パチンコで負けすぎて頭がおかしくなるよ
パチンコ・スロットは、もう遊びなんかじゃないですよね。
負けすぎてやばい人が続出するレベルで、やればやるだけ負けるからです。
では、この状況はどうすれば変えられるのか? この記事ではパチンコの負けすぎ対策を考えていきます。
- パチンコがおかしいレベルで負けるのはなぜ?
- パチンコはもう引退したい → どうすれば引退できるか
- まだ続けたい → なんとかしてうまく遊ぶことはできないか
パチンコの負けすぎ対策は、引退するか・継続するか(うまくやるか)の2択になってきます
ただ、これには最大の問題があって、
負け過ぎのレベルまで負けられる → そう簡単には引退もうまくやることもできなくなっている
と、“そこまで負けられる”からこその問題もあるんですよね。
依存症状が出たりしていて、遊戯をコントロールできなくなっているんだな
しかしつぎのように、手段はあるので、
- いずれにしても取りたい共通の対策
- 依存を断ち切って引退・継続するそれぞれの方法
そうなる原因とあわせて、パチンコ・スロットで負けすぎる問題の解決策を見ていきましょう。
パチンコをやめられれば、負けすぎることも、負けることも二度となくなります。
もちろん、そのままつづけられないかの手段もまとめてあるので、まずは原因と共通の対策からごらんください。
ミナト
10代で行った初めてのパチンコで大勝し、パチンコ・スロット漬けの日々へ。借金を重ね、多くを失い、10数年もの間ギャンブルをやめられなくなる。しかし他者の力も借りて依存症を克服。その経験をもとに依存からの脱出方法を発信している。併設店・専門店での従業員経験もあり。>> プロフィール詳細はこちら
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パチンコの負けすぎはおかしい?それが普通な理由
なんかもう、パチンコ負けすぎて、おかしくないですか?
だれもがそういいたくなると思うのですが、残念ながら、いまのパチンコ・パチスロはそれがもう普通です。
行けば負けますし、行けば行くだけ負けがかさんで、負けすぎの状態になってしまいます。
で、どうしてそんなに負けるんだ?
ということで、まずはこの「パチンコが異常に負ける理由」から解説していきます。
そうなるのが必然な根拠ある話なので、こちらから見ていきましょう。全部で4つありますよ。
1. パチンコは勝てない仕組みになっている
そもそもの話ですが、パチンコはお客さんが勝てるようにはできていません。
胴元、つまりパチンコ店側が勝つようにできていて、お客さんは負ける仕組みになっているから負けます。
具体的な話をすると、10~15%が「抜き分」だといわれています
ギャンブルには控除率(胴元の取り分)というものがあって、パチンコの場合はそれが10~15%。
全体でみれば、
- 10万円使ったら1万~1.5万円が抜かれる
- (=8.5万~9万円が返ってくる)
ということになっています。
……そんなに返ってくるか?
いや、返ってこないですよね。
10万円持っていったら、たいていは5万~8万円くらいは持っていかれてそれでオワリです。
そう、この「10~15%」は、まだ遊技人口が多かった昔からの数字で、もはや信用ならなくなっているのです!
パチンコ・スロットは釘や設定で抜き分を変えられます。つまり経営が悪化しているいまはその程度の控除率ではなくなっているので負けまくる、という話です。経営事情などはこのあとで見ていきますが、現在のパチンコ業界はかなりきびしいことになっています。
いずれにせよ、ギャンブルには控除率があって、その儲けからつぎのものが支払われます。
- 人件費
- 家賃・水道・光熱費
- 新台入れ替え費用など
お客さんから「抜け」なければパチンコ店は閉店です。
だからパチンコ店も本気で取りにくるわけで、行けば行くだけ負けていくのです。
2. 還元日は利用できないことも多い
パチンコ店はお客さんに負けてもらうことで営業をつづけていけます。
でも、さすがに負けてばかりでは、お客さんもイヤになってしまいますよね?
