またパチンコで負けました
このお金があればなにができた? やっぱり今日は行くべきではなかったんだ……。
負けた金額によっては、メンタルはヤバいことになるわけですよね。
この記事では、その対策として、パチンコで負けた時の切り替え方・立ち直り方を紹介していきます。
- パチンコで負けた時の8つのメンタルの切り替え方
- パチンコで負けが続く時はどうする?
- メンタルにダメージを追う「段階」だから知っておきたいこと
パチンコで負けた時のリカバー策は……あります!!
この記事で紹介していく対処法を駆使してもらえば、
- ハラワタがどうかなりそうな怒りや苦しみ
- 絶望的なまでのやる気のなさ(仕事なんて行きたくない)
こういったメンタル状態を切り替えていくことはできるはずです。
また、パチンコでの負けが続く時に加え、負けてイライラする段階だからこそ知っておきたいこともお話しします。
こちらも役に立つはずなので、ぜひあわせて聞いていってください。
ミナト
10代で行った初めてのパチンコで大勝し、パチンコ・スロット漬けの日々へ。借金を重ね、多くを失い、10数年もの間ギャンブルをやめられなくなる。しかし他者の力も借りて依存症を克服。その経験をもとに依存からの脱出方法を発信している。併設店・専門店での従業員経験もあり。>> プロフィール詳細はこちら
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パチンコで負けた時の立ち直り方(切り替え方)8選
この記事で紹介していくメンタルの切り替え方は、パチンコで負けて店を出たときから実践できます。
すでに帰宅していても全然問題ないので、まずは確認していきましょう。
ちなみにその立ち直り方は、以下の8つです
- 風呂に入る(シャワーを浴びる)
- 好きなものを食べ飲みする
- 部屋を掃除する
- 負けたお金はあきらめる
- EROに走る
- 負けた日はさっさと寝る
- 仕事に集中する
- べつの趣味をつくる
基本的には上から順番に実践していけるようになっています。
すべてに立ち直れる根拠があるので、それぞれくわしく見ていきましょう。
1. 風呂に入る
まず、パチンコで負けて帰宅したら、即座にお風呂に入ってシャワーを浴びることです。
- 顔に脂汗が浮いている
- 顔が脂汗でテカテカになっている
- タバコや汗のにおいで体がくさい
とか、とくに不快なのが、あのナゾに浮いていくる顔の脂汗です(たぶん私だけではないはず)。
興奮・緊張で発汗が促進されたりするのも原因のようだな
タバコを吸うなら、そこにヤニもからんで不快指数はMAXです。
ですから、こういった体の「けがれ」を落とすために、帰宅したらまずはシャワーを浴びましょう。
日本では「みそぎ」といって、昔から水で浄化の儀式をおこなってきました
神社にも手を清める水がありますよね?
オカルト的な話にも聞こえますが、水にはそういう「清める」力があると信じられてきたのです。
私は飲食経験が長いのですが、先輩からも「負のオーラをお客さんからもらっちまったらシャワーを浴びて落とせ」と教わりました。みんな水の力を信じているのですね。
じっさい、シャワーを浴びると、体の気持ちわるさは取れます。
体がキレイになれば、精神状態にもいい影響はでてくるので、とにかく最初にお風呂です。
2. 好きなものを食べ飲みする
負けてお金もないし、晩メシはカップ麺か……
この「負けたから貧乏メシしか食えない」は、逆効果です。
よけいに気持ちが沈んでいくだけなので、食べたいもの、飲みたいものは食べ飲みしましょう。
買い物に関して、ふだんからこのような感じになってはいないでしょうか?
- あの家電製品がほしい。けれど、高いから勝ったら買おう
- きょうは勝てた。けれど、つぎの軍資金のためにも温存・節約だな
- 負けた、お金ない、カップ麺だ……
……じゃあいったいいつ買いたいものを買えるんですか!?
って話になるのですが、パチンコをしていると、だいたいはこうなってしまうんですよね
ですから、負けてイライラしているときくらい、食料品くらいは好きなものを買いましょう。
1回の食事は2000円もあればかなりのものを買えます。
購買欲が満たされることで、多少は気持ちもラクになりますし、なによりも食後の回復がちがいます。
- サイテーな気分×貧乏メシ=さらにサイテーな気分に
- サイテーな気分×ウマいメシ=多少は気分もマシになる
こんな感じにだな
予算的になんとかなりそうなら、これまでほしかったものを、このタイミングで買うのもありです。
それで生活の質が上がるのが期待できそうなら、それによっても気分は上向きになっていくはずです。
3. 部屋を掃除する
パチンコに行っていたせいで、部屋のなかがよごれたままになってはいないでしょうか?
