パチンコ・スロットに依存するギャンブル依存症になってしまうと、自分の意志だけではパチンコをやめられなくなります。
もうやめよう……
そう思っていても、気づけばいつのまにか着替えていて、パチンコ店に走ってしまうようになります。
でも、この危機的な状況から脱する方法はある。なぜそう言えるかというと、元重度のギャンブル依存者である私にもそれができたからです!
- パチンコ・パチスロ依存症を克服した9つの方法
- 克服方法は歴10年以上の元依存者がたどりついた決定版
- 最後まで読めばギャンブル問題を解決できる可能性は高い
私は10年以上にわたって、パチンコ・パチスロへの依存に苦しめられてきました。
ひとたび行こうものなら、なにがあっても中断できず、行きたい気持ちもおさえられない。
「ギャンブル問題を解決するのは、もはや不可能なんじゃないか?」と、思っていたことさえありました。
でも、こんなことはもうおわりにする方法はあったのです。
この記事では、そんな元依存者である私がたどりついた、「ギャンブル依存症を克服する方法」のほぼすべてをお話しします。
これまであきらめてきた問題だったとしてもだいじょうぶ。
活路を見いだせれば、この問題は解決へと一気に動きだすので、どうぞ最後までおつきあいください。
ミナト
10代で行った初めてのパチンコで大勝し、パチンコ・スロット漬けの日々へ。借金を重ね、多くを失い、10数年もの間ギャンブルをやめられなくなる。しかし他者の力も借りて依存症を克服。その経験をもとに依存からの脱出方法を発信している。併設店・専門店での従業員経験もあり。>> プロフィール詳細はこちら
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まずはギャンブル依存症について知ろう
はじめのころは、ただ楽しかっただけ。
- 友人といっしょに卓を囲って麻雀をしたり、
- 競馬場の屋台でご飯を食べながら馬を見たり、
- パチンコの演出や展開の話でみんなと盛り上がったり。
そこまでですんでいれば、ギャンブルは、楽しい思い出だけでおわったのかもしれません。
しかし、私たちはそうはいきませんでした。
- 賭博の魔力にとりつかれ、しだいにパチンコにのめり込んでいった
- 友人・家族・恋人との関係なんてそっちのけになっていった
- 気づけば借金までしてギャンブルに興じ、世の中の中心がギャンブルとなった
そして、やめたくてもやめられなくなってしまったのです。
これは、そもそも「意志が弱いから」などという話ではありません。
パチンコに「行ってしまう・やめられない」のは、私たちがギャンブル依存症という精神的な病を患っているからなのです。
ギャンブル依存症の原因は「脳」にあった?
ギャンブルをやめられないのは、気持ちの問題ではなく病気……。
まずは、これを確認していきましょう
私たちの脳には、報酬系と呼ばれる、人に「快楽」を感じさせる場所(機能)があります。
これは本来、人が生きていくために必要な原動力となるもの。
ところが、ギャンブル行為(報酬)によって私たちが快楽を得ると、以下のようなことが起きてしまうのです。
- 脳内でドーパミンという物質が分泌され、私たちはスリル・興奮などの強い快感を得る
- 快感の味を知った私たちは、ふたたびそれを味わいたいと思うようになる
- スリルを感じたい、興奮したいといった「欲求」を、ギャンブル(報酬)に求めるようになる
それをつづけているうちに、私たちの脳は「快楽に対する耐性」を持ちはじめる。
それまでの興奮では満足できず、より強い興奮で欲求を満たそうと、しだいにギャンブル行為に歯止めがかからなくなっていくのです。
「タバコを1本吸うとまた次の1本が吸いたくなる」のとおなじようなことです
さらに、それと同時に進行していくのが「脳の変化」です。
ギャンブル依存症になっていく過程で、私たちの脳は「ギャンブル脳」へと変化していくことが報告されています。
ギャンブル以外のことには、脳が興味をしめさない
これにより、お金がかかっていない遊びよりも、ギャンブルをしているほうが楽しいと感じるようになってしまうのです。
ゲームをするよりパチンコのほうが楽しいと感じませんか? これもそういうことなんです
これが、パチンコがやめられなくなってしまう主な原因です。
でも、安心してください。原因がわかれば、対策を立てることもできるからですよね。
ギャンブルをやめられないものにしている最大の要因は「脳の変化」。
そして、それによって生じる「ギャンブル行為への衝動」です。
つまり、パチンコへの衝動を抑えることができれば、ギャンブル依存症に打ち勝つ勝機はあるのです。
彼を知り己を知れば百戦殆(あや)うからず-『孫氏』
- ギャンブル依存症という敵(彼)と、
- 自分自身に起きていること(己)を知れば、
ギャンブル問題との戦い(百戦)で負けることはありません。
まずは「自分がギャンブル依存症という病気になっているのを自覚する」こと。
すべてはそこからはじまりますよ。
覚悟はいいか? オレはできてる
ギャンブル依存症を克服する9つの方法
ギャンブル依存症について知ることで、ギャンブル問題と戦う準備ができました。
パチンコ・パチスロ依存症は、たしかにそう簡単には抜け出せません。
脳の変化によって、ほかに楽しさを見いだせなくなる以外にも、つぎのような要因も複合してしまうからです。
- お金が欲しい・負けたお金を取り返したい、と思う金銭や心理的なこと
- ギャンブルへの衝動が強すぎて、衝動にあらがうすべがなくなってしまうこと
ただ、ひとつひとつ問題を解決していけば、長年にわたった依存症でも、一気に解決させることはできます。
今後は極限まで弱った衝動をあしらうだけで、パチンコなんてなくても楽しめる人生を送れるようになるのです。
だいじょうぶです。かならず成功しますよ
それでは、ここからが本題です。ギャンブル依存症を克服する「9つの方法」にまいりましょう!
