パチンコ・スロットで勝つ方法はないですか? 毎回のように負けるんですけど……
パチンコは胴元がもうかるようにできているので、やれば負けます。
ただ、なかには勝っている人もいて、そういった人は「勝つ方法」を知っているからこそ勝てるわけですよね。
そこでこの記事では、パチンコ・スロットでの勝ち方を紹介していきます。
- パチンコで勝つ確率はどれくらいか
- パチンコ・スロットで勝つ方法(勝ち方)10選
- それでも勝てないときはどうすればいい?
パチンコ・スロットで勝ちたいなら、いわゆる「趣味打ち」はやめて、うまく立ち回る必要がでてきます
なかでも重要なのは以下の3つで、
①勝つこと、②負けは最小限にすること、③勝った状態でやめること
この記事では、「①勝つ」にはどうすればいいかの方法を中心に見ていきます。
のこりの2つも本文中で解説してある(くわしくはリンクからたどれます)ので、あわせて見てみてください。
それから、ギャンブルに依存症状があって負けてて、それで困っていることもあると思うんだよな
その場合でも、パチンコ・スロットの勝ち方を知るのには有益な部分があります。
のめり込み防止に役立ったりもするので、依存問題解決の「ウラ技」としても見ていきましょう。
私にも勝てていた時期はあり、内部事情も知っているので、必要に応じてこちらもチェックしてみてください。
ミナト
10代で行った初めてのパチンコで大勝し、パチンコ・スロット漬けの日々へ。借金を重ね、多くを失い、10数年もの間ギャンブルをやめられなくなる。しかし他者の力も借りて依存症を克服。その経験をもとに依存からの脱出方法を発信している。併設店・専門店での従業員経験もあり。>> プロフィール詳細はこちら
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パチンコで勝つ確率はどれくらいか
まずは、ふつうにやっている場合の「パチンコで勝つ確率」の話です
冒頭でもふれたように、パチンコは勝てないようにできています。
具体的にいうと、一般的に知られる控除率(お店の取り分)は10~15%。
1万円使うと、1000~1500円ほど負けることになっています。
ただし、この数字はかなり前からいわれているものです。遊技人口の減少や設備投資の増加など、経営が大変になっている近年のパチンコ業界では、控除率はそれ以上に上がっているものと考えられます。
ようはパチンコ・パチスロは、やれば基本は負けるようになっているということですね。
また私は、パチンコの負け額を1年半記録していて、そのときの勝率平均は「15%」でした
当時は負ける打ち方をしていてそんなことになってしまったのですが、以上をふまえて考えると、
一般的なパチンコで勝つ確率は「20%前後くらい」
になるのではないかと思います。
1回での勝負の平均は「30%ほど」という話もあるが、正直そんなに勝てないだろう
ふつうにやっていれば、残念ながらだれもが高い確率で負けると思います。
ただ、それだけで生活しているプロがいるように、この勝率を上げることは現実的に可能です。
パチンコは9割が負けるとされていますが、やりようによっては、1割の勝ち組に入ることだってできるかもしれません。
かくいう私も、依存+社会人になって(時間がなくて)負けるようになるまでは、勝てていた時期もありました
そんなわけでここからは、従業員経験で知った話もまじえながら、パチンコで勝つ確率を上げる方法を見ていきましょう。
パチンコ・パチスロには理論上勝てる台がある
では手始めに、「理論上勝てる台」の話から見ていこう
プロがいたり、私も勝っていた時期があったりと、パチンコ・スロットには勝てる台はあります。
いうまでないですが、つぎのようなものが「勝てる台」です。
- パチンコ:釘がボーダー以上の台など
- スロット:機械割が100%以上の台など
ただし、パチンコには釘の調整があるため、勝ちに徹するのはむずかしい部分もあります。
回転数を確認するため、まずは現金投資をしなければならず、そのぶんお金がかかるからです。
そこで、より確実なのは「スロット」のほうです
スロットなら、設定「1」でも機械割が100%を超える台があるからですよね。
つまり、現金投資をしなくても、最初から期待値がプラスの台に座れるというわけです。
設定1で機械割が100%以上ということは、
「いつ・どこで」打ちに行っても理論上は勝てる
ということになります。
もちろん、それには完全攻略(技術介入)が必要となりますが、これはある程度練習すればだれでも身につきます。
ようは、練習さえすれば「プロじゃなくても勝てる」というわけ。
で、どれくらい勝てるんだ?
