パチンコのストレスやばくないか? 正直、ストレス半端ないんだが……
パチンコは基本は負けてお金がなくなるので、ストレスがものすごく溜まることばかりです。
それでも、私たちは「ストレスの発散・解消(息抜き)でパチンコに行きたい」と考えてしまう……。
そこでこの記事では、ほんとうにパチンコは気分転換になるのか? を考察していきます。
- 息抜きの必要性とその効果
- パチンコ(ギャンブル)は息抜きになるのか?
- パチンコ以外でストレス発散・気分転換をする方法
仕事でも勉強でも、適度な休憩は「よし、またがんばろう」の力をくれるので、絶対に必要です
しかしパチンコは、たいていはイライラだけがのこって終了……と、「結論:ストレス発散どころか逆効果」だと感じます。
では、どんな状況でもパチンコは気分転換に使えないのか?
負けのストレスが比較的弱い低貸しや、勝てた場合はどうかなど、さまざまな条件でも考えていきます。
パチンコはストレスがたまるとわかっているのにまた行ってしまう、その理由も解説するので、あわせてごらんください。
ミナト
10代で行った初めてのパチンコで大勝し、パチンコ・スロット漬けの日々へ。借金を重ね、多くを失い、10数年もの間ギャンブルをやめられなくなる。しかし他者の力も借りて依存症を克服。その経験をもとに依存からの脱出方法を発信している。併設店・専門店での従業員経験もあり。>> プロフィール詳細はこちら
借金があってお困りの方へ
パチンコ・スロットの借金でお困りではないですか?
じつは借金は、それ自体を減らして返済をラクにすることができます。借金の原因がギャンブルでも大丈夫です。
いまの借金をどれだけ減らせるかは、「無料の借金減額診断
利用するのはタダなので使って損はないですし、逆に知らないままにしておくのが損になってしまいます。
- 返しては借りてをくり返している
- 1年以上借金があって完済のめどが立たない
そんなときは、借金を減らせるかもぜひ聞いてみてください。
息抜きの必要性と気分転換の効果
休日や仕事の合間に……
産後や育児の合間に……
そういった、仕事などで疲れたとき、気分転換でパチンコに行きたくなるわけですよね。
では、そもそもの話で、息抜きをする必要性とはなんなのか?
まずはギャンブルうんぬんは抜きにして、息抜き自体をするメリットについて見ていきましょう。
- 人間の集中力は金魚以下!?
- ベネッセがおこなった有名な実験
この2つの話をまじえて、息抜きの効果を解説します。
人間の集中力は短い
人間の集中力が持続する時間は、私たちが思っている以上に短いものと思われます。
- 15分や30分(1周期は15分)が限界とする説/これが一番よく聞く
- 小学校の授業時間である45分とする説
- 大学の授業時間である90分とする説
このように、集中力の持続時間にはいろんな説がありますが、どれもそんなに長くありません。
なかでも最短を示したのは、(これ、ガセネタだったようなのですが)マイクロソフト社が2015年に発表したと“される”レポートです
カナダの研究チームの調査によると、
人間の集中力は8秒が限界で、これはなんと金魚以下(金魚の集中力は9秒)
だったというのです!
ちなみにこの「金魚説」は、じつは根拠となる明確な情報源が存在していなくて、ガセネタ濃厚となったんだよな
しかし、いずれにしても、仕事や勉強に集中できる時間は、あんがい短かったりもするものです。
無理に仕事や作業をつづけていけば、そのぶん効率も下がってしまう……。
そこで登場するのが「息抜き」です。
適度な休憩をとれば、本来は長くつづかない集中力を持続させ、仕事などの効率を上げられるわけですね。
息抜きから得られる効果
それでは、息抜きにはどのようなメリットがあるのか?