1. ギャンブル行為のいっさいをやめる
パチンコ・パチスロ依存症を克服するためにまずしなければならないこと。
それは、ギャンブル行為(それに準ずる行為も)のいっさいをやめることです。
やめるべきギャンブル行為には、以下のようなものがあります。
- ギャンブル行為
パチンコ・パチスロ・競馬・麻雀・宝くじなど
- ギャンブルに準ずる行為
ゲームセンターやアプリでの遊技、パチンコ・パチスロの実践動画視聴など
私たちの頭のなかには、「ギャンブルへの衝動」というセンサー型爆弾が埋め込まれている、と考えましょう。
ギャンブル行為はもちろんのこと、それに準じた行為も、パチンコへの衝動を呼び覚ます要因となるからです。
センサーが作動すれば、あとはものの数秒で……ドカン、をふせぐことは(ほぼ)できません。
気づいたときには、パチンコ店に向かっていたんです……
これは、パチンコへの衝動によってセンサー型爆弾が作動・爆発してしまい、意志の力なんて関係ない話になっていたからなのです。
ひとたびこの衝動にとらわれると、それを止めるのはひじょうに困難となります。
よって、ギャンブルへの衝動は、暴発するのを「未然に」ふせがなければなりません。
だからこそ、ギャンブルそのものは当然のこととして、それを連想させるものでさえも「いっさいふれないようにする」必要があるのです。
パチンコへの衝動を食い止めるには
では、パチンコ・スロットへの衝動はどうすれば食い止められるのか?
いくつか例をあげておきましょう。
- 外出中にパチンコ店の近くを通ったら、ドアが開いて音がもれ聞こえてきた
- アニメを見ていたら、キャラクターが虹色のオーラをまとって必殺技を……
このようなときは、全力でパチンコ店の前から逃げてください。すぐにテレビを消してください。
この時点で、センサー型爆弾は作動準備に入り、爆発までのカウントダウンは始まっているからです。
ようは、まずはセンサーを反応させないこと。
なにかで反応してしまったとしても、爆発までをカウントするアラーム音を弱らせることが大事なのです。
でも、そんなのいつまでも続けられないよ……
これもだいじょうぶです。
もっとも失敗しやすい3日間、それを超えて1~2週間、つづいて1か月間。
このへんまでくると、応援に駆けつけてくれた地雷除去部隊によって、かなりのセンサー爆弾は解除されます。
そして、そのまま2~3か月間を超えればどうでしょう?
じつは、もう成功は目の前なんですよ!
ですから、まずは最初の1か月間、ここがとんでもなく重要なカギとなります。
以下で紹介している禁パチンコ方法などを駆使して、最初の期間を成功させてください。
克服方法はまだ始まったばかり。どんどんいきましょう!
パチンコをやめる方法11選
最初の1週間に特化した脱パチンコ術
パチンコを我慢する方法まとめ
2. パチンコ店を出入り禁止になる
いきなりですが、リーサルウェポン級をいきます。
「パチンコ店を出禁になる」方法です。
ギャンブル問題をかかえる人の大半が、じつはパチンコへの依存だといわれています。
ある調査では、依存対象の9割以上がパチンコ・パチスロだったそうです
それはやはり、街じゅうに点在しているといった、パチンコ店側の「地の利」があるからにほかなりません。(参照記事:依存対象の調査結果)
私たちは依存症を患っている状態で、なおかつ相手には「地の利」がある……。
この圧倒的に不利な形勢を逆転させる方法はひとつです。
そう、「パチンコ店を出禁」になればいいんですよ。
そもそもの話、パチンコ店に行ってしまうのはなぜでしょうか?
この答えは単純です。
「行ける」から「行く」んですよね?
だったら、それが「行けない」になれば、もう行くことはできません。
行くのをがまんするとかではなく、「行けないからあきらめるしかなくなる」のです。
依存症対策プログラムを活用しよう
かつて私は、もはや出禁になるしかないと思い立ち、なにも持たずにパチンコ店に乗り込んだことがありました。
ところが、これを完遂させるきちんとした手段があります。
「自己申告・家族申告プログラム」というものを使う方法です。
同プログラムは、自身または家族の申告によって、パチンコ店に入店制限をかけてもらえるもの。
正式な手順を踏んでパチンコ店を出入り禁止にしてもらえる「強カード」です。
たしかにコイツは、最終兵器レベルだな
私はこれらの方法を駆使することで、パチンコ店にふらっと行ってしまう不利な状況を、たったいちどでくつがえすことに成功しました。
地の利を持つパチンコ店に対抗するためには、こちらもそれなりの武器がなければ話になりません。
ギャンブル依存症という強敵は、はだかで勝負して勝てるほど生ぬるい相手ではないのです!
ということで、一刻も早く、プログラム申込書をゲットしましょう!
プログラム申し込みの流れ
パチンコ店に出禁を申し出た結果
3. すぐに新しい趣味をつくるのは不可能だと知る
すぐに新しい趣味をつくるのは不可能だと認識しましょう。
パチンコ以外の趣味を見つけなよ……
そういったことは、家族・恋人などから、くさるほどいわれてきたのではないでしょうか?
ただ、「そんなことは不可能だ」と私はいまでも思っています。
なぜなら、ギャンブル依存症の人間にほかの趣味を見つけさせようとするなら、ほかのギャンブルしかありえないから。
これは当事者にしかわからないことなので、しかたありません。
ただ、いきなりは無理です
ムリなものはムリなので、これはもう、ひとまずはいさぎよくあきらめましょう。
まずは暇つぶしから始めよう
とはいえ、この「趣味問題」を解決させる方法もあるんですね。
どうすればいいかというと、
無理に趣味をさがすのではなく、まずは「暇つぶし」をすればいいのです。
- 本を読む
- 映画・ドラマを見る
- アプリで漫画を読む
ギャンブルをやめて退屈になった時間は、こういったことから始めてみてください。
お金のかかってない娯楽はつまらないな……
なんだか時間をムダにしてしまった気分だ……。
最初はきっと、このように感じてしまうと思います。
ただ、それでいいのです。
ギャンブルから遠ざかれば遠ざかるだけ、お金を賭けないものでも、そのおもしろさに気づけるようになっていきますから。
で、なにをすればいいんだ?