となると、問題はそこですよね。
まずはいちど、この機械割100%以上の期待値を確認しておきましょう。
スロットの期待値(機械割)と計算方法
スロットの期待値、ようは「何回転まわせば何枚出るのか」には、計算式があります。
回転数と賭けるメダルの枚数を、以下の式にあてはめることで求められます。
〇000回(回転数)×〇枚(賭けメダル)×0.0〇%(機械割)=(出玉期待値)
たとえば機械割101%の台を、すべて3枚がけで8000回まわした場合は、以下のようになります。
8000回(回転数)×3枚(賭けメダル)×0.01%(機械割)=240枚(出玉期待値)
同様の計算式で求めると、
- 機械割が102%なら480枚
- 機械割が103%なら720枚
これが理論上はプラスになる、というわけですね。
※期待値は「回転数×メダル投入枚数×機械割-回転数×メダル投入枚数」でも求められます。
また、これは都道府県によっても異なりますが、等価交換ではない地域の1枚あたりの換金率は、
- 17.86円(56枚交換)
- 18.87円(53枚交換)
この2つが多く、個人的には前者のほうが多いように思います。
そこで、さきほど計算した数字にこの換金率をあてはめると、機械割100%以上の期待値は以下のとおり。
機械割 | 出玉 | 交換率(56枚) | 期待収支 |
101% | 240枚 | 17.86円/枚 | +4286.4円 |
102% | 480枚 | 17.86円/枚 | +8572.8円 |
103% | 720枚 | 17.86円/枚 | +1万2859.2円 |
じっさいは取りこぼしや技術介入のミスもあるはずですし、すべてが3枚がけではないこともあるので、多少の変動はあると思います。
とはいえ、この手の台をまる一日ぶんまわしたとすると、
理論上は機械割が101%で4000円ちょっと、103%で1万円以上がプラスになる
ということになるわけです。
パチンコ・スロットで勝つ方法(勝ち方)10選
機械割が100%超えの機種なら、100%を超えているぶんだけ“理論上は勝てる”ことになります。
でも残念なことに、それでも多くの人は勝てないわけだ
なぜかというと、つぎの2つの理由によって、結局は負けてしまうからです。
- 欲がでてもっと打ちたくなる
- 負けを取り返したくなって負けを増やしてしまう
「機械割が100%超えでも勝てない」の記事でも解説してありますが、ふつうの人はまずこれによって負けます。
ただ、それをなんとかするのが本記事の内容です。
そこでここからは、そんななかでも勝つ確率を上げる方法を10コ紹介していきます
どちらかに限定したものもありますが、基本的にはどれもパチンコ・スロットに共通する話です。
いずれにしても、パチンコ店での(勝負の)勝率を上げる方法なので、上から順に見てみてください。
1. 会員カードをつくる
等価交換ではない地域で勝ちにこだわるのなら、会員カードをつくるのは必須となるでしょう。
会員カードをつくって「再プレイ」を利用すれば、翌日以降も貯玉で遊技できる(=手数料を取られない)からです。
店舗によって上限が設定されているはずですが、スロットならたいてい500枚までは再プレイできます。
スロットは非等価の場合、換金時に取られるぶんは、メダル1枚に対してだいたい「1.2~2.1円」だ
ようは、この再プレイを利用することで、その上限値分だけ(つぎの)投資金額を抑えられるのです。
