パチンコ・スロットって、やっているとムカつくことがありますよね。
本気で腹が立ってきて、台をぶっ壊したくなる衝動に駆られることもあります。
それで、この記事では、私が体験した「記憶にのこるムカついた展開・出来事」をお話ししようと思います。
- パチンコ・スロットでむかついた話(記憶に残るもの5選)
- ムカつくパチンコ店に合法的に仕返し・復讐する方法
当ブログでは、パチンコ・スロットの機種名は、基本はあえて使わないようにしています。
ほとんど具体的な機種名がでてくることはありません。
これは依存症の再発防止などを目的としています
ただ、今回の記事だけはそのルールを撤廃し、具体的な機種名を使って話を進めていきます。
また、怒りで狂いそうにさせてくるパチンコ店に、合法的な仕返し・復讐をする方法もあわせて紹介します。
まあこれは「パチンコに行くのをやめる」という話なのですが、こちらもあわせてどうぞ。
ミナト
10代で行った初めてのパチンコで大勝し、パチンコ・スロット漬けの日々へ。借金を重ね、多くを失い、10数年もの間ギャンブルをやめられなくなる。しかし他者の力も借りて依存症を克服。その経験をもとに依存からの脱出方法を発信している。併設店・専門店での従業員経験もあり。>> プロフィール詳細はこちら
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パチンコ・スロットでむかついた話(5選)
まずは私が、いつからパチンコ・スロットをやっていたのかをお話ししておきます。
これは、スロットでいうと4号機の終盤で、まだけっこういろんな台があったときでした。
- 初代北斗、北斗SE
- 番長、秘宝伝、吉宗
- 鬼武者3、鬼浜、銭形、俺の空
などなど。ジャイアントパルサーが4号機最後の大量獲得機と聞いたときは、ショックを受けたものです。
しかし、本来は店に入ってはいけない年齢だった私は、そのジャイパルに軍資金を全部持っていかれて一時退場。
学生になり、借金もできるようになったことで、スロットでいうと5号機時代から、またパチンコ店に入りびたるようになりました。
なので、今回の話は、だいたい5号機時代のものになります
その後はパチンコ・パチスロに依存するようになり、ギャンブル依存症となってしまったので、まあ負けました。
そんななかでも記憶にのこるヤツ、そういうものを、ここからはお話ししていきます。
まあ、いま思い出しただけでも、ムカついてくるやつです。
5つあるので、どうぞごらんください!
1. 初代GAROが魔戒チャンスに入らない
コンジキに、な~れ~♪
牙狼(GARO)。
2000年代、突如ホールにあらわれた「宿命の剣士」GARO。
当時、あれを見たパチンコユーザーの大半は「ガロってダレだよ!?」と思ったはずですが、
- 暗黒騎士キバとの強敵バトル(勝率50%)
- そこで勝てばホラーとかいうやつらの雑魚狩りラッシュ(魔戒チャンス継続率82%)
- しかも当たりはすべて15ラウンド
と、シンプルでわかりやすく、爆発力もそなえていたことから、この機種は一躍ホールの人気機種となりました。
当時から私は、一撃がある台を好んで打っていました。
そんなわけですから、当然、このGAROもためしに打ってみることにしたのです。
ところが、まあ「キバに勝てない」わけですよ
誇張抜きに、初打ちから10連敗くらいしていて、どうやったら魔戒チャンスに入るのかわかりませんでした。
キバの攻撃はすべて「ゴウショウハ」に感じるレベル。
私がいちばん知りたかったのは「孤独な戦士はなんの攻撃だったら耐えられるんですか?」でした。
50%が片側に10連続以上かたよることはたしかにありますが、それにしても、キバ戦が突破できないのです。
大当たり確率は397分の1だったので、負け額もエグイことになっていきます。
しかもこのとき、私は学校に行くのをサボって(行っているふうをよそおって)パチンコ店に逃げ込んでいました。
リストラされたサラリーマンがスーツを着て公園へ……
に近いと思われるものがあって、日に日に顔からは精気が失われていき、死相のようなものがでていたような気もします。
しかし、それでもつづけていると、ようやく魔戒チャンス突入のときが。
……が、これは、3連で終了。
コンジキというか、もうコジキになりそうでしたね。
むかつくを通り越し、こういうのもあれですが、まあ死にたくなりました。
(※というか、このときは毎日くるしくて、楽しいからとパチンコを打っているわけではなかった)
……以降、私がGAROを打つことはありませんでした。
途中からパチンコをあまり打たなくなったのは、コイツのせいだったかもしれません。
2. 初代ケイジがぶっ壊れていた事件
つづいて、初代「花の慶次」。
これはまあ、ほんとうにキレそうになった事件で、なにがあったかというと台がぶっ壊れていたんですね。
そう、最初から台が壊れていました
この事件は「出玉の補償対応」でくわしく書いてありますが、まとめると以下のとおりです。
- 前日まで調整中だった台が解放されていたので打ちはじめる
- 5万円使ったところで当たるも、なにかがおかしい
- デンチューが作動していない!? → つまり、確変中でも通常時とおなじ1000円あたり20回転
- 出玉が削られ追加投資→即落ち
- 店長「補償はできないからあきらめて帰りな」
ありえないだろと。
パチンコ店での出玉補償対応は、最終的には「店長の裁量による」ようですが、私のときはダメでした。
整備不良の責任があるんじゃないか……というか、5万円も使ったんですけど!?