そこで「還元日」があるわけですが、残念なことに、これはほとんど利用できなかったりもするんですよね。
ようは、多くの人は「回収日」しか行けないので負けが止まらなくなるのです。
- 0のつく日は
- 5、15、25日は
とか、パチンコ店にはイベント日(還元日)があります。
甘い設定の台が投入されていたりして、多少はお客さんも勝ちやすくなっているわけです。
……が! ここにも問題があるわけだ
この還元日は平日に振り分けられることのほうが多く、なんと、仕事があるふつうの人はほとんど利用できません。
たとえば0のつく日だと月3回。1週間は「平日5:休日2」ですから、単純に考えると、0のつく日は倍以上の確率で平日に振り分けられます。だから行けない!
還元日の甘い汁を最大限に吸えるのは、以下のような人たちだけ。
- 専業で食っているプロ(個人または軍団)
- 仕事の制約がなく、還元日しか行かない人
- 抽選並びや、県外までの遠征も苦ではない人
そう、私たちのような負けすぎている人は、その一部の人たちのためにボラレているのです。
還元日を利用できない人から吸い上げたお金の一部を、外から来た関係のない人が全部持っていく……
本来、還元日というのは、そうやってふだんから負けている人のためにあるというのに……!
養分だ……
そう、まさに「養分」だといえるでしょう。
仕事がシフト制でも、うまいこと休みが重なることはすくないでしょう。結局、還元日はあまり利用できません。ガセイベントでたいして還元されないこともザラです。(回収日はパチンコに行ってはいけない日で解説してあります)
3. 来たからには満足したい→ボロ負け
パチンコ店に遊びに来たからには、楽しく遊んで、勝って帰りたいですよね。
では全然ダメだったら?
ふつうはそこでは帰れません。最低でも1回は当てたくなります。
だって遊びに来たのに、全然おもしろくないわけですから、そんなので帰れるはずがないのです。
だから深追いして大きく負けてしまうんですよ
また私たち人間は、負けがこんでくると、それを取り返そうとリスクを負うようになります。
この心理を「プロスペクト理論」というのですが、それもあってよけいに遊技を中断できなくなります。
- 来たからには遊びたい
- 負け分は取り返して帰りたい
これらが合わさることでも、ボロ負けの「負けすぎ戦歴」は量産されていくのです。
ふつうの人はみんなそう。
これにあらがえる(1回も当たらなくても帰れる)のは、全体の1割以下、ごく一部のうまくやれる人だけでしょう。
大前提の「控除率あり=お客さんは負ける」があるのもそうですが、心理的なところでも私たちは勝てません。
控除率が1~3%とかのカジノでもみんなボロ負けしていくそうですが、これもおなじ理由でしょう。お客さんはアツくなったり、負けを取り返したくなったりして、お金を突っ込むからです。(※これはカジノ関係者からも聞きました)
4. 遊技人口の激減でパチンコ店もカツカツ
近年のパチンコ業界は、遊技人口の激減などもあってどこもカツカツです。
来たお客さんから搾り取らなければやっていけないレベルで、だからお客さんは負けまくります。
参考までに、パチンコ業界の近況です
- 遊技人口:MAX3000万人 → 770万人(レジャー白書2023より)
- 店舗数:MAX1万8000軒 → 6000軒台前半(1995年から減りつづけている)
- 閉店数:2020~2022年は毎年約600~800店舗が、2023年は1200店舗以上が閉店(※ただし新規出店はある)
なぜパチンコ店が閉店するかといったら、お客さんが減って「抜き」が足りないから。
閉店ラッシュがとまらないほどに、どこも大変で、そんなに還元する余力もありません。
来たお客さんにできるだけ使ってもらわないことには、営業をつづけるのはむずかしいのが現状です。
だからお客さんの負けすぎは、もはやふつうのことなのです。
頭がおかしくなるほど負けるのは、経営難などの理由から、パチンコ店側も本気で取りにきているからだったのです。
業界内でも「お客さんから取りすぎている」と言われるほど状況は厳しいそうだな
なぜここまで閉店しているのか?
