パチンコの誘惑が毎日すごくて、いまにも負けて行ってしまいそうなんです……
禁パチンコをすると、パチンコへの誘惑が発生するようになります。
この記事では、そんなパチンコの誘惑に打ち勝つ方法を紹介していきます。
- パチンコの誘惑が発生する理由&期間
- パチンコの誘惑に打ち勝つ(一生使える)5つの方法
パチンコの誘惑は、はじめのころはもちろんですし、場合によってはその後も毎日のように発生します
それを放っておけば、誘惑に負けてしまいそうになることもあるわけですよね。
でも安心してください。パチンコへの誘惑をおさえる手段はたしかにあるので、いっしょに確認していきましょう。
禁パチ初期でも、しばらく行っていなくても使える方法だ
いってしまえば「一生使えるもの」でもあるので、ぜひ参考にしてください。
パチンコの誘惑はいつまでつづくのか? といった話も、私の実体験をまじえてお話しします。
ミナト
10代で行った初めてのパチンコで大勝し、パチンコ・スロット漬けの日々へ。借金を重ね、多くを失い、10数年もの間ギャンブルをやめられなくなる。しかし他者の力も借りて依存症を克服。その経験をもとに依存からの脱出方法を発信している。併設店・専門店での従業員経験もあり。>> プロフィール詳細はこちら
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パチンコの誘惑が襲ってくるのはなぜ?
まずは、「パチンコの誘惑が襲ってくるのはなぜなのか?」から確認しておきましょう。
その理由は、禁断症状なるものが発生しているからだ
「脳」がギャンブル行為を求めていて、私たちに「行け!」と指令を出すので、だから誘惑されていると感じるのです。
私たちがパチンコをすると、脳はスリル・興奮といった快楽を感じます。
それで、こういった快楽の味を知ると、頭のなかで「もっと欲しい」になるんですね
「またタバコを吸いたい、またお酒が飲みたい、またスイーツが食べたい……」
こういうのも全部そう。私たちは「快楽」を補給したくなる生きものなのです。
そしてそれは、当然ながらパチンコでも起こるわけですよね?
とくにギャンブルは、依存症という病気になってしまうほどの強い快感を持っているので、脳からの指令も強力です。
ダメだ誘惑に耐えられない。仕事がおわったら行こう! 休日も朝イチを決めて……
つまりパチンコの誘惑(の正体)とは、
- 脳が快楽を補給したいがために出す「パチンコに行け!」の指令
みたいなものです。
その指令が出ると、パチンコに行きたくなってムズムズしてきて、私たちは誘惑されていると感じるのです。
パチンコの誘惑はいつまで発生するのか
では、このパチンコの誘惑は、いつまで発生するのでしょうか?
これに関しては、あまり重く受け取らないでほしいのですが、一生といえば一生なのかもしれません
禁パチ初期は、ほぼ確実にパチンコへの誘惑に駆られると思います。
しかしこれは、最初の1か月、2か月……と、時間の経過とともに落ち着いていきます。
最大のヤマは初期の期間で、そこを乗り越えられれば、そこまでツラさは感じない生活は手に入れられるでしょう。
ただ知っておきたいのは、その後も「なにかのさいにパチンコの誘惑は発生する」ということだ
- 毎日がつまらないと感じる
- アニメのワンシーンを見てパチンコのことを思い出した
- 好きだった過去台のリメイク情報などをキャッチした
- 給料では間に合わないくらいのお金が急に必要になった
こういったとき、パチンコ・スロットへの誘惑は発生します。
すぐに気をそらすことはできますが、誘惑自体はなんどでも発生することがあるのです。
ちなみに私の場合、現時点(当記事作成時点)では、常習的なパチンコをやめられてから6年はたっています
その後に再発もありましたが、いまは完全にパチンコ店には行っていません。
そんな私でも、パチンコの誘惑(そのことを考える機会)はいまだに発生しています。
- 昔好きだった台のパチンコ動画でも見たいな
- あの台はおもしろかった
- 月に雲がかかっているのは、あの台のアツい演出で……(外で見た景色)
このあとでお話ししますが、私の場合、「パチンコの誘惑が発生しやすい状況」に身を置いています。
それもあって、とくに最近は、パチンコのことを考える機会が毎日のようにあると感じるんですよね。
- (ギャンブル)依存症に完治はない。一生つきあっていく必要がある
といわれるように、今後環境が変わっても、ふと思い出すことはずっとあるのではないかと思っています。
それでも、パチンコ動画なんて絶対に見ないし、まして打ちに行くこともないわけだ
その理由は、ズバリ、私はパチンコの誘惑に負けない方法を知っているからです。
ということで、ここからは本題の「パチンコの誘惑に勝つ手段」を見ていくことにしましょう。