50枚貸しで56枚交換の場合は「500枚×17.86円=8930円」と、500枚を交換するのに1070円が取られます。これを再プレイにまわすことで、毎回1070円分(投資金額が)安くなります。
毎回勝てるわけではないですし、勝ったときは全部現金化して帰りたくなるのが人のさがです。
でも、数回ならまだしも、20回交換すれば換金率だけで2万円ほど損してしまうことになります。
余り玉と交換する景品も、ぼったくりレベルに高いことも多いです
それなら、おなじものをスーパーで買っていれば、その差額分をも節約できることになりますよね。
そんなわけで、パチンコ店で勝つ確率を上げるためには、まずはこの「換金率によるムダ」をはぶく必要があります。
再プレイ上限の数回分は、つねに会員カードにのこしておくようにするといいでしょう。
2. 特定日(イベント)だけ行く
パチンコ店に行くのは、できるだけ「特定日」オンリーにしたほうがいいでしょう。
イベント日は、釘の調整や設定変更はじっさいにおこなわれます。
お店にもよりますが、まともなところなら、前日の夜に店長などの役職者が「出る」ようにいじるのです。
変更シート(紙)などを見ながらやっていますよ
社会人になるとこれ(イベントのみ)ができなくなり、回収日でもかまわずに行くから負けるわけですよね?
しかし特定日なら、お店もある程度は還元してくれるので、勝つ確率は上げられます。
設定1で機械割が100%を超える台なら、たしかにいつ行っても理論上は勝てます。
とはいえ、それ以上の設定が入っていれば、それだけ勝てる可能性も上がるわけです。
パチンコも、よく回る台(釘がボーダー以上)の投入率が上がるから、勝ちやすくなるだろう
よって、
- 暇だから行く
- 行きたいから行く
ではなく、「勝てる日にしか行かない」。
こうすることでも、1割の勝ち組に入れるようになっていくと思います。
イベントの抽選でハズレてダメそうな台しかない場合、あきらめて帰るのも大事でしょう。むずかしいことですが、そこでテキトーな台を打ってしまえば確実に負けていくからです。より多くのイベントを利用するために、行くお店の選択肢を増やすのも大切です。
3. 負けを取り返そうとしない<負けは最小限に抑える>
これがかなり重要です。
負けてもそれを取り返すために、不利なほかの機種を打たない、という話です。
理論上は勝てる台であったとしても、パチンコ・スロットはギャンブルなので、負けるときはもちろん負けます。
で、その負けを取り返そうとして、多くの人は不利な勝負を挑んで負けていくんですよね。
人間には「損失を回避したくなる心理」があって、乱れ打ちとかをしてしまうのはそのためなんだ
ですから、パチンコ・スロットで勝つには、負けを受け入れる必要があります。
- ダメな日はダメで帰る
- 負けをその日じゅうに取り返そうとしない
これができなければ、なにを打っても確実に負けます。
ふつうの人に共通する「負けを取り返す」の心理を越えていかないかぎり、パチンコは100%負けるのです!
負けまくってきた私がいうので間違いはありません
ごく一部の勝てる人は、この引き際をわきまえてパチンコ店で遊ぶことができます。
これがむずかしければ、いさぎよくパチンコをやめるか、ひたすら期待値を追うしかないでしょう。
いずれにせよ、負けを取り返したくて乱れ打ち……みたいなことは、絶対に回避しなくてはなりません。
借金をしながらパチンコをしている方へ
また、借金をしながらパチンコ・スロットをしている、ということはないでしょうか?