(※2023年は10月末時点の数字で、最終的には6335軒まで減っています)
パチンコ店の大量閉店の理由は、お客さんが減っているのもそうです。が、莫大な費用がかかるスマート機器への対応など、設備投資がかさみすぎているのも大きいようです。
今後もスマート機器や、さらにはサンドの新札対応での買い替え(2024年7月)もあるため、体力のないホールの閉店ラッシュはまだつづくと考えられています。
パチンコで負けすぎているときの対策(共通)
ここまでのとおり、パチンコはやればやるだけ負けますし、勝とうと思ってもうまくいきません。
そうすると、引退するか(負けを受け入れて)続行するかの2択になってきますが……、
いずれの場合でもしておいたほうがいい共通の対策があるんですよね。
ということで、ここからが本題のパチンコ・スロットの負けすぎ対策です。
「引退 or 継続」はこのあとでそれぞれ紹介するので、まずは両パターンに共通する対処法から見ていきましょう。
ここで見ていく基本的な対処は、引退するにも継続するにも必要なことです。
2つの方法を見ていくので、どうぞ順番にごらんください。
1. 借金問題を解決する
借金がある場合は、いまから解決にむけて動いていくようにしましょう。
パチンコで負けすぎるのは、キャパオーバー、つまり借金という術を使うことでも誘発されます。
つぎの理由から、どんどん負けられるようになりますし、
- 魔法のカードで「限界を超えて」お金を調達できる
- パチンコでできた借金は、勝って減らしたく(取り返したく)なる
- 軍資金が自分のお金ではないように感じる(=どれだけ負けても痛くない)
いくら負けても、まだ借りられるなら、じっさいはマイナスでもお金があるような気になってしまいます。
ですから、借金があるなら、まずはこの問題解決に着手することです。
借金がなくなってカード類を全部解約できれば、パチンコで二度と借金はしたくなくなります
毎月高額な利息を払わないでよくなるのは大きいですし、好きなものも買えるようになります。
なにより、最低でも所持金以上に負けることはなくなるので、負けすぎも回避できるはずですよ。
具体的な解決方法は、つぎの記事を参考にしてくれ
「①自力で返済するコツ」では、多重債務から脱出できた私の経験をもとに、返済をうまく進める方法をまとめてあります。
- 返しては借りてをくりかえしてしまう
- どうしてもまたパチンコに行ってしまう
こういったことをクリアするワザが詰まった記事です。
「②完済を目指す方法まとめ」では、その経験もふまえて、最短で完済させる手段を「総額別」でわけて紹介してあります。
私もそうでしたが、借金はそのままにしておけば、膨れ上がっていくだけです
パチンコの負けすぎを解決できるかに大きくかかわるので、借金があるなら、いまから対策をはじめてみましょう。
パチンコで負けすぎて借金もやばいときの対処法
(負けすぎて借金もやばいときのイチバン手っ取り早い対処法はこちら。一部の返済を「免除してもらう」方法です)
ただ、正直いって借金は、本気で返していく気になれないものでもあります。
なんつーか、もう、どうにでもなってくれよ……
と、自分でつくったとはいえ、理不尽な負けによってできたものなので、コツコツ返済していく気にもなれません。
しかし放っておけば、毎月高額な利息を取られていくので、借入額によっては「詰み」のような状態にもなってしまいます。
ではどうするか?
そんなときは、じつは「一部の支払いを免除してもらう」こともできます
具体的にいうと、免除してもらえる一部とは利息のこと。
この利息をカットできる手段を「任意整理」というのですが、これを利用すると、つぎのように返済状況を変えらます。
利息カット後
借入 | 金利 | 返済 | 返済回数 | 利息合計 |
---|---|---|---|---|
135万円 | 18%→0 | 2.5万円 | 110回→54回 | 138万308円→0円 |
借金が135万円あっても、利息ナシなら、月々の返済は2.5万円でOKにできます。
返済回数は本来とくらべて半減、140万円近い利息もゼロになるなど、チートレベルで返済をラクにすることができるのです。
消費者金融はもちろん、クレジットカードや銀行カードローンも減らせる対象となっているぞ
当時の私は、この方法を知ったのが遅すぎて、かなりムリもした返済生活を送ってきました。
なのでもし、これまで知らなかったのなら、借金を減らす手段を知れたのはラッキーです
利息を払わないですむならそのほうがいいので、借金問題で困っているときは、返済をラクにできるかも考えてみましょう。
くわしいことは以下の記事ですべて解説してあります。