空いた時間の暇つぶしは、便利な動画配信サービスからがおすすめです。
なかでも「U-NEXT
無料トライアル期間も31日間あって、その後の月額料金は税込2189円。
なんとサンドに入れる千円札2枚で、1か月も暇をつぶせるのです。
ものすごく安く感じませんか?
これが本来の遊びの代金なんですよ。
また、こうした適正価格の商品にお金を使うことで、くるっていた金銭感覚を正常な状態にもどすこともできます。
「家から出ないですむ」というメリットもあるので、試してみない理由は、もはやないといえるでしょう!
ちなみに私も、最初は「U-NEXT」で暇つぶしをしていました。
いまでは、本を読むのがパチンコをするよりも楽しい、と感じられるようになりましたよ。
ただし、アニメなんかを見るさいは、パチンコ・パチスロ台とタイアップしているものには気をつけてくださいね。
配信動画数は22万本以上!
>> U-NEXTの公式サイトはこちらパチンコ以外の趣味・暇つぶしまとめ
4. いろんな勉強を始めてみる
空いた時間を有効活用したいと思ったときは、勉強を始めるのもおすすめです。
パチンコに行かなくなると、おそろしいほどに時間を持てあますようになります。
なぜかというと、
これまでパチンコしかしてこなかったからですよね
しかしこの空いた時間は、あればあるだけギャンブルのことを考える危険なものにもなるので、どうにかしなければなりません。
できるだけ「無」の時間は排除していかなければならないのです。
そこでおすすめなのが、なにかを勉強してみることです。
暇つぶしのつぎは、なにか実になることもしたくなってきたな。なんかないかな?
これはひじょうにいい傾向です。
時間がたって向上心がもどってくると、このように考えられるようにもなるのです。
それなら、さっそく勉強をはじめてみましょう!
……と、いいたいところですが、そのまえに、私の実体験から注意点をお話ししておきます。
投資の勉強には注意しよう
私は以前、パチンコをやめるために、投資(FX)の勉強をはじめたことがありました。
ギャンブラーはお金が好きなので、勉強といったら、まっさきにこの「投資」が思い浮かんだりもするのです。
ただ、勉強とはいっても、投資となると話は変わってくる。
勉強だけしているあいだは、まだいいんですよ
じっさいに私も、その期間はパチンコのことは考えずにすんでいました。
でも結局、投資は実践が本番で、そこでは「お金を賭ける」ことになるわけですよね?
- ギャンブル依存症はまだ克服できていない
- その状態で「お金を賭ける」投資をはじめる
この場合、どうなってしまうと思いますか?
そう、ギャンブル的手法での投資と、それによる再パチンコの誘発が起こるのです。
私の実体験からいってもそうでした。
投資の勉強は、じつはまったくの逆効果となる危険性がきわめて高いのです。
じゃあなにを勉強すればいいんだ……?
そこでおすすめできるのが、心理学のいち分野である「行動分析学」です。
この行動分析学は、医療・ビジネス・ギャンブル問題など、さまざまな分野で役立っているほど応用性の高いもの。
学べばきっと、ギャンブル依存症を克服するための手助けとなってくれますよ。
気になると思うので、どのようなものか、すこし引用しておきましょうか。
たとえば、タバコは体に悪いからもうやめようと決心しても、なかなかやめられなかったり、ダイエットを決意して間食はやめようと決めても、目の前にケーキを出されるとつい食べてしまったりするのはなぜなのか。
多くの人の答えは、「意志が弱い」からというものである。
『行動分析学入門』p.29
でも、最初のほうで説明したように、これは「意志が弱い」からではないんでしたよね?
行動分析学では、このような「自分はなぜその行動をしたのか?」ということを学べます。
自分はなぜパチンコに行ってしまうのか? なぜ今回は失敗してしまったのか?
そういった、根本的な部分を考えるきっかけにもなるので、まずは入門書を読んでみてください。
投資の勉強はナシの方向でいきましょう!
ただの投機となった投資(FX)
人がパチンコにハマる理由
負けを取り返したくなる心理
5. 借金がある場合は借金問題を解決する
これはかなり重要です。借金がある場合、借金問題の解決は先決となります。
ギャンブル依存症になってしまうと、借金をしながらのパチンコは、もはやあたりまえとなってしまいます。
ここで問題となるのが、「借金があるとないとでは、依存症を克服する難易度が大幅に変わってくる」ということ。
借金があることで、ギャンブルへの衝動が起きやすくなるからです。
借金の返済生活は、かなりつらいですよね。
- 毎月高額な利息を支払う
- 生活を切りつめてなんとかやりくりする
- やりたいことはほとんどがまんする
これだけやっても、まるで残額は減っていきません。
借金を返すだけの生活はあとどれだけつづくのか?