もしそうなら、この問題も早く解決させたほうがいいだろう
借金があると、負けを取り返したくなる気持ちが強くなり、よけいにうまく立ち回れなくなるからです。
パチンコで負けたとき、軍資金がお小遣いの範囲なら「働いて稼げばいいか」とあきらめもつきます。
しかし借金をしながらでは、どうしてもそのように気持ちを切り替えられません。
- 働いた稼ぎでは足りないから借金をしている
となると、負けは「勝って取り返さないといけない」と、精神的にも追い込まれてしまうからです。
軍資金はお小遣いのなかから工面するようにして、借金でパチンコはしないようにしたほうがいいです
給料日に決まった金額をきっちり返済していければ、借金問題もかならず解決できるはずです。
ただ、返済をしていたらお小遣いなんてほとんどない……ってことにもなるわけだよな
「借金がある=所持金はマイナス」でもあるので、そうなるとパチンコにも行けなくなってしまいます。
つねに負けられないプレッシャーがかかっていれば、勝てるものも勝てなくなってしまうでしょう。
しかしこの問題にも解決する手段はありますよ。
じつは借金は減らすことができて、それによって自由に使えるお金を増やせる方法があるのです。
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どこかで聞いたことはあるかもしれませんが、借金は減らして返済をラクにすることができます。
借金を減らすというのは、具体的には「利息をカット」する方法です
毎年多くの人に利用されている支払総額を減らせる手段で、これが利用できれば、つぎのように返済状況を変えられますよ。
利息カット後
借入 | 金利 | 返済 | 返済回数 | 利息合計 |
---|---|---|---|---|
130万円 | 18%→0 | 2.5万円 | 100回→52回 | 119万6659円→0円 |
借金が130万円あっても、利息をカットできれば、毎月の返済は2.5万円でよくできます。
元本だけの返済でよくなるので、返すのはキッチリ最低限でOK。
のこったお金はすべて自由に使えるようになるので、これによって軍資金も増やしていけるというわけです。
この場合だと、利息をナシにできた約120万円ぶん、新たに軍資金を確保できたともいえるな
たかが利息とあなどることなかれで、金利をゼロにできれば、それくらいムダにお金は払わないでよくできるのです。
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4. 勝ち逃げに徹する<勝った状態でやめる>
「勝ち逃げ」ができないと、パチンコ・スロットでは勝てません。
したがって、勝てているあいだにやめる、ようは「勝ち逃げ」に徹する必要もでてきます。
期待値以上に勝てることがあるように、ギャンブルの確率はブレるものです。
しかし「大数の法則」といって、そのブレは試行回数が増えれば増えるほど、もとの数値に収束していきます。
これまで調子がよかったのに……なんだこの急なドハマりは!!
というのはよくありますよね?
あれも確率の収束による部分はすくなからずあるでしょう。
というわけで、「出たらやめる」。
パチンコで勝てないのは、勝ち分を確保できないからでもあります。
ひとつまえにお話ししたように「負けを増やさない」のも重要ですが、それとおなじくらい「勝ちを確保する」のも大切です。
もちろん、「ボーダー以上・高設定の可能性が高い」など、打ちつづける理由があるなら続行はありです。重要なのは「勝負をつづける理由はあるのか?」で、それ以上に勝てる可能性がうすいなら、勝ちは確保してやめたほうがいいでしょう。
5. やめたあとのことは考えない
勝ち分を確保したあとのことはいっさい考えないようにしたほうがいいでしょう。
勝ったまま切り上げるのは、とくにスロットは設定があるので、
- あとで座った人に出されてしまわないか
これがどうしても気になってしまいます。
帰宅後にデータを見て「予想通り」出ていれば、せっかく勝てても損をした気分になってしまいます。
だからこそ私たちは、損をしたくない心理から最後まで打ちつづけて、勝てる勝負でも負けてしまったりするのです。
マグレ噴きだったとわかるころには全ノマレだな
よって、パチンコ・スロットで勝つ確率を上げたいのなら、この「あとのこと」は割り切らなければなりません。
これを気にするかぎり、いいところで切り上げるのは不可能です。
やめたあとで出たぶんは、後任者のヒキだと考えるしかないでしょう。
6. 時間がない時には行かない
たとえば夕方以降など、時間がないときからパチンコに行くのはやめておいたほうがいいと思います。
時間がないことが、負ける原因になったりもするからです。