でもダメです
警察の締めつけがどうとかで、いっさい、補償には応じてもらえませんでした。
結局は機械なので、トラブルはまあしかたがないですが、これが許されるならなんだって許されるでしょう。
客に金だけ使わせておいて「機械が壊れていました、でもお金だけはいただきます、ありがとうございました?」
しょせんは三点方式でグレーな違法賭博なのか? パチンコ店は。
まあいまでも思い出すと腹が立つ事件でしたね
ちなみに、しらべてみたところ、その問題があった店舗では、以降も同様の被害が起きているようでした。
(※Google口コミで確認しました)
さすがにこういう店は、消えたほうが世のためだと思います。
3. 鬼武者3(時空天翔)の中段チェリーハズレ
その日はすでに5万円ほど負けていた私は、スロット5号機の「鬼武者3(時空天翔)」を打っていました。
鬼武者シリーズといえば、4号機もそうですが、そもそもPS2のゲーム時代から好きなコンテンツです。
何度か打ってこの台は、正直かなり辛いと感じていましたが、負けたまま帰れない(負けを取り返したい)と惰性で打っていたのです。
投資は7万円ほどになったところで、ようやく当たってATへ。
どうせ駆け抜けておわりだろうな……。
と、思っていると、ATのステージは特殊な「本能寺」に。
この本能寺ステージは、小役を引くと信長との「最終決戦」に突入したりもします。
勝てば最強特化ゾーンの「覚醒バトル」と、まあここは、是が非でも、小役を引きたいところですが……
ズドン! 中段チェリー降臨!
やべえ~~!
さらにダメ押しで弱チェリーも引き、これはもらったと「最終決戦」に突入したのです!
……が!!
左馬介「ウワァ」
ふつうに負け。
そう、この鬼武者3(時空天翔)、じつは中段チェリーがただの強チェリーで、恩恵もクソもないのです。
……それでも、勝率は50%はあったのに、負け。
私がいいたかったのは「だったら出てくるなよ、期待させるなよ! そこは勝てよ!!」ということでした。
スロットを打っていれば、こんな展開はくさるほどありますが、
- そのとき負けていた金額とか
- 精神状態とか
- 鬼武者シリーズへの思い入れとか
そういうのもあって、この中断チェリー外しはいまだに記憶にのこっています。
まあでも50%を外すのは、やっぱりキツイものがあります。
しかもそれが、ここぞという場面だと、もうサイアクな気分になるわけです。
4. テラフォーマーズでフリーズなみの引きをしたのに?
これはギャンブルへの依存が再発した時期の話ですね。
ふだんは行かない店に行き、すでに5万円近く負けている状態で、私はスロット5号機の「テラフォーマーズ」を打っていました。
京楽……。
筐体とかレバーとかが特徴的で、このメーカーの台はあまり打たないのですが、なぜかこの日は打っていたのです。
それでこの台も、なかなか辛い。
おもにセット継続で出玉を増やしていく感じでしたが、思うようにセットが継続してくれません。
これ、もうフリーズ引かないと勝てねえだろ……。
フリーズを引くと、セット継続率は約96%と、一撃での爆発が期待できるようでした。
まあでもフリーズなんて、そう簡単に……
と、思っていると、通常ステージが背景赤になって「超高確ステージ」へ。
あー、ここでボーナス引けば、ART突入確定なんかな
と、考えていると、なんと、チャンスリプレイ(当時当選2.5%)でボーナスが確定!