パチンコの誘惑に打ち勝つ5つの方法
それでは、ここからが本題です
私も実践している、パチンコの誘惑に打ち勝つ方法を見ていきましょう。
ここで紹介するのは、以下の5つです。
- パチンコをやめる自己暗示をかける
- パチンコに対して無関心になる
- 自助グループや相談機関を利用する
- パチンコ以外の趣味に没頭する
- 仕事や副業で忙しくする
禁パチ初期でも、やめてしばらくたっていても、すべての手段は使えます。
どのタイミングでもパチンコへの誘惑は弱体化させられるので、ぜひ実践へとつなげてみてください。
1. パチンコをやめる自己暗示をかける
まずは、パチンコをやめる(自己)暗示をかける方法です。
具体的には、
もし行ってしまえば、すべては水の泡で以前の生活に逆もどり。絶対に行ってはいけない
と、何度も心のなかで(または口にだして)くりかえし、「行きたくない想いを行かない力に変える」方法です。
パチンコでうまくやろうとかは、ハッキリいって無理があるので、もういさぎよく諦めましょう
パチンコの1回だけも不可能です。
行けば、パチンコ漬けの生活にもどるだけなので、つねに「行けばおわり」の意識を持つようにしましょう。
ただ注意してほしいのは、「思っているだけでおわってしまう(失敗する)」ことは多々あるってことだ
強い想いは、たしかに「理想を現実に変える力がある」と私は思います。
しかしそれは、結局は、想いの強さがいつの間にか行動にも反映されていくから。
想いが人を動かすからこそ、そのさきの未来を変えるという「結果」がでると思うのです。
つまり、なにが言いたいかというと、自己暗示はあくまで最初のステップで、本当に大事なのはその次の「行動」です
パチンコをやめる自己暗示をしっかりと自分にかけられたら、
つぎはこれらを実践してみてください。
動ければ結果はかならず変わります。それはじっさいに動いてきた私が保証しますよ。
2. パチンコに対して無関心になる
パチンコに対して無関心になるのも大事でしょう。
パチンコ・スロットのことをあれこれ考えていれば、それだけ誘惑も発生しやすくなるというものだからです。
さきほど、私でも「いまだに誘惑が(毎日のように)発生している」という話をしました
この理由は、パチンコに対して私が関心アリの状態になっているのも大きいと思っています。
ブログ記事を書くにあたって、
- 台情報を調べたり
- 昔のことを思い出したり
と、毎日なにかしらパチンコ・スロットについて考えているから。
そうすると、たしかに楽しかった思い出とかもあるわけで、打ちたくなってきたりもするんですよね。
ギャンブルとはいっさい関係ない記事を書いていたときは、そういったこともあまりなかったそうだ
よって無関心になる。
パチンコのことはあまり考えない生活を送ることで、誘惑の発生もおさえていけると思いますよ。
- パチンコ・スロットの実践動画
- 新台情報・過去作のリメイク情報
とくにこういった、ムズムズしやすくなるものは見ないようにしましょう。
パチンコの誘惑を発生させないためには、よけいな情報は遮断するのが大切です。
3. 自助グループや相談機関を利用する
自助グループや相談機関を利用するのも効果的です。
自分の話を聞いてもらったり、逆に仲間の話を聞いたりして、パチンコへの誘惑をかき消していきます。
自助グループ・相談機関で有名なのは、以下の2つです
GAは地域センターなどの会場で、RSNは自宅から電話で話を聞いてもらうことができます。
RSNは電話代(050電話)がかかるので、くりかえし利用するなら献金制のGAのほうがいいでしょう。
それで、これらを利用するメリットだが、「利用中・利用前後はパチンコへの誘惑は消滅する」ことだ
自分の話を人に聞いてもらうと、なんだか心が洗われたような気分になります。
パチンコに行きたい誘惑はきっとおさまるはずですし、なによりも、「利用中」は確実にギャンブルはできなくなりますよ。
ギャンブルの話をしたことで、翌日の朝とか、逆に誘惑が発生することもたしかにあります
自助グループ・相談機関でも、その場かぎりの効果になってしまうことはあるでしょう。
でも、このギャンブル問題は「その場しのぎをくりかえす」ことがなによりも重要です。
昨日は行かなかった。今日も行かなかった。
そのように、行かない毎日をひたすらくりかえしていくのが大切なので、効果が限定的でもそれはそれでいいのです。
とくに自助グループへの参加は、ギャンブル依存症への対策としてもっとも有効だともいわれます。
行ってみる価値はあるので、まだ利用したことがないなら、ぜひこの機に参加を考えてみてください。
GAの利用の仕方を解説
4. パチンコ以外の趣味に没頭する
パチンコ以外の趣味はありますか?