夕方以降からパチンコ店に行けば、たしかに高設定くさい台が捨てられていることもありますが、
- 確率がブレただけの低設定台をつかまされる
- 時間ギリギリまで勝負してしまって切り上げられなくなる
- せっかく来たからには……と不利な勝負をしてしまう
など、時間がないだけで、私たちは不利な勝負をしやすくなってしまいます。
時間がある朝イチから行けば、それはそれで「せっかく来たからには……」は起こります。
けれども、これは時間の余裕があるだけまだマシ。
まだのんびりやれるから、変にあせる必要もないな
と、時間はあるだけで、冷静な判断ができなくなるのを(ある程度は)ふせいでくれるものなのです。
仕事おわりにちょっとだけ……。
これはどうしても「もっとやりたくなる」ので、なかなか切り上げられなくなります。
パチンコ店に行くなら、時間があるときにしたほうがいいでしょう。
もちろん理由があるなら遅くから行くのもあり
ただし、これも理由があるなら遅い時間から行くのもありです。
だいたい20時がひとつの目安になると感じるのですが、
- 合算が設定5くらいの完全告知台(ジャグラーなど)
とかは、そのくらいの時間から捨てられていることもけっこう多いです。
「だれかがお金を使って、いい合算のデータをのこしてくれた」
こういったものがひろえれば、投資も節約できます。
リスクは低く、挙動も合算通りなら、その日は効率的に勝っておえられるでしょう。
パチンコでも、大当たり回数が多い台は、期待値が見込める(釘がいい)場合はあるぞ
「よく回るからお客さんは打ちつづける=当たる回数も増えやすくなる」からですよね。
とにかく、理由もなく打ちに行くのがいちばんよくないです。
ちょっと時間があるから打ちに行こう、ではなく、低リスクで勝てそうな台をさがしに行こう。
それなら、遅い時間からパチンコ店に行くのもありだと思います。
7. 収支は正確に記録する
なにごとも「どんぶり勘定」はよくないので、収支は正確に記録しましょう。
「遊び」でやるだけなら、なにもそこまでする必要はありません。
しかし「本気で勝つ」のなら、
- どのようにしてその日は勝てたのか
- どのようにしてその日は負けたのか
- 収支はいくらになったのか
これらは正確に記録し、分析しなければならないでしょう。
とくに「なぜか勝てた? なぜ負けた?」をハッキリとさせ、つぎにつなげるのは重要です。
これはパチンコにかぎった話ではないですが、
「勝つ」というのは、そういうことだと思います。
なんとなくやって勝ちつづけられる人なんて、おそらくひとりもいません。
パチンコ・スロットは、最初でもお話ししたように、やればやるだけ負けるものです。
その前提をひっくり返して勝つわけですから、日々の成功・失敗からつぎを考えるのも大切になってくると思いますよ。
8. データ取りをして店のクセをつかむ
閉店時などの出玉状況(データ)を取って、お店のクセをつかむことでも勝率は上げられます。
釘調整や設定変更など、どの台を出すかには、店のクセがでやすいからです。
ひと昔前では、設定師みたいな人がいて、そういう人が出る台の指示をだしていました
しかし現在は、途中でもふれたように、店長などが釘調整・設定変更をおこなっています。
それで、たとえばつぎのように、出る台には一定のパターンがあったりするので、
- 前回のイベントはこの島だったから、次のイベントはこの島を出す
- この台は数日間まったく出ていないから、イベントではこの台に設定を入れる
閉店時にデータ取りをして、お店の「出す台」のクセをつかんでいくわけです。
正直、仕事をしながらではデータ取りはむずかしいです。
なんとなくクセがわかってきたとしても、抽選でダメだったりとか、いい台が取れるともかぎりません。
それでも、「やる・やらない」では、勝率は大きく変わってくると思います。
店舗に行かなくても、ネットで出玉情報が見られるデータサイトもあるぞ
データサイトは基本は有料サービスですが、無料で見られるものもあります。
台データオンラインというサイトなら、多くのホールを無料公開しているので、近場の店舗でも見られるかもしれません。
パチンコ店のメルマガ会員に登録することで、イベントの示唆が送られてくることもあります。それも設定推測のひとつの材料になります。メルマガ登録がまだなら、ためしに登録してみるのもありです。
9. 天井狙い(ハイエナ)で勝負する【スロット】
これはほぼスロットに限定した話で、天井狙い(ハイエナ)で勝負する方法があります。
さきほど「データ取りや設定推測」で勝率を上げる話をしました
しかし設定変更狙いは、抽選でダメだったりアテがはずれたりと、うまくいかないこともよくあります。
一方で天井狙いなら、恩恵は「AT・ART突入確定」など強力なものが多く、なおかつ確実に当たるわけですよね?