たまった洗濯物などは、時間的にもきびしいことも多いと思います。
ですから、できる範囲で、部屋のなかを掃除してみましょう。
これもオカルトチックな話ですが、私は「部屋の乱れは精神の乱れ」だと言い続けています
このブログでいったのは初めてかもしれませんが、とにかく「部屋の乱れは精神の乱れ」です。
極端な話、ゴミ屋敷みたいな部屋に住めますか? といったら、ふつうの人は耐えられません。
部屋がきたないと、気持ちもどんよりしてきます。
でも部屋がキレイになれば、なんだかすがすがしい気分になって、メンタルもよくなってくるものなのです。
時間的にまだ開いているなら、コインランドリーに行ってみるのもいいでしょう。
回らないパチンコを見ているより、回る洗濯物を見ていたほうがはるかにマシだってな
じっさい、なぜだかわかりませんが、コインランドリーで回る洗濯物を見ていると、気持ちも落ち着いてくるものですよ。
4. 負けたお金はあきらめる
今日負けた5万、6万のお金があればいったい何ができた……?
この「負けたお金があれば……」は、どうしても考えてしまいますが、これはもうあきらめましょう。
取り返そうと考えてもドツボにハマるだけ。
そして、うん万円の負けたお金があればなにができた? ではなく、「うん万円の負けたお金でパチンコをしてきた」からです。
そもそもの話、パチンコはお金を使って遊ぶ「娯楽」だ
勝てればお金が増えるので、なかなか意識できませんが、本来はお金を使って遊ぶ遊戯です。
パチンコは快適なサービスを受けられるお店で、そこに行って遊んできたからには、それなりの対価を支払わなければならない
その対価が、負けたうん万円だったというだけの話でもあるのではないでしょうか?
たしかに、パチンコでの遊びにうん万円は、まったくといっていいほど割に合っていません
でも、1日にそれくらい負けるのがパチンコの通常の料金設定です。
考えていても負けたお金はもどってこないので、これはもう、いさぎよくあきらめるしかないでしょう。
なくなったお金は、これから働いて(稼いで)取りもどしていくしかありません。
ただし借金があるなら話はべつです
ちなみにパチンコでの借金はありますか?
借金がある場合、この「負けたお金はあきらめたほうがいい」は、ちょっと話が変わってきます。
なぜかというと、
「まあ負けたのは借りたお金だし、また借りられるならセーフかな……」
と、借金があるとお金のありがたみが薄れて、あきらめる必要すらなくなってしまうから。
負けてもたいして痛みを感じなくなり、いくらでも負けられるようになってしまうからです。
私も当時は借金をしながらパチンコをしていました
その結果どうなったかというと、
- 完済までには10年以上、利息だけでも100万円以上を払ってきた
なんてことになっただけだったんですよね。
ですから借金問題があるのなら、これを機に、完済にむけて動いていくことをおすすめします。
借金問題を本気で解決させたいときは、パチンコの借金を自力で返済する6つのコツを参考にしてくれ
合計3社の多重債務におちいっていた私が、借金を完済できたすべてのことを書いてあります。
完全な自力がむずかしいときでも手はあって、借金を減らして返済をラクにすることもできます。
その手段についてもまとめてあるので、パチンコの借金問題で困っているときは、ぜひこちらも見てみてください。
5. EROに走る
これだけシモい話になってしまいますが、ERO(エロ)に走る方法があります。
エロに走ることで、荒ぶる気持ちが多少はおさまるのもひとつの事実だからです。
私たちがギャンブルを楽しいと感じるのは、脳内で分泌される「ドーパミン」という快楽物質がかかわっています
- パチンコをしたい
- パチンコを打てて満足
こういった、欲求が出るのも満たされるのもそうで、タバコもお酒も性行為もドーパミンです。
またタバコの経験があるならわかると思うのですが、遊戯中のタバコはやたらとうまく感じます。
ようは、ドーパミンは、掛け合わされると気持ちよさのレベルがアップするものでもあるんですよね。
……と、いうことは?