それすらも、わからなくなってしまうこともあります。
すると、魔が差してしまうのです。
パチンコで勝てば遊べる。勝てば美味しいものが食べられる。パチンコで勝てば……
こうして私たちは、生活を切りつめて返済してきた「借入可能額」からまたお金を借りてしまうのです。
ギャンブル依存症を患った状態での返済生活は、返しては借りてのくりかえし。
だから、高額な利息だけを払いつづける「泥沼」と化してしまう危険性がひじょうに高いのです。
でも、これをなんとかする方法もあるので安心してください。
借金がどうにもならなければ助けを借りよう
借金問題は、自力で解決できるのなら、それに越したことはありません。
まずは返済計画をしっかりと立て、いちど返したお金にはいっさい手をつけず、最短での完済を目指しましょう。
方法は「自力で返済する6つのコツ」でも紹介しているので、こちらもどうぞチェックしておいてください。
なお、借金問題が以下のような状態になっている場合ですが、
- 利息が高すぎて返済が進まない
- どうしてもまたお金を借りてしまう
- 総額からして経済的にも返済の見通しが立たない
この場合は残念なことに、問題を先延ばしにしても意味はありません。
高額な利息をたれ流すことになってしまい(私は利息だけで100万以上消えました)、時間もお金もムダになってしまいます。
ですから、そんなときは、解決策として有効な「借金自体を減らす方法」をおすすめします。
消費者金融にお金を借りていると利息が発生しますが、じつはこの利息は払いすぎている場合があります。
これを過払い金といい、それがある場合は、専門家に依頼することで返還してもらえるのです。
ちなみにこれは、取られすぎた分があっても、こちらが言わなければ返してくれません
そう、この過払い金は「聞かないだけ(確認しないだけ)損をしてしまう」ものでもあるのです。
過払い金があるか、借金自体を減らせるかどうかは「借金減額診断」を利用すればわかります。
司法書士や弁護士事務所が運営するシミュレーターで、利用は3~4つの質問に回答するだけ。
これで、借金総額を減額できるかを無料で診断してもらえます。
また過払い金がなかったとしても、「任意整理」というものを利用すれば、高額な利息を基本的にはすべてカットできます。
最低5年は新規で借り入れができなくなりますが、再度借り入れができなくなるのは、ギャンブル問題の解決ではメリットになるでしょう。
どうしても借金問題が解決できないときは、この任意整理の利用もぜひ検討してみてください。
(※これもシミュレーター利用後に相談できますよ)
それから、手続きに関してですが、
これは専門家に丸投げでOKです。
もちろん費用はかかりますが(返還された過払い金の22%など)、過払い金があればそれでチャラですし、利息カットができればそれもチャラです。
返済生活の負担を軽減できることまちがいなしでしょう!
自分でつくった借金は自分で返しきる。
これは、その後のお金の使い方にもかかわってくるので、ギャンブル依存症克服の必須条件だと私は思っています。
家族などに肩代わりしてもらおうとは考えず、自分で問題を解決するのが大事ですよ。
自力で借金を返済するコツ
借金問題の解決方法まとめ
6. 奥義を会得する
ギャンブルをやめるための奥義があります。
これを2つ紹介しておきましょう。
まずは1つめ、「強制的に時間を消し去る」という奥義です。
そんなことが人間にできるのか……?
なんと、それができます。さっそく解説していきますよ。
2番目の克服方法に「パチンコ店を出禁になる」がありました。
これは「行ける」状態だから行ってしまうというものでしたが、これと似たような単純な話があるのです。
そこで再度「なぜ私たちはパチンコに行くのか?」を考えてみましょう。
……行きたいと思うからか?
そう、パチンコがしたいと「考える」からであって、「考える時間がある」からでもあるのです。
たしかに、単純な話だが、的を射ているな
だったら、その時間を消してしまえば、パチンコをしたいと考えることは物理的に不可能になる、ということもできますよね?
また、パチンコやスロットは、もれなく以下の条件がそろっています。
- 外でしかできない
- 営業時間が決まっている
考える時間を消す。外でしかできない。営業時間がある……。
そう、パチンコ店が営業しているあいだは寝てしまえば、ギャンブルへの衝動をすべて強制的に消し去れるのです!
……!!
寝てしまえばパチンコに「行く」も「行きたい」もありません。
夢でパチンコをしているすがたを見るかもしれませんが、そんなものはしょせん、夢の中だけの話です。
パチンコ店が閉店するくらいまで寝ていれば、これもまた、パチンコ店に行くのは「不可能」となるでしょう!
そんなものが奥義なの?
と思われるかもしれません。
しかし私の場合、この奥義を使用した日にかぎっては、実践上の成功率は100%でした。
だまされたと思って、まずはためしてみてください。すぐにでも実践できます。
なぜなら、寝るだけだから。
最終奥義はまさに奥の手
2つめの方法(最終奥義)に進みましょう。
限界までギャンブルにお金をぶち込むという方法です。
- キャッシュカードの中身がカラになるまでいく
- 消費者金融の借入が限度額に達するまで借りにいく
このようにして、とにかく、限界までパチンコにお金を使い込むのです。
では、それをするとなにが起こるのか?
もうパチンコからは「解放」されたんだ、もう行かなくていいんだ……
そう、このような「解放感」がおとずれるのですね。
結局のところパチンコに行けるのは「お金があるから」です。
なくなれば行けなくなるので、やはりここでも「物理的に行けない」強制力がそう感じさせてくれるのです。
そしてこの解放感は、パチンコからの離脱に強力なブーストをかけてくれます。
5万円、10万円と負けまくった日に、
もうパチンコはいいや!
と、逆に晴れ晴れとした気分になったことはありませんか?