ないならいまからつくっていきましょう。パチンコ以外の趣味をつくることでも、誘惑は断ち切れるからです。
パチンコの誘惑が発生するのは、あくまで「なにかがあった限定的な場面」です
- 朝起きて10時前で時間がある
- パチンコ情報をキャッチした
- 昔の楽しかった記憶を思い出した
など、誘惑を発生させるきっかけがあったあとです。なにも24時間発生しつづけるわけではありません。
そしてこれは、うまく気をそらすことで、誘惑が「パチンコに行く」に変わるのを回避できます。
その回避策こそが、パチンコ以外の趣味、ということなんだな
つぎのように、世のなかにはギャンブル以外の遊びは山ほどあります。
- 映画、ドラマ、アニメ、マンガ、小説、ゲーム、旅行
そういったものでうまく気をそらせてあげられれば、パチンコの誘惑にとらわれることもなくなっていきますよ。
パチンコにハマるとそれ以外に興味を持てなくなりますが、だからこそ最初は暇つぶしで大丈夫です。つづけているうちに楽しさに気づけるようになっていきます。
ギャンブル以外の趣味は、一生楽しめるものも多いと思います
あとどれだけパチンコを打てるか、なんて、私はこれまでいちども考えたことはありませんでした。
でも、
あと何冊の本を読めるか、あと何回(海外)旅行に行けるか
パチンコをやめたあとで、こういったことは考えられるようになりました。
かぎりある時間を有意義なことに使いたくなる、という話です。
いろいろためしてみて、ギャンブルではない、一生ものの趣味をつくっていきましょう。
パチンコ以外の趣味まとめ
5. 仕事や副業で忙しくする
仕事や副業で忙しくすることでも、パチンコへの誘惑はおさえていけます。
基本的に仕事はサボれませんし、やはり仕事中もギャンブルはいっさいできないからです。
パチンコの誘惑に負けてしまうのは、最終的には「行けるお店・行ける時間があるから」でもあります。
でも、行ける時間がなければ、そこでもう諦めるしかなくなるよな?
仕事にはそういった空いた時間を消す強制力があるので、誘惑を断ち切るのに効果的なんですね。
- 平日は仕事、休日は副業
なんてコンボを使えば、より効果を高めることもできます。
私も毎日パチンコのことを考えてはいますが、それでも誘惑にとらわれないのは、仕事やブログで忙しいからです
働けばお金も増えて一石二鳥なので、空いている時間は仕事・副業をどんどん入れてみましょう。
ちなみに、この「仕事で忙しくする」というのは、
子どもが生まれたときはほんとうに500円くらいしか持っていなかった
と、多額の借金や3度の離婚を経験し、ギャンブル依存症を公言されている、あの六角精児さんも言っています。
著書『六角精児の無理しない生き方』のなかで、つぎのことをお話しされています。
依存症は完治がないから「今日はやらなかった」という毎日を積み重ねていくしかない。 仕事が忙しすぎる場合は時間がないからギャンブルから遠ざかり、やらなくて済むようになるんです。 だからどうしても治したいというのならば、一生懸命仕事に打ち込むような状況に自分を追い込むのも一つの方法。
『六角精児の無理しない生き方』p.39
※同書はKindle Unlimitedを利用すれば無料で読めます。ただしギャンブルの話はほんの一部で、この話はニュースサイトなどでもまとめられていて(六角精児 ギャンブル などで検索すれば)そっちでも見られます。
というわけで、ひっくるめて「働く」のは、パチンコへの誘惑を弱めるのに効果的です。
いまの時代、副業なら自宅でいくらでもできるので、できそうなら副業にもトライしてみてくださいね。
今回のまとめ
- パチンコの誘惑はどのタイミングでも発生する
- うまく気をそらせれば誘惑に負けることはない
- 依存症との戦いは一生でもあるので行かない毎日を積み上げよう
パチンコの誘惑は、なにかのタイミングで発生しつづけるものです。
禁パチ初期・数年後・十数年後など、これは、ずっとさきでも起こるものだと思います。
でも、うまく気をそらして、誘惑に飲まれないようにすることはできるので安心してください。
その方法はこの記事で見てきたとおりです。「今日も行かなかった」を継続させていきましょう
じっさい、自助グループには何十年とかよっている人もいます。
あの六角精児さんも、この問題は一生ものと考えて、仕事などでギャンブル行為をセーブしています。
なにも大げさな話ではなく、どれも一生にわたって使える手段だと思うので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
それから、とくに禁パチ初期のころは、誘惑にはすさまじいものがあると思う
ですから初期のころは、とにかく「今日は行かない」をひたすら積み重ねることを意識しましょう。
最初はさきが見えないと思いますし、ただツラいだけだと思います。
毎日がツラくて、その苦しさがやわらぐこともなく、まるで無限地獄のような心境になると思います。
でも、その誘惑のツラさにもおわりがあって、時間の経過とともにラクになっていくので大丈夫。
私もふくめ、多くの人がずっと行かずにすんでいるのは、禁パチ初期とくらべて誘惑も弱くなるからです
ということで、これまで見てきた方法を実践へとつなげ、まずは禁パチ初期の誘惑をクリアしてください。
大事なのは、思っているだけではなくて行動に移すこと。
それさえできれば、思い描いた理想の未来(パチンコのない人生)を手に入れることは、きっとできますよ。
パチンコをやめたあとの人生
パチンコを打ちたい衝動を断つ方法
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