どこに相談すればいいかなども書いてあるので、借金を減らしたいときは、こちらから確認してみてください。
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2. パチンコ以外の趣味をつくる
パチンコ以外にこれといった趣味がないのなら、趣味を見つけていきましょう。
ギャンブルにのめり込んでいくと、脳が変化し、それ以外への興味がうすれることがわかっています。
だからこそ、ほかの趣味をつくるのがむずかしくなってしまって、
やることがない → パチンコに行きたくなる → またパチンコに行ってしまう
こういったことが起きてしまうのです。
この趣味がない問題は、たとえば、
- 連休などの回収日でもガマンができなくて行ってしまう → 負け
などを誘発します。パチンコをやめるにしろ続けるにしろ、それ以外にやることがあれば、パチンコに行かない選択もできるようになるはずです。
でも、趣味がないのは、時間をかけていくことで解決できます。
最初はあまりおもしろくなくても、つづけることで、楽しさを感じられるようになる。
ようは、「脳はパチンコ以外に興味がない」は、いつまでもつづくものではない、ということです。
最初は暇つぶしでOKです
私もそうでしたが、当時はパチンコ以外の趣味とか聞いても、まったく興味をそそられませんでした。
しかしいまでは、読書・旅行・運動など、いろんな趣味を持てています。
「継続は力なり」だ
パチンコにのめり込んでいったように、ほかの趣味に没頭できる日はかならずくるはずですよ。
なお私の経験上、パチンコに行かないで、ほかの趣味に集中したほうが定着はしやすくなると感じます。
なので、しばらくパチンコには行かないほうがいいと思うのですが……、
いずれにしても、ためしてみないことには始まらないので、いろいろトライしてみてください。
パチンコ以外の趣味は以下の関連記事でまとめてあるので、こちらからどうぞ!
パチンコ以外の趣味まとめ
パチンコの負けすぎを機に引退したいときは
では、ここからは、以下の2パターンにわけた対策方法です。
- もう「引退」したい
- できれば「継続」したい
はじめに、個人的におすすめな「引退」のほうから見ていきましょう。
②できれば「継続」したい、をさきに見たいときは、「パチンコの負けすぎを回避してやり続けたい時は」までジャンプしてください。
最初で説明したように、パチンコは勝てないですし、心理的な部分でもうまくやれません
ところが、ここで最大の問題が発生してしまうわけです。
そう、やめようと思っても、そう簡単にはやめられなくなってしまっているんですよね。
引退しようと決意しても、またフラフラとパチンコ店へ……。
これがくりかえされることでも、やはり私たちは負けすぎを積み重ねてしまいます。
となると……どうすればいいんだ?
この場合、「引退しようにもできない問題」を解決する手段を使ってみてください。
ここではマインド的なものから、すぐにできて強力なものまで計4つを紹介していきます。
1. 引退を受け入れる
まず、パチンコはもう引退せざるを得ない、というのを受け入れることです。
パチンコ・スロットは、手軽にできてスリル・興奮も味わえるなど、たしかにおもしろい遊びです。
でも、「負けすぎ」ているということは、それはもう遊びではすまなくなってきているわけですよね?
- 生活費をかける
- 借金をしてでもパチンコ店に行く
- 行きたいのを我慢できずに行ってしまう
など、生活に悪影響をおよぼすレベルまできてしまっているのです。
なぜなら、依存症状がでてきてしまっているからだな
こうなると、つぎのように生活が破綻するのは、もう時間の問題かもしれません。
- 家族や恋人と離ればなれになってしまう
- 借金が返済できなくなる(利息しか払えない)
- 仕事をクビになる、パチンコしかなくなる
ですから、これはもう「引退するときがついに来てしまったんだな」と、受け入れましょう。
できればみんな、パチンコはやりつづけたいです。
ふつうに遊べるんだったらおもしろいですからね
でも、ふつうの人には、パチンコでの遊技をコントロールするのはむずかしすぎます。
依存症状があれば、我慢がきかなくなって、不可抗力的にパチンコ店に行ってしまいます。
だから、しかたがないけれど、パチンコはもうやめるしかない。
このようにして、まずは引退を受け入れることが大事です。
依存症状を自覚し、「自分はこれをやっていてはいけない」と、きちんと認識することからはじめましょう。
2. パチンコ店に行けなくする
つづいておすすめなのが、パチンコ店に行けなくする方法です。
さきほどの話でもでてきたことですが、
パチンコって、やめようと思ってもやめられないですよね。
もうやめる、絶対やめる、二度と行かない!