からの……
「極限人為変態バトル」!!
んん? これは、ほとんどフリーズを引いたようなものでは??
超高確率でのボーナスは、セット継続率が最高ランク(約96%)になるとのこと。
しかもそのまえに、80%で継続するセット上乗せ(チャンス)特化ゾーンのおまけつき。
勝っただろ、これ……!
ところが、まずは80%継続の特化ゾーンが単発で、しかも上乗せなし。
ARTに突入するも、約96%は、2連で終了でした。
夢も希望もねえ、さすがは凶楽です。
負けて負けてようやくチャンスがきたかと思ったらこれですよ。
筐体のGの役物をぶっ壊してやりたくなりました。
ちなみにその後、このふだん行かないパチンコ店には、出禁を申し出ました。
そうでもしないと、私はパチンコ店に行くのをやめられなかったからです。
5. BLOOD+(二人の女王)でのサウザンドチャレンジ
そして最後に、スロット5号機の「BLOOD+」を打っていたときのこと。
この日も6万円ぐらいは負けていて、こうなりゃ起死回生だ……と、私はブラッドプラスに命運をたくしていました。
というのも、このブラッドプラス、1000G乗せという、なかなかぶっ飛んだ上乗せのチャンスがあるからでした。
とはいえ……です
そんなチャンスがそうそうおとずれるはずもなく、ひとまずはふつうにARTへ。
しかし、まあこれも、きびしいんですね。
とくに消化中の「コープスコーズミッション」とかいう、3択押し順成功での上乗せが全然キマらない。
中押しか、右からでやっていたのですが、1回も3分の1が成功しないのです。
ほんとにこれ3分の1もあんのかよ……。
そう思っていたときでした。
「オーバーサウザンドチャレンジ!」
……OVER1000チャレンジ?
えっ、これまさか、
3択成功で……1000G上乗せ!?
えっ!? まじで!??
まさに「千載一遇」のチャンスです。
このとき私は、つぎのチャレンジがきたら中押しと決めて消化していました。
……しかし成功報酬が1000Gとなると、話も変わってきます。
中・右と選んではずしまくってきたわけだから、こんどこそ右かもしれない。
いずれにしても、中か右のどちらかで、もう腹を決めよう……。
と、そのまえに、ひとまず情報収集はしておくことにしたのです。
ほぼわかりきっていたことですが、ほんとうに「3択成功で1000Gなのか?」をしらべるために。
すると、そこで私は、「順押しで1000チャレンジ取れた」との成功報告を見つけてしまいます。
順押し……。
これだけはするつもりはなかった「順押し」。
でも考えてみると、これまで自分の選んだものは全部はずれているわけで、それなら第三者が選んだもののほうが信用できるんじゃ……
私は、流されるように、ボタンを左から順に押していました。
トン……、トン、トン。
…………(スカ)。
うわ、
……サイアクだ。
ああっ、マジでッ……最悪だッッ!!
最初から除外していた順押しは結局ハズレ。
つまり、中か右の50%だったわけで、自分にしたがっていればまだ可能性はあったのです。
中か右にしていれば、2分の1で、サウザンドチャレンジは成功していた!
1000Gは取れて、この日はおそらく勝って帰れたのに……!
もちろん、その成功報告をされた方にはなんの責任もありません。
ただ、このときのオーバーサウザンドチャレンジ外しは、かなり引きずるほどのダメージがあったのです。
怒りを通り越して呆然。魂が、口から抜けてしまったかのような感覚がありました。
パチンコ屋に合法的な復讐(仕返し)をするには
当時ホールにいた私は、血が出るほどに歯を食いしばって「悔しさ・むかつき・苛立ち」に耐えていました。
それで、いまになって思うのですが、ここまでイライラすることって、生きていてそうそうないと思うんですよね。
……となると、いったいこれのどこが「遊技・娯楽」になるのでしょうか?
そしてこのうっぷんを晴らすにはどうすればいいのか?
