パチンコで負けて、お金がないから、クレジットカードのリボ払いで生活をしのぐ……。
これ、マジでやばいです。
本記事では、パチンコ・スロットで負けてリボ払いで生活することの危うさについてお話しします。
- 「パチンコで負けたから生活費はリボ払い」の危険性
- クレジットカードのリボ払い生活から抜け出す5つの方法

パチンコで負けて生活費をリボ払いにするのは、「気づけば借金地獄」の危険性があります
リボ払いならふつうに生活もできるので、負けても不自由なく好きに使えてしまいます。
ところがそれをしていると、毎月の利用が返済額を超えてしまって、まったく返済ができていない状況になることがあるんですよね。



そんなわけで本文では、リボ払いの危険性を見ていくぞ
あわせて、リボ払い生活から抜け出す方法も紹介します。
クレジットカードのリボ払いでしのぐ生活をしているなら、ぜひチェックしておいてください。


ミナト
10代で行った初めてのパチンコで大勝し、パチンコ・スロット漬けの日々へ。借金を重ね、多くを失い、10数年もの間ギャンブルをやめられなくなる。しかし他者の力も借りて依存症を克服。その経験をもとに依存からの脱出方法を発信している。併設店・専門店での従業員経験もあり。>> プロフィール詳細はこちら
借金があってお困りの方へ
パチンコ・スロットの借金でお困りではないですか?
じつは借金は、それ自体を減らして返済をラクにすることができます。借金の原因がギャンブルでも大丈夫です。
「いまの借金をどれだけ減らせるか知りたい」
そんなときは、無料の法律事務所の相談窓口
利用するのはタダなので使って損はないですし、逆に知らないままにしておくのが損になってしまいます。
- 返しては借りてをくり返している
- 1年以上借金があって完済のめどが立たない
- つらい返済生活をもっとらくにしたい
そんなときは、借金を減らせるかもぜひ聞いてみてください。


「パチンコで負けてリボ払い」の持つ危うさ


パチンコ・スロットで負けてクレジットカードのリボ払いで生活する危うさは、
- 気づけば返済不能。借金は増えるor現状維持で、減らずに利息だけをしぼり取られる
という、無限リボ払い地獄になる可能性にあります。



消費者金融のカードだけしか持っていない場合、負けたときは節約しますよね?
今月はあといくらまでしか使えない。あといくらで生活しないといけない
となったら、好きに買い物などもできなくなるからです。
消費者金融での融資は現金なので、パチンコで負けてお金がないなら、のこったお金でやりくりするしかなくなります。
負けて生活費にも困るレベルなら、給料が入るまでは節約して生活するしかありません。



ところが、クレジットカードを持っている場合だと、どうだろう?
パチンコで負けても、ショッピングのカード決済で好きに買い物はできます。
お金がなくても、いつもどおりの生活はできてしまうのです。
しかもクレジットカードの支払いは、先送りが可能。
リボ払いや分割払いなど、先へ先へと支払いを伸ばせていってしまいます。



パチンコの軍資金でキャッシングも使っているから、その返済も正直キツイんだよなあ……
返済したら生活費なんてなくなる……となれば、ショッピングのリボ払いは使いますよね?
こうして「パチンコで負けてもリボ払いがあるからセーフ」は始まっていってしまうのです。
どんぶり勘定になるのがマズい


パチンコで負けてもリボ払いがあるから……というのは、「どんぶり勘定」とあわさることでも危険度が増していきます。



パチンコで負けたときって、腹いせにお酒とかお菓子とか、いろいろ買ってしまうよな
負けてお金がないはずなのに、いつも以上にお金を使ってしまいます。
そしてこのとき、節約する意識はなく、使ったぶんはあとで払うことになるのも考えられません。
生活費はどんぶり勘定で、今日この日のことしか考えていないからです。
たまたま勝てたときも勝てたときで、いつもどおりにクレジットカードで支払いをします。
「勝てたときくらいはいいか」と、財布のヒモもゆるみ、ここでの支払いぶんもリボ払いにまわっていきます。
となると、どうなるか?
勝っても負けてもリボ払いで、すべての支払いは先送りに。
「勝ったリボ」も「負けたリボ」も、あとで全部自分にのしかかってくるのに、どんぶり勘定のリボ払いは常態化してしまうのです!