あの「もういいや感」を極限まで高められるのがこの最終奥義です。
ただ、この方法は「奥の手」というだけあって、あまりおすすめできるものではありません。
かなりの効果を発揮するのは実証ずみですが、失敗すると、取り返しがつかなくなるリスクもあるから。
- すでにMAXの限度額に近い
- 限界までいってもそこまで大きく負債が増えるわけではない
こういった状況にかぎり、意図的に使うのはありかもしれません。
しかし本来は、不可抗力的に「そうなって(限界に達して)しまった」ときのための方法です。
くわしくは以下の関連記事に書いてあるので、気になったら見てみてください。
ただ、もういちどいいますが、爆発力はすさまじいとはいえ、意図的にするのはおすすめできないですよ。
7. 相談機関・自助グループの助けを借りる
相談機関・自助グループの助けを借りましょう。
ギャンブル依存症は、ひとりの力で解決するのは不可能なケースも多いです。
「自分の意志」だけで解決するには、あまりにも難易度が高すぎる問題だからですよね。
ですから、問題の解決を手助けしてくれる「人の力」もたよってみてください。
いや、でも自分はそこまでじゃないんで……
こう言うと、そう思ってしまいますよね。
でも、残念なことに「そこまで」なんですよ。
ギャンブル依存症は、どれだけ症状が重くても、だれもが自分は病気だとは考えません。
私もずっとそうでした
そんなところのお世話になる必要はないって、10年以上思っていました。
でも、最初にお話ししましたよね。「ギャンブル依存症はれっきとした精神的な病」なんだって。
症状が軽ければまだなんとかなりますが、それが重症と化しているのなら、ほぼほぼ「ひとりじゃムリ」です。
ということで、ここでは、代表的な専門機関をいくつかご紹介します。
RSN(リカバリーサポートネットワーク)
ギャンブル問題で困っている本人や、その家族向けに、無料で電話相談を実施している相談機関があります。
RSN(リカバリーサポートネットワーク)です。
RSNは、パチンコ・パチスロ依存問題解決のために設立された、非営利の相談機関。
- 相談者の悩みを聞いての適切なアドバイス
- 専門機関・自助グループの紹介
- 本人向け・家族向けの対面相談会の案内(会場は東京)
電話をかけることで、こういったことをしてもらうことができます。
私も2回ほどRSNには電話をしたことがありますが、ここに電話をかけてみて気づかされました。
「そもそもギャンブルの悩みをだれかに聞いてもらったことが、これまでいちどもなかった」ことにです。
相談料も通話代のみです
場所は東京に限定されますが、RSNをとおすことで、専門の講師を招いた相談会に参加することもできます。
いまその手に持っている、または手もとにあるそのスマホから、電話をかけてみるだけ。
それだけで「自分のなかで何かが変わる」はずなので、思い切って電話をかけてみましょう。
思ったよりもスマートに相談にのってくれますよ。
電話番号:050-3541-6420
相談時間:10:00~22:00(月~金まで、祝日除く)
RSNに電話した時の内容詳細
GA(ギャンブラーズ・アノニマス)
世界的にも有名な団体に、GA(ギャンブラーズ・アノニマス)があります。
このGAとは、ギャンブル問題からの回復を目的とした本人向けの自助グループのこと。
毎月全国にある会場で、当事者同士が集まる「ミーティング」と呼ばれる会合をおこなっています。
で、それの何がいいんだ?
じつは、こうした自助グループへの参加は、ギャンブル依存症を克服するうえでもっとも効果的ともいわれているのです。
おなじ問題を持つ仲間たちの話を聞き、
- 悩みを共有する
- おたがいに励まし合う
こうすることでも、ギャンブル問題は解決へと向かうからです。
RSNのところでもお話ししたように、ギャンブル問題は、
人に悩みを打ち明けられる機会
これが圧倒的にすくないです。
だからこそ、こういった(理解者がいる)ミーティングが大事であり、有効だと考えられているのですね。
ただ、効果的ともいわれる一方で、このような話もあります。
- とあるSNSにパチンコをやめるコミュニティがあり、そこには禁パチンコ歴が長い管理人とリーダーがいて、2人はメンバーの支えとなっていた
- しかしある日、リーダーが「パチンコ野郎の悲惨な顔でも拝んでくる」という言葉を最後にリバウンド
- すると、リーダーのリバウンドにつられるようにして管理人までもが脱落
- 管理人・リーダーという2つの支えを失ったコミュニティでは、次々とメンバーが脱落していき、コミュニティは大混乱におちいってしまった
これは、以前読んだ『私、パチンコ中毒から復帰しました』という本のなかで、筆者がじっさいに体験したこととして書かれていたものです。
これがGAとどう関係するのかお話ししておきましょう。
GAには、「仲間の話を聞く、その話について意見や議論はしない」という原則があります。
そうなると、会合に参加していれば、いずれは以下のような話を仲間から聞くこともあるかもしれません。
- リバウンドや失敗した話
- 楽しかったギャンブルの思い出話
ようは、その話を聞いたとき、それにつられて自分も……ということが起きてしまう可能性もあるのです。
私はGAには参加したことがないので、これについてはなんともいえません。
ただ、可能性はゼロではないと思うので、参加するさいは、いちおう注意もしておいたほうがいいでしょう。
聞いてほしい話があるから行ってこよう
いまは大丈夫そうだから行かなくてもいいかな
GAは自由参加なので、利用するときは、そんな使い方もいいかもしれないですね。
公式サイト:GA日本インフォメーションセンター
GAに行ってみた:GAの利用の仕方を詳しく解説
さきほど紹介した本はKindle Unlimitedでも読めます。30日間は無料(以降は月980円)で本が読み放題。こちらもおすすめですよ。
GAM-ANON(ギャマノン)
当事者向けのGAがあるように、ギャンブル問題の影響を受けた家族・友人のための自助グループもあります。
ギャマノン(GAM-ANON)です。
このギャマノンは、参加者が異なる(対象者が逆)だけで、基本的なことはGAと一緒。
全国の会場で、ミーティングを開催するなどの活動をしています。
ところで、家族や恋人は、ギャンブル行為に走る私たちの行動を、ほとんど理解することはできません。
またパチンコ!?