そう強く誓っても、また行ってしまって……と、とにかく思っているだけでは絶対にやめられません。
でも、この問題を解決する方法があって、「パチンコ店を出禁」になることができます。
どうしても行ってしまうのなら、出禁になるなどして、もう「行けなく」すればOKというわけです。
それを可能とする手段があるわけだな
具体的には、自己申告・家族申告プログラムというものをパチンコ店に申し込むことでできます。
お店がそのプログラムを導入していない場合もあるのですが、店長の裁量によっては受け付けてもらえますよ。
- 「受け付けていません」といわれても、「そこをなんとか」としつこく食い下がること!
マイホでこれをぶちかましてくれば、そのお店にはほぼ二度といけなくなるので、おすすめです。
ちなみに私は2回これを利用していて、マイホでもやってきました
申し込み用紙はプログラム導入店に行けば入手できますし、お店の人にいえば印刷もしてくれます。
現在はプログラム公式サイトからでも申込書はダウンロードできます。申し込みの流れは以下の記事を参考にしてください。
3. ひとりでもできる方法を駆使する
とはいえ、さきほどの「パチンコ店を出禁になる」方法は、それなりの覚悟がないと使えません。
ですから、まだハラが決まらないときは、
- 欲しいものはお金を出して買う(=勝ったら買うとかいう考えを捨てる)
- 現金を持たない生活をする(=現金がなければ物理的に打てない)
- パチンコに行きたい衝動を抑える(=行かない毎日を積み上げて衝動を弱らせる)
などをまとめた、自分ひとりでもできるパチンコをやめる方法からはじめてみてください。
とにかく行動あるのみです
パチンコは「やめよう」と思っているだけでは3日ともちません。
すぐにまた行きたくなって、そしてむかえた休日の朝となれば、服を引っつかんで家を飛び出してしまいます。
ですから、パチンコはもう引退したいのなら、具体的な行動を起こしていきましょう。
以下の記事では、実践的な方法とセットで、パチンコをやめる考え方も紹介しています。
パチンコをやめるために必要なほぼすべてが詰まった記事だ
まずはこちらを参考に、今日からパチンコに行かない生活をスタートさせてみてください。
4. 人の助けも借りるようにする
もっとも、依存の進行度合いによっては、自分ひとりでは問題を解決できないこともあります。
そんなときは、パチンコを辞めるのを人に助けてもらう方法も使ってみましょう。
人の力を借りるっていうのはちょっと……
と、だれもが思いたくなるものです。
でも依存の状態によっては、ひとりの力でやめるのは不可能になっていることもめずらしくはないんですよね。
だからこそ、
「自分ひとりではもうムリだ」
これを受け入れて、人に助けてもらう“しかない”と考えて動くこと。
そうすれば、自分の力だけではムリだったものでも、解決していけるようになりますよ。
私もそうすることでパチンコを引退できました
ものすごく単純な話で、自分だけでできないなら、人に助けてもらえばいいのです。
世の中、だれだって人の助けを借りて生きているわけで、パチンコ問題もそれといっしょです。
などが利用しやすいので、これも以下の記事を参考に、人の力も借りるようにしてみてください。
パチンコの負けすぎを回避してやり続けたい時は
つづいて、パチンコの負けすぎを回避して、遊技を継続したい場合の対策です。
最初の話で、パチンコは行けば負けるのは必然だということがわかりましたが、
でも、原因がわかるんなら、なんとかできそうじゃないですか?
そう、これも一理あるわけですよね。
ということで、ここではパチンコの負けすぎを回避する方法を3つ見ていきましょう。
1. 勝率を上げる方法を駆使する
パチンコ・スロットにはプロがいるように、勝ちつづけるのは不可能なわけでもありません。
収支をプラスで維持するのはむずかしかったとしても、
すくなくとも、負けすぎないようにすることはできるはずだ
では、具体的にはどのような方法があるのか?