そうして生活にいくらかかっているかも、だんだんわからなくなっていくと……
利用額が返済額を超えてしまう危険性


生活費のリボ払いとどんぶり勘定が常態化すると、危険なことが起こるようにもなっていきます。
毎月のリボ払いの返済額よりも、ショッピングの利用額のほうが高くなってしまう事態です。
クレジットカードをフル活用したパチンコ生活なら、当然キャッシングも利用します。
生活費よりもパチンコ・スロットの負けのほうが少ないということは、まあないでしょう。



となると、利用残高は、キャッシングのほうが多くなる傾向にあるのではないでしょうか?
- ショッピング(リボ払い):30万円
- キャッシング:50万円
といったふうにです。
それならキャッシングは厚めに返済し、リボ払いは少なめに返済することになりますよね?
ところが、ここで問題が。
キャッシングの返済でいっぱいいっぱいだと、リボ払いの返済に満足な額をまわせません。
すると返済額が利用額を下回る……
つまり、リボ払いの残高は1円も減っておらず、利息だけをとられ、残高・利息は増えつづけるだけになってしまうことがあるのです。
たとえば、つぎのような状態です。
- リボ残高30万円
- 返済2万円
- 生活費4万円
この場合、2万円+利息が毎月リボ残高に加算されていきます。
しかも利息は、リボ残高が増えるにつれて上がっていくので、リボ払いを長くつづけるほど経済状況は悪化していきます。



この状態が、パチンコ・スロットによるリボ払い地獄だ
リボ払いの残高は減ることはなく、増える一方となり、日が経過するにつれて利息でどんどん苦しくなっていきます。
クレカのリボ払いも借金とおなじ


しかもクレジットカードのリボ払いは、ふつうに借金とおなじです。
年利率は18%など、キャッシングと変わりません。
この金利が、リボ払いの残高ぶん、毎月口座から引かれていくことになります。



忘れてはいけないのは、リボ払いは「さきに利息から支払われる」ということです
30万円のリボ残高があったとしたら、返済額は約4500円の利息にさきにあてられます。
(例)2万円を返済する → 利息4500円が引かれる → 1万5500円がリボ残高にあてられる



そしてさっきも見てきたが、ド級の危険性だ
リボ払いが「残高30万/返済2万」だとして、毎月の利用額が2万円以上なら、借金は増えつづけます。
返済しているのは利息+使った額の一部で、借金は1円も減っていません。
パチンコで負ける、リボ払いでしのぐ、一部だけを返済する……
これを何か月もつづけていると、いずれは返済不能になるときもでてきます。
そして最終的には、利息だけしか払えず、カード会社に延々と利息をしぼり取られる借金地獄。
パチンコで負けてリボ払いをしていると、マジでこういうことになってしまう危険性があるのです。
どうすればリボ払い生活をおわらせられるか?


では、どうすれば、パチンコで負けてのリボ払い生活をおわらせられるのか?
ここでは、クレジットカードのリボ払いが常態化しているときの解決策をお話しします。



リボ払い生活をおわらせる方法は、以下の5つです
- パチンコをやめる
- どんぶり勘定をやめる
- 生活を見直す
- デビットカードに移行する
- 債務整理を利用する
リボ払い・キャッシングでかなりきびしい状況でも、かならず立て直していけるはずです。
それぞれくわしく補足するので、見ていきましょう。
1. パチンコをやめる


これはもう最低条件になってくると思います。
リボ払いやキャッシングの最大の原因になっているパチンコ・スロットをやめることです。
パチンコに行くのをやめれば、キャッシングで遊ぶお金を調達することはなくなります。



暴飲暴食とかでのリボ払いもなくなくなるだろう
確実に生活に余裕はでる、つまり、リボ・キャッシングも現実的に返済していけるわけです。
パチンコをやめるには、
大きくわけるとこの2つがあります。
リンク先の記事で方法をまとめてあるので、くわしくはそちらを確認してください。
スロットをやめる方法も、リンク先の記事でまとめてあります。
パチンコもスロットも、やめるためにすることはいっしょです。
依存症状があるならそれを認め、自分だけでどうにもならないなら、人の助けも借りていくことです。