天井到達前に当たることもたしかにありますが、一定の回転数からまわせば期待値はプラスです。
ようはスロットは、天井狙いもそこだけやっていれば理論上はプラスになるので、積極的にさがしていくという話です。
とはいえ、みんな天井は意識するから、そう簡単にオイシイ台はひろえないだろう
ではどうするかというと、以下の方法で、天井に近い台をさがしていくことになります。
- いろんなホールを歩き回る
- やめそうな人がいたらハイエナをする
ひとつのお店しか行かなければ、それだけ天井に近い台を発見できる率は下がるので、複数のホールで台をさがすようにします。
また「けっこう回しているのにもうすぐやめそうな人」も、なかにはいます
ICカードの残高がすくない、とか、いい回転数でやめそうな人を見つけたら、その人がやめるのをすこし待つのもありでしょう。
オイシイ台が空いたらすぐにゲットする、いわゆる「ハイエナ」です。
天井狙いで勝負するとなると、遊戯しないで台をさがす時間も長くなってきます。
でもほかの人が投資してくれているぶん、こちらの投資は節約できるので、収支だけを考えればプラスになるのが期待できます。
「天井は100%当たる」と、これもひとつの必勝法でもあるので、参考にしてみてください。
ハイエナの仕方と注意点
ちなみに以下のような露骨なハイエナ行為は、お店によっては禁止されています。
- 遊戯せずに店内を長時間徘徊する
- やめそうな人の後ろに張り付く(立ち見する)
出禁になる場合もあるので、台が空くのを待つにしても、休憩スペースを活用するなどしてうまくやるようにしましょう。
なおスロットは、1回転まわすのに最低でも「4.1秒」はかかります。
これは法律でウェイト時間が決められているんだな
1時間で878回、30分なら439回です。
人が打つならもっとかかるので、台が空くのを待つときは、「30分で400回転くらい(回る)」を目安に考えるといいかもしれません。
10. 止め打ち・ひねり打ちを使う【パチンコ】
これはパチンコに限定した話で、「止め打ち・ひねり打ち」などの変則打ちを使う方法があります。
ムダ玉を減らしたり、獲得出玉を増やしたりできるので、それだけ勝ちやすくなるわけです。
止め打ち・ひねり打ちは、簡単に説明すると、つぎのようなものです
- 止め打ち:「保留玉が満タン、リーチ演出中、大当たり中のアタッカー閉鎖中」などで玉を打ち出すの止め、ムダに玉が減るのをふせぐ
- ひねり打ち:大当たり中の玉の打ち出しに(ハンドルをひねって)強弱をつけ、アタッカーにオーバー入賞させることで獲得出玉を増やす
いずれも実践することで、最終的に持っている出玉を増やすことができるでしょう。
ただし、注意してほしいのが、これらも「ホールによっては禁止されている」ってことだ
そう、じつはこの変則打ち、ホールにとって不利益なので禁止されていることも多いんですよね。
場合によっては「出玉没収&出禁」になる可能性があるので、紹介しておいてなんですが、あまり使わないほうがいいでしょう。
保留玉満タン・リーチ演出中の止め打ちくらいなら、みんなやっているはずなので、なにもいわれないと思います
ただ、大当たり中などの出玉に直結することとなると、文句をいわれることもすくなくはありません。
ホルコンというもので、店側は出玉率を把握できるので、露骨にやっているとすぐにバレます。
「近隣の店舗を全部出禁になって、行く場所がなくなったら、それはそれでいいか……」
ということなら、それでもいいかもしれませんが、とにかく変則打ちは基本は禁止行為だとおぼえておきましょう。
パチンコで勝ち続けるのにこだわる効果
パチンコ・スロットで勝つための基本的な方法は以上です。
ここまで見てきたことを徹底できれば、これまでよりも勝率は上げていけると思います。
では、これらを徹底することが、どうギャンブル依存問題の解決にかかわるのか?