エロに走れば、いつも以上に満たされた感じにもなれて、気持ちもスッキリするということです。
ギャンブルをしたあとは(それまでの緊張や興奮で?)感度がよくなっている……とか、そういうのもあります。
パチンコで負けたむしゃくしゃした気持ちを静めるには、EROに走るのもいいかもしれません。
6. 負けた日はさっさと寝る
食事や掃除、気持ちの整理などがおわったら、その日はさっさと寝たほうがいいです。
起きていても、つぎのようにわるいことしか浮かんでこないので、
- 負けたお金でもっと有意義なことはできた
- 明日からどうやって生活していこうか
- 仕事に行きたくない、なにもしたくない
もう寝てしまって、思考を強制的にシャットダウンさせてしまいましょう。
じっさい、睡眠にはいろんな回復効果があります
- 肉体疲労の回復
- ストレスの緩和
- 不安な気持ちの軽減
やる気がなくなっていても、寝ればまたやる気になることはよくあるよな
その日ものすごくイヤなこと(たとえば上司やお客さんに文句をいわれた)があっても、寝ればムカつきもおさまっていたりします。
睡眠にはこのように、メンタルの回復効果があるのです。
もっとも、あすから生活できないほど負けた場合は、そのまま寝るというわけにもいきません。
- 光熱費が払えない、家賃も払えない
とか、このレベルのときは、なんとかお金を工面していく必要があります。
この場合の対策は、パチンコで負けて生活費がなくなったときの金策でまとめてあります。
こちらも必要に応じて、関連記事から対策を確認しておいてください。
7. 仕事に集中する
パチンコで負けたつぎの日はまだ休み、もう仕事、いろいろあると思います。
が、仕事の日はかならずきますよね。
このとき、パチンコのことはひとまず置いておいて、仕事に集中するようにしましょう。
- 負けすぎてやる気がでない
- 負けた額を取り戻すのに何日働けばいい?
たとえば8万円負けをバイトでカバーしようとしたら、1週間以上はかかるでしょう。
絶望的な気分で、しばらくやる気もでないですし、けっこうな日数を引きずることになってしまいます。
ところが、そういったことは置いておいて、仕事に集中するとどうでしょう?
パチンコなんかしてるより、仕事をしてたほうがまだ楽しいわ……
そう、ふだんは働きたくなくても、このときは逆に、仕事へのやる気がでてきたりもするのですね。
パチンコをしているより働いていたほうがマシじゃないかと!
そう思えたなら、負けを取り返すとかも考えないようにして、明日も明後日も仕事に集中することです。
時間がたてば気もまぎれていきます。
仕事への新たな発見もあるかもしれないので、ダラダラやらず、このときこそキビキビ働いていきましょう。
8. べつの趣味をつくる
ここまでくれば、気分の切り替えはけっこううまくいっているのではないかと思います。
ただ問題なのは、パチンコ以外にすることがないと、息抜き・ストレスの発散ができないことです。
そこで最後に、パチンコ以外の趣味をつくることをおすすめします
すでにパチンコ以外に趣味があるのなら、それでいいと思います。
でもやっぱり、パチンコ・スロット以外にやることはないってことも多いと思うんですよね。
以前は好きなこともあったけれど、いまはもうギャンブルくらいにしか興味はない……。
私もそうでしたが、ギャンブルにハマると、こういったこと(無趣味になる)にもなってしまうからです。
ですから、ひとまずは暇つぶしでいいので、べつの趣味もさがしていったほうがいいと思います。
いまはまだつづけるにしても、いつかはパチンコをやめるときはくるはずです。
たとえば自分が50代、60代、70代、と、じいさんになってもやりつづけますか? といったら、多くの人は「いや、そこまではいいかな」と考えるはずです。
パチンコ以外の趣味なら、年をとってからでも楽しめるものは多いです。
こういったものを早い段階で見つけておくことも、人生を豊かにする方法のひとつかなと感じますよ。
パチンコ以外の趣味はこちら
パチンコで負けが続く時はどうすればいい?
ここまでの方法を駆使すれば、時間とともに、メンタルはいい感じに回復しているはずです。
でも、こういうパターンもあるわけだよな
回復中にパチンコに行く → 負ける → また回復中にパチンコへ → またまた負け!