そこで「パチンコ屋への仕返し・復讐」という話がでてくるわけです。
で、これなんですが、
結論からいうと、「パチンコ屋にはもう二度と行かない」のが、最大の仕返し方法です。
トイレへのイタズラとか、台・設備を破壊するとか、仕返しというと、まずはこれが思い浮かびますよね。
でもこういったものは「器物損壊」といった犯罪行為に該当するおそれがあります。
あくまでも合法的に復讐をはたすには、パチンコ店には行かない。これが、相手にとっても最大のダメージになるのです。
パチンコ店への最大のダメージは売上がなくなること
パチンコ店にかぎらずですが、客商売のお店がおそれるのは、お客さんが来なくなることです。
それによって売上がなくなってしまえば、お店をやってはいけなくなりますよね?
だからパチンコ店に仕返しをしたければ、自分が行かないことで、売上に打撃をあたえてやればいいのです。
「パチンコは勝てない仕組みになっている」の記事でも解説してありますが、パチンコ店の運営には莫大なお金がかかっています。
- 家賃・人件費
- 水道・光熱費
- 新台の入れ替え
毎月に必要な運営費用は、うん百万円からうん千万円。
ただでさえ遊技人口が減っているので、ホールからすれば、ひとりでも多くのお客さんに来てもらわなければやっていけません。
つまりですよ
私たちは、パチンコ店の「生殺与奪の権」をにぎっていることになるのです。
こっちが行ってあげなければ、パチンコ屋は潰れるだけ。
考えるだけなら、べつに上から目線でもいいでしょう。
パチンコ店に復讐したければ、行かない(お金を落とさない)ことにすればいいだけです。
こんなに単純で効き目のある仕返しはほかにありません。
きょうからパチンコには行かない。それをつづけるだけで、憎きパチンコ屋への復讐は果たされますよ。
無関心の境地に入ればなおよし
仕返し・復讐をしたければ行かなければいいだけ。
ただし、パチンコ屋に対して恨みを持ちつづけるのはよくないので、無関心の境地を目指すといいと思います。
よく「怒ってもらえるうちが花だ」とかいいますよね。
人気商売なんかでも、意見する人もいなくなって、だれからも忘れ去られる状態がいちばんキツイと思うのです。
なぜかというと、人の意識から消えてしまうのは、いってしまえば「この世に存在しない」ような感じになってしまうから。
パチンコ屋に対して無関心になる
こうすれば、どうにかしてお客さんをよびたいパチンコ店のあがきを、(すくなくとも自分ひとりは)空振りにおわらせることができるでしょう。
そしてなによりも、精神衛生的にいい(グッド)です。
パチンコという存在が、自分の世界から消えたようになって、恨みつらみもなくなります。
あとは自分の好きなことを、好きなだけすればいいだけになります。
仕返しもすんで、もうムカつくこともありません!
個人的には、この状態がベストだと思うので、ぜひこの境地を目指してもらいたいと思います。
行かない、気にしない、あとは自分の好きなことする。
パチンコ屋への仕返し・復讐は、これでOKです!
パチ屋へは無関心を目指そう!
今回のまとめ
- パチンコ、スロットはやっているとムカつくことが多すぎる
- いちばんの仕返しは「パチンコ店に行かない」こと
- そこから「無関心の境地」に入れればさらによし
当時のことを思い出すと、いまでもムカムカしてくることがありますが、やはりこれは異常だったなと思います。
趣味・娯楽は、世の中にごまんとあります。
そんななか、やっていてここまでムカつく遊びというのは、パチンコ・スロットぐらいしかないんじゃないかと。
なので、パチンコ以外の趣味をオススメします
最初はだれでもそうですが、パチンコをやめると、それ以外にすることがなくなって、またパチンコ店にもどりたくなるんですね。
だから、そうならないように、パチンコ以外にすることを見つけるのが大切なのです。
あとはパチンコに対しては無関心になって、好きなことをすればいいだけ。
もうあんな、血の涙が流れそうになるほどムカつくことは起こりません。
平和で、楽しく、幸せな毎日を過ごす。
そのためには、パチンコをやめることです。
元依存者の私でもできたので、きっとできますよ。ぜひトライしてみてください!
パチンコ以外の趣味まとめ
パチ屋で起きた事件まとめ
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