それが今回のもうひとつのテーマでもあるので、最後にお話しします
まず、元依存症の私がパチンコ・スロットで勝てていた時期は、以下の2つです。
- 設定をツモれていた学生時代
- 機械割100%以上を打ちつづけていた社会人時代
どちらも長続きはしませんでしたが、打っていれば勝てる時期もありました。
そういう「無双状態」は、だれもがどこかで経験してきたのではないでしょうか?
学生時代なんて、お金はあればあるだけうれしいものです。
ですから、そのときはそれでいいと私も思っていました。
- 彼女にデート代をおごってあげられた
- バイトもせずに生活できた(あくまで一時的)
- なんだか周りよりもお金持ちになった気分だった
お店のクセを完全に読み切っていたその時期は、まあ気分もよかったわけです。
でも、問題が起きはじめたのは、そのあとでした。
機械割を追っていた時代(②)で、ある程度「年をくいはじめた」私は、勝ちながらも思ったのです。
これになんの意味があるのだろうか、と。
パチンコで勝つ意味はあるのか?
パチンコで勝てる金額は、たしかに生活の足しにはなりますが、それ以上にはなりません。
期待値のところでもお話ししたように、日給1万円くらいのバイトみたいなものです。
となると、
それをしつづけた先になにがあるのか?
というのが、私にとっては疑問に感じられるようになりました。
- 休日は朝から毎回おなじ機種を打ちつづける
- 期待値どおりの挙動なら閉店ギリギリまで粘る
その時期はたしかに、安定して勝てていたかもしれません。
ただ、それが今後の人生にどうプラスになるかというと、そこに「その要素」はいっさいありませんでした。
学生ならまだしも、年齢も年齢で、今後のことを考える時期だったのでなおさらでした。
加えて、勝つという行為が「娯楽」ではなく「作業」のように感じられるようになり、
しんどさをともないはじめている
ようにも感じられてきたのです。
- こんなことをしていてなんの意味があるのか?
- パチンコでお金を増やす生活に未来はあるのか?
それを考えたとき、私が感じたのは「なにもないのでは……」でした。
その経験がなにかに生かされることもなく、勝ったお金は、
- 生活の足しになるか
- またつぎの軍資金になるだけ
それだけだったからです。
お小遣い程度が増えた口座の残高を見ても、そのお金がなにをなすのかわからない……。
ようは、将来的にやりたいことを叶えるだけのお金は絶対にパチンコでは稼げないと気づいてしまったわけです。
当時はうだつの上がらない生活をしていたので、だからよけいに不毛だと感じたんですよね
私にとってパチンコで勝ちつづけるのは、意味のない時間を過ごしているだけになってしまいました。
そして、「無双状態」の解除とともに負けるようになっておわり……。
結局のところ、勝つことで、私はムダな時間を費やしただけとなってしまったのです。
パチンコは負けているからこそ面白く感じる
また、この件で判明したことに、「パチンコは負けているからこそ面白い」がありました。
勝負というのは、勝つか負けるかわからないからこそ楽しいわけですよね?