そう、負けが続いて、延々と完全回復はできない「つねに治りかけで調子がわるい」パターンですね。
このときの心構えについてもお話ししておきます。
これは結論からいって、長い目で見ればひたすら負けが続くだけなので、それを覚悟する必要があります
そもそもの話、パチンコは勝てないようにできていて、9割の人が負けているといわれます。
全体のユーザーの1回の勝率は約30%、という話もあるようだが、
ギャンブルには胴元(パチンコ店)が確実に儲かる仕組みがあってお客さんは負ける
というふうにできているので、やればやるだけ負けが増えていくだけなのです。
また私たち人間には、負けたら負けを取り返したくなる心理があります。
これが強いと、勝率30%なんて話ではなく、鬼のように負けるようにもなってしまいます。
私は最後の1年半、パチンコ・スロットの負け額を記録していたのですが、13連敗で47万8000円負けの記録がありました。こういうレベルでの負け続きも現実的に起こり得ます。
近年のパチンコ店は、遊技人口の激減や運営コストの値上がりなどで、どこも還元してくれません。
いま負けが続いているなら、今後もいくらでも負け続ける可能性はあります。
これからもパチンコで勝負をするのなら、そのことは覚悟しておいたほうがいいでしょう。
ふつうにやっていても負けますし、引きぎわを見極められないなら、もっと負けるという話です
負けてメンタルにくる時だからこそ知っておきたいこと
あと、余談ですが、せっかくなのでこれも聞いていってください。
パチンコで負けてメンタルにダメージを負う「段階」だからこそ知っておきたいこと。
当時は私も、パチンコで負けたらメンタルにきていました。
冒頭でもあげたように、
- この3万円があればなにができた?
- やっぱり今日は行くべきではなかったんだ(負ける気がしてたんだよ)
とか、悔やみに悔やみ、生活費のことを考えて、1週間くらい負けを引きずることもよくありました。
ところが、それがどうでしょう
ある段階から、3万円とか5万円とかを負けても、なにも感じなくなっていったんですよね。
借金をしながらパチンコをしていて、金銭感覚がマヒしていたのもあったと思います。
でも結局は、パチンコへの依存が進行し、
「ギャンブル以外にやりたいこともないし、パチンコができればそれでいいや……」
人生それがいちばん楽しいよ、と、パチンコがこの世のすべてになってしまっていたのが原因でした。
- お金はパチンコにしか使わない(=使い道がそれしかない)
それなら、いくら負けたって痛くはありません。
真の恐怖は、借金が限度額に達して資金を調達できなくなっての、パチンコに行けなくなることでした。
そんな私だったからこそ、こうアドバイスができます
パチンコは、私のように、負けてもなにも感じなくなるまえにやめておいたほうがいいです。
比較的にラクにやめられるのは「まだメンタルにきている段階」です。
そのさきの「負けてもそこまで痛くない」になると、本気でパチンコをやめられなくなりますよ。
もちろん、だれもがパチンコに依存してしまうわけではないだろう
とはいえ、私だって、最初は負けてイライラする(メンタルにダメージを負う)側の人でした。
そんなふつうの人でも、ギャンブルに依存してしまうことはある
ようするに、パチンコへの依存は、ひとごとではない話だということですね。
負けてもあまり痛く感じなくなってきたときは、これも危険信号だといえるでしょう。
今回のまとめ
- パチンコで負けた時は帰宅した直後から切り替えるべし
- パチンコで負けが続くのはエンドレスになる可能性あり
- パチンコを比較的ラクにやめられるのは負けてメンタルにくるうち
パチンコは基本的に負けるものなので、行けば行くだけメンタルにくることになります。
とはいえ、ギャンブルはそれ(負けたらイライラ)コミでの遊びなので、やるなら負けは受け入れるしかないでしょう。
この記事で紹介した回復術を駆使して、負けてしまったときは気持ちを立て直してみてください。
もっとも、ひたすら負けが続くこともふつうにあります
勝てても微々たるもので、なんのためにパチンコをしているのかわからなくなることもあります。
本来の「娯楽・息抜き」として機能せずに、ただストレスをためるだけのものになっていることもあるからです。
そんなときは、イライラしているうちに、パチンコとは距離を置くのもひとつの手だな
大きく負けてメンタルがヤバいときなんかは、パチンコをやめるチャンスだったりもします。
これまで何度か「もうやめようかな」と考えたことがあるなら、そっちの方向に進んでみるのもいいかもしれません。
個人的には、パチンコはやめたほうが、人生は豊かになると感じますよ。
コメント(確認後に反映/少々お時間をいただきます)
コメント一覧 (2件)
記事を読んで、心がホッコリしました…
ありがとうございました!
コメントありがとうございます。
パチンコは基本的に負けるので、対策を参考にうまく切り替えてみてください!
ただ記事でも書いてあるように、いずれはみんなパチンコは引退していくものでもあると思います。
「しばらく離れてみようかな→パチンコに行かないほうが調子いいな」
ということもあると思うので、負けてしんどいときは(できるなら)パチンコとは一時的に距離を置くのもありですよ。
いつやめるかは人それぞれですが、やめようと考えるのはほぼすべて負けからだと思うので、そのときはほかの記事もお役立てください!