パチンコが一生やめられないなんてことはありません。かならず手段はあります!
そのためには、じっさいに動くこと、これしかありません。
いままでとはちがう何かをしなければ、パチンコはやめられないので、とにかく動いていくことを大事にしてください。
2. どんぶり勘定をやめる


これまでどんぶり勘定で生活してきたなら、それをやめることです。
生活費にいくらかかっているかを出し、リボ払いにしているなら、最低でも利用額以上に返済するようにしましょう。



どんぶり勘定をやめるには、家計簿をつけるようにすることです
出費をすべて正確につければ、自分が毎月いくらで生活しているかも見えてきます。
家計簿はアプリからDLできるので、さっそく今日から使っていくようにしましょう。
おすすめの家計簿



それから買い物って、じつは「ぜいたく品」が占める割合がかなり多いんだよな
たとえば、ある日の買い物がつぎのものだったとします。
ビール500ml | 280円 |
---|---|
チョコレート | 100円 |
お菓子 | 200円 |
アイス | 150円 |
豆腐 | 100円 |
もやし | 30円 |
焼きそば | 200円 |
計 | 1060円 |
これ、削ろうと思えば「豆腐・もやし・焼きそばの330円」でもいけましたよね?
そう、テキトーにほしいものを買っていると、上の例のように、ほんとうに必要な額の何倍もの買い物をしてしまうようになるのです。
パチンコをしていると、こまごまとした出費はどうでもよく感じてきます。
おまけにクレジットカードは、現金払いより財布のヒモがゆるみやすくなることで知られています。
が、それではダメ……!
家計簿をつけるようになれば、「節約しよう・ムダは省こう」と意識も変わるので、しっかりやるようにしたほうがいいですよ。
3. 生活を見直す


リボ払いやキャッシングの返済がたまっているなら、生活を見直すのも大事です。
ここでの生活の見直しは、「固定費をもっと削れないか?」を意味します。



たとえばその固定費には、なにがあるんだ?
というと、つぎのようなものがあります。
- 家賃
- 光熱費
- スマホ代
- 光回線
- サブスク使用料
光熱費が高いなら、電気・ガス事業者の変更を検討するのも有効です。
スマホ代が高いときは、格安SIMも検討してみてください。
光回線はあれば便利ですが、なければないでもなんとかなる場合も多いです。
サブスクもふくめ、削れるものは解約も考えていきましょう。
ちなみにスマホは、月額968円から使える「楽天モバイル



それから、リボ地獄は私も経験してきたのですが、生活再建のために引っ越したこともあります
引っ越す前 | 引っ越した後 |
---|---|
マンション オートロック2階 1DK 風呂トイレ別 | 木造アパート 1R・1階 ユニットバス 洗濯機外置き |
ランクはガッツリ落ちましたが、
生活苦におちいったとき、生活ランクを下げられない人は再起できない。苦難を乗り越えられない。どん底からはい上がれない……!
と思ったからです。
リボ・キャッシングで生活がかなり危ういなら、最大の固定費「家賃」を削るのも有効です。
お金に余裕がでてきたら、よさげなところにまた引っ越せばいいでしょう。
4. デビットカードに移行する


今後はクレジットカードではなく、デビットカードを使うようにする方法です。
これにより、カードの使いすぎを物理的にふせげるようになります。
デビットカードとはなにかというと、こういうもの(↓)です。
- 利用額が口座から即引き落としされる、リボ払い・キャッシングなしのクレジットカード
使ったぶんは、すぐに銀行口座の残高から引き落とされます。
銀行口座の残高以上に使えることはないので、節約を意識しながらカード決済を使っていけます。