息抜きの効果は、国内外の実験で科学的に実証されています。
とくに有名なのは、(これはガチのやつで)日本のベネッセコーポレーションがおこなった実験だ
ベネッセでは、学習時間を以下の3つのグループに分けて、「学習の定着・集中力の持続」を調査しました。
- 60分1セット
- 45分1セット
- 15分1セット×3(あいだに7.5分の休憩2回)
この結果、③の15分1セット(あいだに7.5分の休憩2回)のグループが、もっとも成績がよいと判明。
さらに被験者からは、短い休憩によって集中力の回復をうながす脳波が測定され、息抜きは集中力の維持に役立つことが実証されたのです。
Effect of intermittent learning on task performance: a pilot study〔英語pdf〕(※現在工事中とのことでリンク切れ)
息抜きは絶対に必要
ということで、いったん息抜きの効果をまとめます
- 人間の集中力は短い
- 休憩によって作業の能率は上がる
以上のことから、私たちにとって息抜きは、仕事などをつづけるには絶対に必要なものだといえます。
つねに最高のパフォーマンスを発揮するためには、完全にリフレッシュできる時間が大切なのですね。
それがわかったところで、今回の本題だ
仕事の合間や休日の息抜きとして、パチンコ(ギャンブル)を選択するのはありなのでしょうか?
ギャンブルでストレス解消はできるか
パチンコなどのギャンブルでストレスの発散・解消をするのは可能なのか?
つづいて、これを見ていくことにしましょう。
そもそも「息抜きとはなにか?」というと、これは以下をさします。
「緊張をといて、気分転換のためにしばらく休むこと。休息のこと」
緊張をとく、気分転換のために休む、ということは……
そう、パチンコなどのギャンブルは、いうなればその真逆をいく遊びなんですよね。
私たちがパチンコ・スロットなどをするとき、脳内ではつぎのような物質が分泌されます。
- 快楽を求めさせる「ドーパミン」
- 脳内麻薬とも呼ばれる「β-エンドルフィン」
その結果、私たちの体は、極度な興奮状態におちいり、
- 当たるか当たらないかでハラハラ・ドキドキしたり
- 「もっと当たれ!」とテンションが上がったりする
と、脳内での情報伝達によって、私たちは「ハイな気分になる」わけです。
けれどもこの状態は、緊張をとくどころか、その正反対です
じつは、ガチガチの緊張状態になっているだけ。
たしかに、朝イチから意気揚々とパチンコ店にむかい、
- まだ静かなホールで、理想の展開を思い浮かべながら、好きな台を打ちはじめる
のは、ワクワクしますし、「打ちたい」の欲求が満たされて幸せな気分になれたりもします。
……が、これもたいていは理想の真逆をいき、すぐに地獄に叩きおとされる(!)だけです。
勝負の展開や使っている金額によっては、以下のような状態になってしまうこともあるでしょう。
パチンコでストレスが半端ない!
- イライラする・ストレスがやばい
- 極度の興奮・緊張で気分がわるくなってくる
- 場合によっては吐き気をもよおす
はたしてこれが、緊張をとく「息抜き」といえるでしょうか?
逆にストレスを溜めているだけだな
私には、ギャンブルでストレスを発散させるのは、むずかしいと思えてならないわけです。
パチンコ・スロットの低貸しならいけるか?
以上のことから、
パチンコは緊張をといてリラックスするものではなく、逆に緊張してストレスをためているもの
だといえます。
それなら、興奮度の低い「低レート」ならどうだ?
1パチ・5スロなどの「低貸し」なら、比較的ダラダラ遊べますよね。
となると、こっちなら息抜きになる可能性があります。
そこで、これらの「低貸しならストレス発散・解消に使えるか?」も考えてみましょう。
パチンコは当たらなければ楽しめない
- 心を無にしたい
- なにも考えたくない
人生にはいろいろあるので、生きていると、そういった気分になることはあります。
そんなとき、パチンコはたしかにちょうどいいです
台の前に座っているときは、イヤなことをすべて忘れることができるから。
レートを落として低貸しにすれば、興奮による緊張感・ストレスも緩和されるとも考えられるでしょう。
よって、勝ち負けやお金はべつとして、
一時的に「無」の状態になりたいだけ……
という場合には、低貸しのパチンコはありなのかもしれません。
とはいえ、パチンコの醍醐味は「当たり+連チャン」にあります。
当たらないパチンコほどつまらないものはないですよね?
やりはじめれば、せめて1回は当てて帰りたいと思うのが人のさがで、
当たらなくても気分がリフレッシュして楽しめました……
なんていうのは、そう思いたいだけで、本心ではないでしょう。
そう、パチンコは、「当たらなければ気分転換にはならないもの」なのです。
低貸しでも結局「勝負」になってしまう
パチンコで遊びに来たからには、せめて「当たりを楽しんで帰りたい」。
となると、低貸しでも投資はかさんでいってしまいがちです。
5000円、1万円と、負けたお金は取り返したくなりますよね?
