パチンコを長いことしていると、事件が起こるわけです。
しかも私は、元重度のギャンブル依存者(歴10年以上)だったので、パチンコ店の外(プライベート)でも事件は多発していました。
そこで、パチンコが原因となって起きた事件を、「7つの事件簿」としてこの記事でまとめることにしました。
- 従業員時代に見た迷惑客の出禁ラッシュ
- 闇金に金を借りようとして起きたトラブル
- パチンコのせいでホールで死にかけた事件
こういった、当ブログでこれまでしてきた話を、「ダイジェスト版」として一気にお話しします。
パチンコばかりしていると、こんなことが起きるかも? ということでごらんください。
ミナト
10代で行った初めてのパチンコで大勝し、パチンコ・スロット漬けの日々へ。借金を重ね、多くを失い、10数年もの間ギャンブルをやめられなくなる。しかし他者の力も借りて依存症を克服。その経験をもとに依存からの脱出方法を発信している。併設店・専門店での従業員経験もあり。>> プロフィール詳細はこちら
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パチンコ店の内外で起きた7つの事件
10代のころからパチンコをやりはじめ、通算14~15年ほどはギャンブルをしていた私は、数々の事件に遭遇してきました。
しかも、途中からはやめたくてもやめられない「ギャンブル依存症者」です。
まあいろいろとありました。
ライトなものからヘビーなものまでですよね。
そんなわけで、この「事件簿まとめ」では、軽いものから順にお話ししていこうと思います。
では、さっそくまいりましょう!
1. パチンコ店従業員時代に見た出禁祭り
パチンコは、「遊技」とは名ばかりの実態は「ギャンブル」です。
生活費を賭ける人もでてくれば、借金をしてまでギャンブルをする人もでてきます。
ギャンブル依存症になってしまえば、そんなのは朝飯前となってしまうでしょう。
そんなわけですから、お金のやりとりがあるパチンコ店にいると、人はどうしてもわるいことを考えてしまう。
- あそこに財布が置かれたままになっているぞ
- あれ、アイツICカードを取り忘れていったな……
- くそったれ、このイライラはどうすればいいだ!
で、事件が起こるわけですね。
私はそういった、パチンコ店がもつ負のオーラに飲まれてしまった人を数多く見てきました。
通算4年ほど働いていた「パチンコ店従業員時代」にです。
いうなれば迷惑客の出禁ラッシュ。
数々の犯罪行為・迷惑行為をホールではたらいたお客さんたちは、容赦なく出入り禁止となっていきました。
なかには警察に突き出された人もいました
それを書いたのが「パチンコ店を出禁になった人たち」で、この記事では以下のようなケースを紹介しています。
- 器物損壊
- 窃盗
- 店舗ルール無視
もはやなんでもありです。
パチンコ店が「犯罪の巣窟」だと思ったのは、このときでした。
事件簿その1「出禁」
2. パチンコ台が最初からぶっ壊れていた
パチンコはお金を賭けたギャンブル。
お客さんが勝てばお店はお金を支払い、お客さんが負ければ、賭けたお金はお店に没収されます。
この「お金のやりとり」は絶対であって、そこにはイカサマなんてないからこそ、お客さんは安心してお金を賭けられます。
でも、この法則をやぶるイレギュラーは存在する。
そう、パチンコ・パチスロ台がぶっ壊れたときです。
パチンコ台の故障で強制終了となった場合、それは店側の不備なので、ふつうは「投資金額は返還される」とだれもが考えます。
ところが、これは風営法という法律で禁止されていて、補償(保証)はできないことになっているのです。
そんなことが起こりうるのか……?
起きてしまったんですね、私がパチンコを打っているときに。
5万円も使って、「台がぶっ壊れてましたスミマセンした!」で終了。
もちろん補償はなしで、私の5万円は理不尽にパチンコ店に奪われていきました。
パチンコ店は極悪非道な店だと思いましたね。
まあ、ギャンブル依存者だった私は、それでもパチンコ店に行きつづけたわけですが。
事件簿その2「故障」
3. ICカードが不届き者によって奪われた
最初の事件簿で、「パチンコ店は『犯罪の巣窟』だと思った」といいました。
「やっぱりそうじゃねーか」と確信したのが、このICカード盗難事件です。
なんと、9000円(ほぼMAX)が入ったICカードを、うっかり席を立ったすきに盗まれてしまったのです!