デビットカードには、リボ・キャッシングの機能がないのもいいところだ
「借金が(支払いの先送りも)できない」ということですよね。
これならパチンコ・スロットの軍資金も、借りての調達はできなくなるので安心です。
デビットカードに移行するなら、クレカは返済専用にして、今後の買い物はデビットにします。
そしてリボ・キャッシングを完済できたら、クレジットカードは今後使わないようにする(もしくは解約する)ことです。
デビットカードは大手銀行などが発行していて、年会費無料で使えます。
使い方は以下の記事で解説してあるので、こちらも参考にしてみてください。
デビットカードの使い方
5. 債務整理を利用する


債務整理といって、借金の返済が自力では困難になった人のためにある制度があります。
この債務整理を利用して、借金問題を解決していく方法です。



債務整理を利用すると、どうなるんだ?
基本的には、借金の利息がカットされてゼロになり、元本だけの返済でよくなります。
もちろんこの借金には、クレジットカードのショッピング・リボ払いやキャッシングもふくまれます。
クレジットカードの利用分すべてが利息カットの対象と考えてOKです。



利息をカットできると、返済状況はつぎのように変わります
借入 | 金利 | 月返済額 | 返済回数 | 利息合計 |
---|---|---|---|---|
100万円 | 18%→0 | 2万円 | 92回→50回 | 83万2989円→0円 |
リボ払いやキャッシングをあわせた借金が100万円の場合、月2万円の返済で現実的に完済できます。
元本だけの返済にできれば、
- 利息ありとくらべて返済回数は約半分
- 80万円を超える利息も払わないですむ
と、利息がないだけで、返済状況はそれほどラクになるものだからです。
債務整理を利用すると、利息をカットしたペナルティでしばらくクレジットカードは使えなくなります。
しかしさきほどのデビットカードが使えるのでこれは安心してください。
むしろリボ払いやキャッシングができなくなることで今後は借金をしない、と、この制限は逆にメリットになると思いますよ。
債務整理を利用できるかは、無料の法律事務所の相談窓口



返済をラクにできるかも、タダで教えてくれるぞ
私も聞いたことはありますが、ほんとうに聞くだけ・相談だけも大丈夫です。



じっさいに無料で教えてもらえました。知らないままにしておくのが逆に損ですよ
借金は放っておくと、利息でどんどんお金がなくなっていくので、切羽詰まっているならいますぐに動いていくようにしましょう。
窓口の利用は1分でできます。メールアドレスと電話番号だけ必要になりますが、これはヒアリングを通して詳しい結果を出すためです。もちろん、相談以外で個人情報が使われることはないので安心してください。


今回のまとめ
- パチンコで負けてリボ払いで生活するのはかなり危険
- どんぶり勘定で利用額がふくれ上がり、返済が追いつかなくなる場合があるから
- リボ・キャッシングの返済があるなら、対策を使って生活を立て直そう
パチンコで負けてもクレジットカードがあれば、リボ払いでふつうに生活できてしまいます。



でも、支払いを先延ばしにしてどんぶり勘定をつづけるのは危険です
ショッピング利用分にキャッシングもあわさるなどすれば、返済が追いつかなくなる「リボ地獄」におちいってしまうからです。
リボ払いも通常の借金とおなじで、借りていれば借りているぶん利息でお金をとられていきます。
ですからクレジットカードのリボ払いで「どんぶり勘定」の生活をしているなら、それは今日でもうおわりにするようにしましょう。



リボ暮らしから脱するには、まずはパチンコをやめること、そしてお金の使い方・生活を見直すことだ
リボ払い・キャッシングの返済がすでにむずかしくなっている場合もあきらめないでください。
債務整理といって、返済をラクにする制度も用意されているからです。
いちばんマズいのは、「まだなんとかなるだろう」と、リボ払いの生活をこのままつづけてしまうこと。
借金は、放っておけば放っておくだけ状況は悪化していきます。



なので、できることから手をつけていくようにしましょう
このタイミングからできることは、かならず何かあるはずです。
断言しますが、なにか新しいことをすれば、かならずいつもとはちがう「何らかの結果」がでます。
リボ払いの生活から抜け出すには、そのように、動いて自分の人生・未来を変えていくことだと私は思いますよ。
パチンコの借金を自力で返済するコツ
コメント(確認後に反映/少々お時間をいただきます)