すると、しだいに心は「無」の状態ではなく、勝負のスイッチが入ってしまったりもするのです。
……フィバァァ!!
あ、当たったわいー!!
パチンコで当たる。負けたお金がもどってくる。
この強烈な快感は脳に記憶され、私たちは、その快感をまた得たいと感じるようになります。
低レートでも、なんだかんだでスリリングな勝負になってしまうわけだ
なにも考えないですむ時間をただ楽しめるなら、息抜きとしてパチンコはいいのかもしれません。
けれども、低貸しでもやっぱり「勝負」が中心となってくるわけで、そうなると緊張・ストレスの問題は解決できません。
そして、そういったことをつづけていると……、
- 当たるまえの演出が見たい
- ドキドキ・ワクワク感を味わいたい
- ただただパチンコがしたい
と、勝ち負けでストレスがたまるとわかっていても、またパチンコに行きたくなってくるのです。
最初は低貸しで満足できていても、だんだん通常レートにもどりたくなってくることもよくあります。
そんなわけで、ギャンブルは通常レートでも低貸しでも、「息抜きにはならない」といえるのではないでしょうか?
パチンコはストレス発散・解消になるか(勝敗別)
ここまでの話で、パチンコを「息抜き」にするのはむずかしい、という答えが出かけています。
でも、勝ったときならリフレッシュできそうじゃないですか?
そう、この意見は外せないですよね。
そこで、「パチンコは息抜きになるのか?」に、最終的な結論をだすために、
- 勝った場合
- 負けた場合
この2つにわけて、パチンコにはストレス発散・解消の効果があるのかを見ていきましょう。
「勝ち → 負け → 結論」の順で、ごらんください!
勝ち:仕事へのストレスが逆に増えることも
まずはパチンコで勝てた場合から。
パチンコは負けるようにできているので、基本的には、やっていれば負けます。
でも、たまには勝てることもあって、
けっこう大きな金額、たとえば月給の半分くらい
とか、運よく勝てることもあるでしょう。
するとどうでしょう、まじめに働くのがなんだかバカらしいことのように思えてきたりもしないでしょうか?
たしかに、勝てたその日は、
- 楽しく遊べて、しかもお金が増えて、勝ったお金で豪遊できて……
と、ウハウハで気分もいいと思います。でも、そんなのは一瞬で、
仕事したくないな。遊んでいたい……
のモチベーションダウンは多々起こります。
1日遊んでいただけで、1か月間必死に働いて得る何十%かのお金が、いとも簡単に手に入ったりもするわけですから。
そうなると、「あすからまたがんばろう」の意欲は消えます。
仕事を再開すれば徐々に気力は回復していきますが、すくなくとも、ストレスを発散できたからまたがんばろうとはなりにくい。
多少の勝ちなら、モチベは下がらなかったりもするが……、
「勝ててもたったこれだけか(つぎの勝負ですぐ消えるな)」
と、勝てたのにサッパリした気分になれなかったり、パチンコに行きたい欲が増幅されるだけ(仕事へのいい影響はない)だったり。
そしてなによりも、パチンコで勝てるのは10回に1~2回(パチンコの負け額の記録を参照)とか、そのレベルです
勝つこともあるとはいえ、ほとんどは負けでおわりと、そもそもの話でまず勝てません。
いずれにしても、パチンコでの息抜きは、本来よろこぶべき大勝ちが逆に意欲を低下させるのが最大の問題です。
仕事で感じるストレスを、よけいに大きくしてしまうだけで、気分転換にはならずで逆効果になってしまうのです。
負け:ストレスがやばいほど溜まるだけで終了
パチンコで負けた場合はもう最悪です。
パチンコでの緊張と興奮で気分転換はできずに、イライラだけがのこって帰宅。
もうやってられんわ……こうなりゃヤケクソだ!
と、怒りを静めるために、ヤケ酒・ヤケ食いに走ってしまいがちで、さらにお金がなくなります。
これらの行動は、すべて息抜きにならず、逆にストレスをためてしまうだけ。
もちろん、「あすからがんばろう」の気力も失わせます。
いいことなんて何ひとつありませんし、パチンコでストレス発散をしようとすると、基本的にはこうなるのではないでしょうか?