きっと、そうとしか思えないでしょう。
ギャンブル問題のつらさ・苦しさというのは、当事者にしかわからないことがあまりにも多すぎるから。
しかし、そうはいってもです。
家族や恋人の協力をあおぐことができれば、それは大きな力となります。
家族や恋人が憎しみをいだく「被害者」ではなく、手をとり合える「協力者」に変わる。
そうなったとき、このギャンブル問題は、やはり解決へと大きく動きはじめると思います。
なので、教えてあげてみてください
すべてを理解してもらうのはむずかしいです。
でも、きちんと話せば、きっと協力してくれると思いますよ。
公式サイト:一般社団法人 ギャマノン日本サービスオフィス
自助グループ&ここまでのまとめ
- 私たちは精神的な病をかかえている
- それをどうにかするには、人に助けてもらうのも大事
- 強大なギャンブル問題という敵を倒すには「仲間の存在」が必要
まずは敵(ギャンブル依存症の原因)を知りました。
つづいて、敵に攻撃されている(精神的な病を患っている)ことを認識しました。
そして、敵を倒す武器(克服方法)を手にいれました。
それでは、つぎは何をすればいいでしょう?
それはやっぱり、アレだろ
そう、あとは酒場(ギルド)に行って、パーティを組む(仲間をつくる)だけですよね!
- 敵を倒すための攻撃役
- 敵からの攻撃を守ってくれる防御役
などなど、仲間は多いに越したことはありません。
だからこそ、近しい存在の家族・恋人は、できるだけ味方につけておきたいのです。
最低でも「私」という人間がすでにひとりはいますが、とにかく、仲間はどんどん増やしていきましょう!
そんなわけで、必要に応じて、相談機関・自助グループも活用してみてくださいね。
強力な武器はまだひかえているから期待してくれよな
仲間づくりはSNSを活用するのもいいと思いますよ
8. 精神状態を安定させる(生活習慣を改善する)
最初のほうで、ギャンブル依存症は、脳内で分泌されるドーパミン(いわゆる脳汁)が原因となっているとお話ししました。
これをなんとかする方法があります。
ドーパミンの分泌を抑制し、精神状態を安定させる働きをもった「セロトニン」を増やすのです。
パチンコに行きたくなる衝動の正体は「欲求の暴走」です。
だからこそ、それを暴発させない(センサー型爆弾を爆発させない)のが大事なのでしたよね?
そこで、つぎの効果があるセロトニンを増やすことで、
- ドーパミンによる欲求(パチンコへの衝動)を落ち着かせる
- 精神状態を安定させる(気分を落ち着かせる)
「パチンコに行きたい」となってしまうのをふせぐのです。
(※ちなみにセロトニンは、ドーパミンとおなじく脳内で分泌される物質です)
理論上はいけそうな気がするが……
そう、これにも注意しておきたい点があります。
セロトニンを増やすだけでは、根本的な問題が解決するわけではないということです。
現状、ギャンブル依存症に有効な投薬治療法はないといわれています。
したがって、この方法は「パチンコをやめる決定打」としては使いません。
パチンコをがまんする(禁断症状がでる)期間や、克服状態を維持する期間に活用します。
おすすめの習慣は早起きと運動
セロトニンを増やせばドーパミン(欲求)の暴走をおさえられる
よってこの方法は、暴発を「未然にふせぐ」ために使いましょう。
メリットの多さにも注目だな
セロトニンを増やす行動によって生活習慣が変わると、考え方・性格もポジティブになるなど、日常的な「安定感」も得られるのです。
では、具体的にはどうすればいいかというと、以下の3つの方法があります。
- 朝起きて日の光をあびる
- 適度な運動をする
- 人と話す(ペットとふれあう)
生活習慣にこれらを取り入れていくことで、脳内のセロトニンを増やすことができます。
「③人と話す」はむずかしい場合もありますが、「①早起きして日の光をあびる、②適度な運動」は、やろうと思えば今日からでもできます。
ぜひ、ふだんの生活に取り入れてみてください。
それと、セロトニンを増やすというのは、うつ病などの改善にも役立つと考えられています。
私もうつ状態だった期間はありましたが、生活習慣を変えることで、やはり回復していくのを実感することができました。
もともと夜型の生活だった私がいうのだから間違いありません
習慣が変われば、考え方も変わるものです。
やるとやらないとでは、精神状態はまったくのべつものになりますよ!
ギャンブル以外のことに興味を持てる日は必ずくる
私は10代のころからパチンコをしていて、のめり込んだあとは、ギャンブル以外への興味をほぼすべて失いました。
世の中がギャンブル一色となり、これ以上に楽しいことなんてないと信じ切っていました。
でも、そうじゃなかったわけですよね
パチンコで変化した「ギャンブル脳」が回復していけば、それ以外にも興味を持てるようになります。
見えなくなってしまった世界、見ようともしなくなってしまった世界に、興味をいだけるようになる。
そう、失われていた「心を揺さぶられるような感情」を、取りもどすことはできるのです!
そのためには、パチンコのリバウンドだけはふせがなければなりません。
だからこそ精神状態を安定させて、スリップ(再パチンコ)を誘発させる衝動を、常日ごろからおさえておく必要があるのです。
- 朝カーテンを開けて日の光をあびると気持ちがいい
- 天気のいい日に外を走ると、頭のなかがスッキリしてこれまた気持ちがいい
生活習慣に問題があるなら、今日から変えましょう。
まったくちがう自分が、きっと手に入るはずですよ。
ギャンブルをやめた未来
9. 自力でお金を稼ぐ方法を身につける
最後の武器をさずけます。
もういちど、「そもそも私たちギャンブル依存症者がパチンコをするのはなぜなのか?」を考えてみましょう。
もちろん「スリル・興奮を味わいたい」はありますよね
でも私は、ここに「ある共通の理由」があると思うのです。
らくしてお金が欲しいという理由です。
- 自分の「実力・努力・能力」でお金をかせぐことを、いつのまにか放棄するようになりませんでしたか?
- 遊べるお金、生活するお金を、ギャンブルが与えてくれるだろうと、ただ待つようになりませんでしたか?
- すべてを運まかせにするようになりませんでしたか?