不用心な私もわるかったかもしれません。
が、人のものを盗んでいくヤツのほうがわるいのは言うまでもないでしょう。
不届き者を野放しにするわけにはいかない……
そう思って警察に通報し、すぐに被害届も出しましたが、犯人はいまだに捕まっていません。
当然お金も盗まれたままです。
もし別件で犯人が捕まったとしても、私のお金は返ってこないような気がします。
あの被害届は、もはやただの紙切れとなっているとしか思えないから。
事件簿その3「盗難」
4. 闇金に金を借りようとしたら個人情報を売られた
ギャンブル依存者はお金を借りてパチンコに行きます。
そんな借り入れ先としてメジャーなのが、アコムやプロミスといった消費者金融。
身分証明書さえあれば、50万円くらいなら「ポンッ」と借りられてしまう、(依存者にとっては)危険な金融業者です。
でも、借り入れには限度額があるわけで、そこに到達してしまえば、それ以上はもう貸してくれません。
そこで、「ヤミ金」というものが登場するわけです。
当時、どうしてもパチンコをするお金がほしかった私は、「個人間金融(融資)」なるものに手を出そうとしました。
この個人間金融は、文字どおり個人間でお金の貸し借りをするものですが、まあこれがきなくさい。
- 法定利息の無視(法外な利息をふっかけられる)
- 保証金詐欺(さきにいくらか払ってくれ)
- ひととき融資(体の関係を見返りとして要求)
このように、やっていることはヤミ金とたいして変わらないケースも多いのです。
そんなところにお金を借りようとした結果、
- 住所
- 氏名
- 電話番号
私はこういった個人情報を売られました。
どうしてそれがわかったかというと、ヤミ金業者に電話で聞いたからです。
借金で破滅しかけました。
いまはもうすべて完済し、消費者金融ともオサラバしています。
事件簿その4「闇金」
5. パチンカス認定級の行動をとるようになった
これはひとつの事件というわけではないですが、いちおう事件簿に加えておきます。
パチンコによって頭がやられてしまった当時、いわゆる「パチンカス」のような行動を私はとるようになりました。
- うそをついて仕事をバックレる
- 約束は守らない、八つ当たりをする、人から金を借りる
- 結局私も迷惑行為におよぶ
当時の私は、まさに認定級のカス野郎でした。
すでにパチンコをやめた私は、もちろん、そのときのような行動をとることはありません。
だからこそ、いまふりかえると、まるでべつの人間がそこにいたかのようにも思えてくるのです。
ギャンブルへののめり込みは、どれだけ人を変えてしまうのか?
当時の私のパチンカスエピソードを見てもらえれば、それもおわかりいただけるでしょう。
よろしければ、こちらもあわせてどうぞ。
事件簿その5「認定」
6. パチンコ店で死にかけた
パチンコのせいで、わりとまじめに死にかけたことがあります。
パチンコ店で遊戯中、飲んだ水が気管に詰まり、呼吸困難におちいってしまったのです。
そんなバカな話が……
と思われるかもしれませんが、息ができなくなり、意識を失う寸前までいきました。
あのまま意識を失っていれば、もしかすると、すでに私はこの世には存在しないモノになっていたかもしれません。
もういちどいいます。
ふざけた話ですが、私はいたってまじめに死ぬかと思いました。
でも、「あのときに死んでいなくてよかった」と、いまは心底思います。
人生はつらいことも多いですが、生きていれば、それだけでも生きていける「小さな楽しいこと」もあるからです。
事件簿その6「破滅」
7. パチンコのせいで恋人が自殺をはかった
この件は重いので、まじめに話をしましょう。
私がまだギャンブル依存者だった当時、おたがいささえ合って暮らしていた恋人がいました。
しかし彼女は、私とパチンコのせいで、自殺をはかりました。
薬を過剰摂取する「OD:オーバードーズ」というものをしてしまったのです。
この件は、おたがいの親までを巻き込む事態に発展しました。
いや、親だけではありません。
- 救急隊員
- 病院・看護師
- 警察
こういったいろんな方をも巻き込んでしまったのです。
すべては、私のギャンブル依存症のせいで。
さいわい、彼女の命に別状はありませんでしたが、心に大きな傷をつけてしまいました。
「ギャンブル依存症だったから」なんて、言い訳にもなりません。
私は、取り返しのつかないことをしてしまうところだったのです。
当時の恋人には、ほんとうにわるいことをしてしまいました(破局しました)。
だから私は、いろんな人に迷惑をかけてきたぶん、いろんな人を救いたいと思っていまもブログを書いています。
パチンコが原因で起きた事件簿まとめは、以上となります。
事件簿その7「恋人」
今回のまとめ
- パチンコばかりしていると事件に巻き込まれる
- ギャンブル依存症になってしまうと事件発生率はさらに上がる
- 最悪の事件が起きてしまう可能性もじゅうぶんにある
パチンコを十数年もやっていると、いろんなことを経験します。
でも結局は、どれもこれも、経験する必要なんてないことでした。
最初は笑える事件だけでも、パチンコをつづけていると、だんだん笑えなくなってきます。
いつのまにか、ギャンブル依存症になってしまうこともあるからですよね。
やばい事件が起きはじめたら危険信号。
どうぞおぼえておいてください。
もし、すでに危険信号が発せられていたら、いっしょにギャンブル問題と戦いましょう。
私はいつも、当ブログでお待ちしていますよ。
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