私の場合、さきほどの記録のとおりで、パチンコに行けば8~9割がたはそうなっていました
ストレスの解消どころか蓄積で、もはやなんのために行っているのかわかりませんでした。
何度もおなじことをくりかえしてきたなら、もうわかっているはずです。
パチンコで負ければ、その日が最悪の1日になってしまい、リフレッシュどころか心がくさってしまいますよ。
そしてパチンコは、行けばだいたいはそう(負けて気分がわるく)なるものです。
結論:パチンコはストレスしかない
- パチンコで勝てば逆にやる気がなくなり、勝ったお金はまたパチンコの資金になるだけ
- パチンコで負ければ大きなストレスを背負い、ストレス解消どころかその逆効果で終了
パチンコで息抜きをしようとすると、基本はこの流れが無限にループします。
それならゲームセンターで……!
という方法も考えられますが、結局は「換金できないゲーセンで遊ぶなら低貸しのほうがいい」となるだけです。
そういったことからも、パチンコでストレス発散・解消ができる見込みはほとんどない、ということができるでしょう。
興奮作用があり、さらにはその後の気力にも関係してくるパチンコを息抜きにするのは悪手です。
勝ったときや負けたあとの気分を、いまいちど思い出してみてください。
大半は逆効果で、じつは息抜きになんてほとんどなっていなかったのではないかと思いますよ。
低貸し・ゲーセンがよくない理由
ただしパチンコでストレス発散できる場合もある
ここまでのとおりで、パチンコでストレス発散・解消をするのはきびしいです。
でも、なにごとにも例外はあって、たしかにパチンコでストレス発散できるときもあります
マイボイスコムというネットリサーチ会社によると、パチンコ・スロットをするユーザーの目的は以下のとおりで、
- 1位:気分転換(50.5%)
- 2位:ストレス発散(36.7%)
(参考:パチンコに関するアンケート調査/第7回)
できるかどうかはべつとしても、気分転換・ストレス発散目的でパチンコをしている人は多いこともわかります。
そこでここでは、パチンコでストレス発散ができるケースもお話ししておきます。
じっさいにそのパターンもあることはあり、それを出さないのも不公平というものなので、こちらも見ていきましょう。
1. 低投資で1日じゅう遊べたとき
まずは低投資で1日じゅう遊べたときだな
- ほとんどプラマイゼロ(ジュース代くらい)で1日遊べた
- 2000円くらい(娯楽として納得できる金額)で1日遊べた
こういった低投資で最後まで遊戯できた場合、
今日は1日じゅう遊んでいたから、明日から仕事を頑張ろう!
と、いい気分転換になることはあります。
遊戯中に緊張やストレスはあったはずですが、最終的には、すべてがまるくおさまったような気になるのです。
ちょい勝ちでのフィニッシュでも、「気分転換になった」と感じられることはあるかと思います
ようするに、ほとんどお金がかからなければ、パチンコ・スロットは娯楽としても機能するのでしょう。
ただ、このちょい負けとかの低投資でおえられるパターンはやはりマレです。
私の場合、パチンコの負け額記録を確認してみたところ、1年半のあいだで2000円くらいのちょい負けフィニッシュはゼロでした。
低投資で満足できるパターンはほとんどない、ということです。
2. 友人と一緒に打ちに行ってみんな勝てたとき
パチンコ・スロットは基本ひとりで打ちに行くと思います。
でも、友人といっしょに打ちに行く、というときも、場合によってはありますよね?
それで、
仲間うちで打ちに行って → みんな勝てて → その後にみんなで飲みに行く
というパターンになると、たしかにこれはストレス発散になります。
勝ててお金も増えて、いい気分で、それを仲間と反省会で共有できるとなれば、それはさぞ楽しいことでしょう。
遊戯中に内面で起きていること(本当は緊張していてリラックスはできていない)とかも、気にもならないと思います
とはいえ、これも若いうちだけですよ。
そう、そんなのができるのは「若いうち」だけだ
年をくっていけば、以前はパチンコをやっていた仲間でもギャンブルをやめていきます。
いずれは自分だけがのこり、ひとりでパチンコ店に通うようになるだけです。……そう、私もそうだったように。
それに加えて、みんなが勝てるのもやっぱりマレです
仲間うちで打ちに行くと、だれかしらが負けます。
勝っていても、仲間が切り上げるのを待っているあいだに暇になって、打ちはじめてしまって負け……と、たいていはこのパターンです。
ようするに、パチンコで気分転換・ストレス発散できる状況もたしかにありますが、
それはあくまでたまにでしかない
ということです。
基本はやはりストレスをためるだけ、と、うまく気分転換できないほうが多いといえるのではないでしょうか?