ただパチンコやスロットがしたいのなら、5円スロットや1円パチンコでもよかったはず。
でも、それ(レートを落とす)をしないということは、「ほんとうはお金が欲しいだけ」ということにもなるのではないでしょうか?
ところで、さきほど紹介した「GA」では、人がギャンブル依存症になる要因として、以下のようにも述べています。
未熟。自分ではたいした努力もしないくせに、世の中でうまくやろうというのは、問題のあるギャンブラーに共通してみられる性格である。〔……〕カードの勝負、スロットの目押し馬券を買うことで、大人としての責任を避けることができると感じていたのであり、責任を逃れようというあがきは、ついには潜在意識の強迫観念となったのである。
強迫的ギャンブルとGA
ちょっといいかたがキツイですが、ようはこういう話です。
「ギャンブルでなんとかやっていこうという考えがよくない」
ただ、たしかにそのとおりで、私もこれを受けて思うのです。
- 結局のところ私たちは、自分の力で未来を切り開けない現状から目をそむけていた?
- そして、それを直視する恐怖から目をそらすためにギャンブルをしていた?
- お金という、ひとときの「安心」をあたえてくれる「現物」を、賭けごとから得ようとしていただけだった?
ギャンブル依存症によって、そのように性格・考え方が変化してしまう部分は、まちがいなくあるはずです。
学業・職業の機会を奪われ、そのせいでの「現状」ということもきっとあると思います。
ただ、そうはいってもここから抜け出せない。
収入をたよる先が、いつのまにかギャンブルしかなくなってしまっているからです。
だったら、やることはもう決まっていますよね?
そう、自分の力で、お金をかせぐ方法を身につければいいのです!
自力で稼ごう、収入をギャンブルに頼るのはやめにしよう
4番目の「勉強をはじめる」でふれましたが、私が投資の勉強をはじめたのは、じつはこれがほんとうの理由でした。
自力でお金をかせげれば、お金の面でパチンコに依存しなくてすむ。パチンコをする必要はなくなる。
そう思ったからです。
そして、最終的に私がたどりついたのが、このブログを運営することでした。
このブログは収益化をしていますが、これには、いくつかの理由があります。
- ギャンブル依存症によってすべてを失ってしまったとしても、だれだって人生を逆転させられると伝えたい
- お金をかせぐ方法がわからずにギャンブルに走っていた人に、そこから抜け出す道を示したい
かつては努力することを放棄し、運まかせに生きてきた私が実績をつくれれば、
そのことを証明し、その方法を共有もできる
そう思ったからです。
もちろん、ブログじゃなくてもいい。
- 転職
- スキルアップ
- イラスト、動画配信
など、自分の得意分野で攻めていけばいいと思います。
とにかく、運ではなく、自力(実力)でお金をかせぐ方法を身につけるのが重要なのです。
- 自力でお金をかせげれば、(お金がほしいのなら)ギャンブルをする必要はなくなる
- 実力でお金をかせぐ行動が、ギャンブル依存症の再発を予防する強力なストッパーとなる
このとおり、自力でお金をかせぐのにはメリットしかありません。
ここまで紹介してきた方法で、パチンコに行かない状態をつくり上げられたのなら、ぜひ挑戦してみてください。
べつに失敗したってだいじょうぶ。
そのくらいで死ぬことなんてないですし、それにパチンコにくらべれば、たいしたダメージも受けません。
とにかく、行動することです
挑戦することでしか、現状を変えることはできないんですよ。
仲間としてお会いできることを楽しみにしています
ギャンブル依存症にかぎらず、なにもしなければ、人生はなんのイベントも起きません。
そのままの人生がつづくだけです
残念ながら、パチンコのようなラッキーヒットはないからです。
私はまだ、副業としての方法はブログのことしかお伝えできません。
それでも、きびしいとされるブログかいわいで、たったひとりで生き残ってきた実績があります。
ブログの立ち上げ方は、姉妹サイト(ゲンエキバー)のほうで順を追って説明しています。
どうぞこの武器を受け取ってください
いばらの道を乗り越え、いまもまだ錬成をつづけている武器です。
私たちは、ギャンブル依存症の克服という、おなじ目的を持った仲間です。
つぎは、ブログというおなじ戦場で、戦友としてもお会いできることを、私は楽しみに待っていますよ。
今回のまとめ
- ギャンブル依存症はたとえ重度でも克服することができる
- 自力でだめなら対策プログラム・家族・相談機関などの人の力を借りよう
- 運にたよらず、自分の持つ力、自分の持つ可能性を信じて前に進もう
ギャンブル依存症は不治の病ではありません。
重度の依存者だった私でも克服できたのですから、きっとできます。だいじょうぶです。
だから、けっしてあきらめないでください。
たとえ失敗したとしても、その経験はむだにはなりません。
あきらめなければ、その可能性は無限に広がります。
挑戦する気持ちさえ失わなければ、かならずや、「依存症から解き放たれた未来」を手にすることはできるのです!
今回ご紹介した方法は、元重度の依存者である私が、成功にこぎつけたほぼすべてです。
あとは、「やるかやらないか」です
パチンコ・パチスロなどのギャンブルは、やめたいと思っているだけでは絶対にやめられません。
この記事でも説明してきましたが、ギャンブル問題は、「意志の力」だけでどうにかなるものではないからです。
知識・方法はもう手に入っています。あとはそれを使うかどうかだけです。
どうぞ行動し、経験し、ギャンブル問題を解決し、そして、ほんとうの人生を取りもどしてください。
ギャンブル問題が解決された、そのさきでもお会いできることを、私は楽しみに待っています!