そうなると、理論上勝てる勝負には、(最初はいいとしても)だんだん飽きてくるのです。
「人間はお金を得ることよりも、失うことに恐怖を感じる」
途中でお話しした人間の心理の話ですが、すでにそれは(プロスペクト理論というもので)実証されています。
そうなると、負けているからこそ、
勝ったときには「より強い高揚感」を得られる……
と考えられます。
- たのむから当たってくれ
- これが最後のチャンスだ……
- よし、最高のタイミングで当たったぞ!
このような強いスリルや興奮は、
恐怖のなかで失われたお金がもどってきている
からこそ感じられるものでもあると思います。
お金が失われていない状態ではけっして味わえない感情なのかもしれません。
ようするに、なにがいいたいかというと、
- パチンコは負けるからこそおもしろいのであって、
- 勝ちにこだわるのは、できるだけ負けない行為になるので、
- パチンコがとたんにつまらないものになり、しだいにやる気が失せてくる
ということです。
勝ちにこだわる「ウラ技」の効果は、その行為に意味が見いだせなくなること。
おもしろさが封じられたパチンコの、本来の姿(=つまらなさ)を知ることができる、という話です。
勝ち逃げができないなら引退するしかない?
それから最後に、もうひとつだけお話ししておきます。
パチンコで勝ち逃げができないのなら、もうあきらめて引退したほうがいいと私は思います。
本記事では「パチンコで勝つにはどうすればいいか?」という話をしてきました。
しかしながら、結局のところこれらは「理想論」です。
だれもがわかっていても、それができないからこそパチンコ店は経営が成り立ち、9割の人が負けていくのです。
頭ではわかっていても……がミソだな
うまいこと立ち回ることができないなら、残念ながら、1割の勝ち組に入るのは不可能です。
トライしてもダメそうなら、いさぎよくあきらめたほうがいいかもしれません。
というか、トライしてみれば、
なるほど、これはムリじゃな
と、認識できるのではないかとも思います。
さらにいうと、パチンコへの依存症状が強いなら、すべての方法は「机上の空論」になるだけで100%勝てません。
- 勝ち逃げもムリ
- 負けを取り返そうとしないもムリ
- やめたあとのことを考えないもムリ
ほぼまちがいなくこうなると思います。
いうまでもないですが、私もやはりダメでした。
だから私は「もうパチンコはやめるしかない」とあきらめ、引退することにしましたよ。
今回のまとめ
- パチンコ・スロットには勝つ方法はある
- ただし、だれもがその方法を使えるわけではない
- 勝てても生活費の足しくらいなので、ムリならあきらめて引退した方がいい
パチンコは勝つ方法を駆使することで、負けていたときには見えなかった面白くなさを知れるものでもあります。
とはいえ、お金はあればあっただけ困るものではありません。
中途半端に勝ててしまえば、そのままパチンコ店から抜け出せなくなる可能性も高いと思います。
そんなわけですから、依存問題の解決策としては、この方法はあまりオススメできません
ラクをしてお金を稼げる。
それを知ってしまえば、人はどんどん、ラクなほうへ流れていってしまうものでもありますからね。
また私はこの件をとおして、「増えたお金の結果よりも、お金を増やす過程のほうが重要だ」と感じました。
学生時代はべつとしても、その過程がパチンコでの勝負では、増えたお金はあぶく銭でしかありませんでした。
結局なにものこらなかったので、勝つ意味もとくになかったような気がしています。
今後の人生を考えるなら、「パチンコで勝負をしている場合ではない」といえるな
パチンコ・スロットは正攻法でやめていけます。
依存問題を解決したいなら、「ギャンブルで勝つ」ではなく、「依存症に打ち勝つ」をしたほうがいいと思いますよ。
もちろん、趣味としての遊びでやるのは全然ありだと思います。
仕事はべつできちんとやって、その合間に息抜きをかねた「勝てる勝負」をしたいなら、ぜひ本記事の方法を参考にしてください。
負けを最小限に抑える方法
勝負を切り上げるタイミング
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