決したいときはそれも可能です。
くわしいことは以下の記事にすべて書いてあるので、こちらも参考にしてくだい。
5. 美容関係のサービスを予約しまくる
美容関係のサービスを予約しまくる方法です。
禁パチ・禁スロのスタートダッシュを切るには、これも有効だと思います。
これ(↓)は大事なことなので知っておいてほしいのですが、
パチンコがやめられなくて苦しいのは、なにも一生つづくわけではありません。
個人差はあると思いますが、いちばん苦しいのは最初の2週間~1か月くらいです。
そこを超えられれば、パチンコに行きたい欲は弱まって、そこまでがんばる必要もなく断ギャンブルを継続させれるようになります。
でもって、その最初の期間の「朝からまる一日自由な休日」がやばいわけだよな
1日じゅう時間があって予定もないとなると、ついついパチンコに行ってしまいます。
すると、行きたくて苦しい期間が(パチンコのSTのように)その日で再セットされてしまい、それでズルズルやめられなくなってしまうのです。
そこで、禁パチ・禁スロを誓うと同時に、美容関係のサービスを今後の休日に入れまくります。
- 美容院(カット、カラー、パーマ)
- ネイルサロン
- エステ、整体、マッサージ
など、行きたくてもガマンしていたようなものがあるなら、どんどん予約を入れていきましょう。
予約することでその日は行けなくなり、行けない日が積み重なっていくことで、最終的にはパチンコはやめられるからです。
午後に予定を入れたほうがいいと個人的には感じます
午前中に予定を入れて、午後はフリーで危険だと感じなるなら、午後を埋めてしまうことです。
予約をキャンセルしたくなる気持ちもでてくると思いますが、そこはグッとこらえて、自分磨きを優先するようにしましょう。
お金はたしかにかかりますが、パチンコで負けるより安いと考えたほうがいいです。
「予約という縛り」をつくるのが大事なので、休日の予定はどんどん埋めていくようにしましょう。
6. SNSやブログで情報を発信または交流する
SNSやブログを活用して、情報を発信したり仲間と交流したりする方法です。
ここまでのとおり、ギャンブル依存症問題は、自分ひとりで解決させるのはかなりむずかしいです
どこかで他者の協力を得る必要はあるなど、励まし合える仲間もいたほうがいいです。
それにいまの時代、こうした仲間はネットを介しても見つけられるので、それを活用していきます。
まずはSNSだな
X(旧ツイッター)なんかでは、ギャンブル問題と向き合って日々前進している女性はたくさんいます。
さがせば多くの人とつながれるので、SNSが苦手でなければ利用してみましょう。
また自身がかかえる問題を、ブログやHPで発信していくのも有効です。
パチンコをやめる経過を報告することで日々の力になりますし、読者との交流も生まれます
しかもブログならお金も稼げます。
ブログは収益化もできるので、こちらは副業として運営していくこともできますよ。
ギャンブル以外に自力でお金を稼ぐ方法を見つけるのも大切です。
パチンコ以外で稼ぐまっとうな方法は、以下の記事でまとめてあるので、こちらもあわせてどうぞ。
7. 当ブログのオンラインサロンに参加する
当ブログにはオンラインサロン的なものもあります。
ここに参加して、当ブログ読者と交流したり意見交換したりする方法です。
自助グループや団体のミーティングに参加するよりも気軽に利用できると思います。
当ブログのオンラインサロンというのは、「Discord」というチャットツールを利用したものです
場所があるだけで、本格的な活動はまだしていないのですが、これからする予定です。
女性限定の掲示板をつくってほしい
という要望があれば、全然つくるので、参加者は女性だけで会議することもできますよ。
オンラインサロンは、今後に期待してくれ
参加人数も増えていけば、いろんなこともできるようになると思います。
初期メンバーになりたければ、いまがチャンスなので、募集の準備などがととのったらまた追記します。
今回のまとめ
- パチンコがやめられないのは女性のツラさがある
- 女性でも相談・参加できる場所はたしかにある
- 男女兼用の方法とあわせて禁パチ・禁スロを完遂させよう
パチンコがやめられないのは、女性には女性のツラさがあると思います。
しかしそんななかでも、たしかに相談できる場所はあって、「辞めたい」の気持ちは叶えられます。
大事なのは、諦めないことです
パチンコ・スロットは、どうしてもガマンできずに行ってしまい、
「辞めたい → やっぱり無理だった……」
これがループすることで、どうでもよくなって(自暴自棄になって)しまいがちです。
でも、なんとか苦しい期間を突破できれば、すべてがウソのように行きたい気持ちも消え去ります。
その後はギャンブルがなくても楽しめる人生を送れるようになるので、まずは最初の1か月に全力をだしてみてください。
この記事でもおそらくあったと思いますが、やれていないことはきっとまだあるはずです。
それから、禁パチ・禁スロ方法なら、男女兼用でもっと多くの方法があるぞ
そういったべつの方法と併用していくことでも、ギャンブルはやめていけると思います。
パチンコは遊びとしてはおもしろいですが、コントロールができないなら今後も無理だと思います。
かぎりある人生の時間をムダにするだけになってしまいますし、浪費した年月は、あとから後悔しても絶対にもどってきません。
ですから、動くのは、失っていくのを最小限に抑えられる「いまこの瞬間」からです
ぜひこの記事や、ほかの記事も参考に・そして実践していただき、本来の人生を取りもどしてほしいと願っています。
自力でパチンコをやめる方法
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