ストレス発散でパチンコに行ってしまうのはなぜか
ここまでの話で、パチンコにストレス発散・解消の効果はほとんどないことがわかりました。
あったとしてもマレで、気分転換の機能はあまりはたされないといえます。
それでは、どうして私たちは、それがわかっていてもパチンコに行ってしまうのか?
最後に、その理由を解説するから、あわせて見ていってくれよな
パチンコのストレスで依存してしまっているから
この「それでもなぜかまたパチンコに行ってしまう」理由は簡単です。
私たちが、パチンコに依存してしまっているから。
気づかないうちに、依存症状が出ているからなのです
パチンコには、つぎのような「人を依存させる仕組み」が、いたるところに組み込まれています。
- 音や光などの演出
- 当たる確率(※)
- 賭け金のレート
(※とくに当たる確率〔重複率や継続率〕は、プロスペクト理論の記事でも解説してありますが、かなり絶妙な数値に設定されています)
しかしだれもが、そうとは知らずにパチンコで遊ぶわけで……。
そうなると、気づかないうちにパチンコへの「依存症状」がでてきてしまうのですね。
すると、脳内の「ドーパミン」の働きによって、私たちの思考は以下のように変化していきます。
- ギャンブルで得た快感を脳が記憶する
- 「またその快感を得よ」という指令が脳から出るようになる
- パチンコができない状態は「ストレス」となって、それを解消するために行く
「パチンコに行きたいストレスを発散させるため」に、パチンコに行っているだけだった……?
そう、私たちがやっているのは、禁断症状のストレスを発散させているだけでもあったのです。
タバコを吸う(吸っていた)のなら、さらに理解も深まるでしょう。
吸えないイライラからのニコチン補給でストレス発散
それとおなじような話です。
だから、負けてもストレスがたまっても、私たちは(行けないストレスを解消するために)またパチンコに行きたくなるのですね。
ようするに、ストレス発散でパチンコに行きたい、というのは、じつは「知らぬ間に目的がズレていることも多い」という話です。
なのでパチンコ自体をやめてしまえば、「行きたいストレスでイライラ」もなくなりますよ
今回のまとめ&パチンコ以外でのストレス発散方法
- パチンコは息抜きとしては逆効果
- 勝てば気力を失い、負ければお金&気力を失う悪循環
- パチンコはやめて健全な方法でのストレス解消がおすすめ
アメリカの心理学分野の団体「米国心理学会」では、
ギャンブル・喫煙・飲酒・ヤケ食い
これらは、すべてストレスの解消法としては効果的ではないとしています。
遊戯中のタバコ、負けてやけ酒・やけ食い……
パチンコは、まさにこれらのすべてがそろう、ひじょうに不健康なものです。
息抜きとしては逆効果の可能性がきわめて高く、依存症状もでてくるなど、個人的にはまったくおすすめできません。
ギャンブルに依存してしまい、多くの時間とお金を失ってきた私だからこそ、これもいえます
ほんとうにパチンコから得られたものはなにもありませんでした。
「息抜きのために行ったのに、全然息抜きにならなかった」
そう思うことがこれまで何度もあった……。
それなら、これがいい機会だと、パチンコをやめるための行動を起こしてみるのもどうでしょうか?
楽しいだけ・気分転換になるだけの趣味は、たとえば以下のようにたくさんあって、
- 動画、音楽鑑賞
- 読書
- 運動、筋トレ
- 旅行(国内・海外)
- 外食、友人との食事
行動さえすれば、それらもきっと見つけていけます。楽しさに気づけるようになります。
息抜きとは、ほっとひと息つけること。
ジャンジャン・バリバリうるさいパチンコ店は、やっぱりひと息つけるところではないと思います。
息抜きはパチンコ以外でじゅうぶんできるぞ!
そしてそのほうが、ストレス発散の効果もより高い、と、すでにそっちに移行できている私は感じますよ。
コメント(確認後に反映/少々お時間をいただきます)