パチンコをやめる11の方法
自力で借金を完済する6つのコツ
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色々ギャンブル依存症についてブログを読ませて頂きました。私は42歳の会社員ですが、パチンコ、パチスロ歴は19歳から友人の誘いでやり始めたのがきっかけでそこからどんどんのめり込んでいきました。最初にやり始めたのが、友人からの教えで当時で言えば、4号機初段ジャグラーでした。初心者台とも言われていて、千円で出て、その時は7万円勝ちました。いわゆるビギナーズラックです。そこから後にハマっていきました。その後も小資金で10万〜30万勝っていた事もありましたが、それが長く続く訳もなく、次第に負ける回数のほうが多くなり、気づけばサラ金に手が出てしまいました。その総額は350万以上。
この借金は、最終的に、債務整理で全部観察しましたが、それでもパチンコ店へ通っていました。多額な借金までしてそれでも行ってしまう。完全に依存症でしたね。そこから二十数年、結婚もし、子供も産まれたしたが、それでもパチンコ、パチスロから離れる事はありませんでした。勿論、家族にも迷惑をかけて、自分の親にまで。このままじゃいけないと思っていた時、たまたま妻や、子供が携帯ゲームをやっていたので、それに便乗してやり始めてみました。そのゲームにハマってしまい、次第にパチスロ店には行かなくなっていました。行かなくなった期間は3年程。本来の自分の生活や金銭感覚が戻ってきたと思ってました。ところがそのゲームに飽きてしまい、またパチンコ店へ行くようになりました。依存症再発してしまったのです。以前のようにパチンコ店の規制や新しい台の導入など、気づけば出玉規制が新たに参入されていて、4号機時代とは全く違った雰囲気でした。4号機が撤去になり、5号機の導入、6号機の導入になるにつれ、出玉規制がより厳しくなりました。さらに、今年の11月までには5号機全撤去しなければならない事態まできました。最終的に残るのは6号機のみ。パチンコはここ何十年も打ってないのでわかりませんが。パチスロは6号機だけになると、どう頑張っても勝てるわけありません。元々私もパチンコ店で働いていた時もありました。辞めた理由はパチンコ、パチスロから離れたい、職場にいると、常にパチンコ、パチスロのスタッフ同士の話や台は嫌でも見る事になるので、それにウンザリで退職しました。今は会社員でタクシードライバーをやっています。結果転職しても、何も変わらず、依存症の脱却は失敗に終わりました。それがまた数年ズルズル引きづり、実は昨日までパチスロ(6号機ジャグラー)を打ってました。以前のようにはお金を全部使う事はなくなり、自分にセーブをしながら打ってきましたが、やはり今の時代はどう頑張っても勝てる訳もなく、結果一万五千円の負け。4号機時代は本当に出玉が増えるスピードがめちゃくちゃ早くて一撃万枚も可能でしたが、今は平均6〜7時間位でようやく一箱盛れるかどうかの状況です。規制が厳しくなった状況の中、だんだん客離れが急増。あの開店前の客の行列が出来る程のパチンコ店ではないですね。今現在では、コロナの影響もありパチンコ店へ足を運ぶ人がかなり減りましたが、それだけではないです。やはり出玉規制、新台の導入(台のスペック)が180度変わってしまったという事。そりゃあ客来なくなりますよね。大体にして、打っても面白くないのですから。そこで、これを機に自分と向き合い、改めて今まで通っていたパチンコ店へ私も入店規制プログラムを(自己申告)をしてきました。申請後の気持ちは、「これでパチンコ店へ行かずに、他の事が出来る、家族にも迷惑かけなくて済む、勿論自分の親にも」と思います。今の時代は、お金を稼ぐ方法は幾らでもありますし、わざわざパチンコ店へ足を運ばなくても、逆に今まで負けた分のお金を他の販路で稼ぐ。つまり、絶対負けない勝負ができるという事ですね。今回の入店規制プログラムを活用する事で、パチンコ店へ行きたくても行けないというのが、最大のメリットだと思います。昨日まで打ってましたので、以前にも携帯ゲームにハマって3年間パチンコ店へ行かなかった実績もあるので、出来ない筈がありません。ですので、また今日から心を入れ替えてしっかり地に足をつけてお金を稼いでいければと思います。今回このような依存症から抜ける方法の一つをご提案くださりありがとうございました。これからはパチンコ店へ行きたくても「行けない」ので、少しずつ本来の生活を取り戻していきたいと思います。結果報告もこのコメントで出来たら良いと思います。本当にありがとうございました!
350万円という多額の借金や、ご家族さま、お子さまのことなど、ギャンブルから抜け出せなかったときのお気持ちや、再発してしまったあとのお気持ちは、私も多くのものを失い、それでもやめることができなかったことから、痛いほどに共感することができます。
私も4号機から(といってもほぼ最後のほうから)始めたクチですが、いまはほんとうに無理がある状況だと思いますし、この状況でもパチンコ店に行っているお客さんは、じつはかなり多くの方に依存症状があるのではないかとさえ感じます。もはや遊技とはよべない状況になっているのは、きっと多くの方が感じていることでしょう。
また、自己申告プログラムを申し込むというご決断、ほんとうにすばらしいことだと思います。あれを通っている、通っていたパチンコ店に申し込むのは、かなりの勇気がいることです。それをクリアされたということですから、芦原さんは、きっと今後もだいじょうだと思います。心が揺らぐようなことがあったとしても、その経験が、かならずや大きな武器になってくれることでしょう!
3年間パチンコ店から離れていたご経験からも、パチンコ以外の趣味を見つけることは、ギャンブル依存症の克服に重要な要素であることは、すでにお気づきのことと思います。ぜひまた新しい趣味を見つけていただき、これまでパチンコ(スロット)のせいで過ごせなかったご家族さまとの時間を取り戻し、そして幸せな毎日をお送りください。心から、そう願っております。
私も今後、二度とおなじような惨劇がくりかえされないよう、努力したいと思っています。おたがいこの状態を継続できるようにがんばりましょう。ぜひまたご報告をお待ちしております。