まずは勝率を上げる方法を使うことで、勝てる可能性を上げていけます。
- 会員カードを利用して貸玉手数料を最小限にする
- 特定日だけ行く(フラッと近所の店に行かない、行く店の選択肢を増やす)
- 狙い台が外れてダメそうならなにもせずに帰る
- パチンコ:ボーダーかそれ以上に回る台しか打たない、可能な範囲で止め打ちをする、など
- スロット:完全攻略で機械割100%超えの台しか打たない、など
おそらく多くの人は、社会人になってから負けが増えたのではないかと思います。
それは結局のところ、時間がなくて、ボラレる日にボラレる台を打っているからでもあるでしょう。
したがって、今後もパチンコをつづけるなら、です
基本的なこととして、店選び・台選びはしっかりやっていかなければなりません。
いつもマイホしか行っていないのなら、べつのホールをさがして遠征する必要もでてくるでしょう。
勝ちたいなら遊びでやっていてはムリなので、趣味打ちはやめて、勝ちに徹する打ち方をしていくという話です。
2. 負けを受け入れる&追い銭は控える
また、負けを取り返したくなる心理への対策や、
- ダメな日は思い切って帰る(いちど外に出てクールダウンすると帰りやすくなる)
- 負けたお金は働いて取り返すと考える(=遊びで使ったお金を遊びで取り返そうと考えない)
- どうしても切り上げられないときはレートを落とす(帰る練習にもなる)、など
追い銭をしない方法を使えば、
- やめるときは即ヤメする(未練打ち → あとすこし → 全ノマレ、を防止)
- またいつでも打てる(休日はいくらでもある)と考えて切り上げる、など
負けているときの乱れ打ちなどで、負けすぎるのをふせぐことができます。
パチンコ・スロットでの負けすぎは、つぎのパターンがいちばん多い気がします。
もう3万負けかあ。でもまだ打ち足りないし、負けも取り返したいから……
その結果、投資は5万、6万円と増えていき、途中からは惰性で勝算もなく乱れ打ち。
心が折れて、ようやく帰れるようになったころには8万円以上の負け……といった感じです。
負けているときの惰性での投資をやめられれば、かなりの率で負けすぎは回避できるはずです。
そう簡単な話ではないですが、上の対策も参考に、「まだ、もうちょっと」の気持ちにストップをかけていくしかないでしょう。
3. やめどきを守ってうまいこと帰る
あとは、パチンコのやめどきを守る方法だな
- 予算を守る(決めた金額しか持っていかない)
- 最初の当たりがおわったらヤメ(最初の当たりはもっとも勝率が高いともいえる)
- 収支がプラスになったらヤメ(ギャンブルは勝ち逃げが鉄則)、など
こういったことをきちんと守って、あくまで「パチンコは遊び」として割り切ることです。
守れる・守れないはべつとして、ギャンブルに明確なやめどきはあります。
- だれもがやめどきを守れないからこそパチンコ店は儲けられる(営業していける)
わけですが、うまくやれば、フラッと遊んで帰ることもできるでしょう。
いまやめて家に帰っても、とくにやることもないから……
たしかに、そのような感じで、とくに休日の昼~夕方は帰れないものです。
でも途中でお話ししたように、それ以外にやること(趣味)があれば帰りやすくもなるはずです。
ここで見てきた3つの対策を見ながら、自分にはそれができるのかを考えてみてください。
あわせて余剰資金も増やしていければ、パチンコとうまく付き合うこともできるかもしれません。
ただし多くの人はルールを守れない
さて、なんとかパチンコをやりつづける方法を見てきましたが、残念な話がひとつあります。
上記のような方法を徹底するのは至難のワザで、ふつうに楽しく遊びたい人にはムリだという話です。
パチンコをつづける対策を見ていて、
いや、これはちょっとムリかな……
と感じたものも多かったのではないでしょうか?
とくに「負けを取り返したい心理」にあらがうのは、並大抵のことではできません。
私は10数年以上かかってもムリでした
なんとかパチンコを引退することはできましたが、うまいことやるのだけはできませんでした。
そういうレベルで、パチンコ・パチスロで適度に遊ぶのはむずかしいことなのです。
プロがなぜプロで食っていけるのか
それはおそらく、パチンコを「遊び」として認識しておらず、「仕事」として割り切れているからだと思います。
負けすぎている私たちは、そういうのではないですよね?
楽しく遊びたい、息抜きがしたい、手軽にスリルを感じたい……。
だから徹底しようと思っても、うまくいかないのです。
いや、私なら、できます……!
と、思いたくもなるのですが、じっさいにやってみればわかります。
かなりむずかしいですよ。
仕事とかもありますし、だから、もういさぎよくあきらめて引退したほうが早いのです。
そもそもの話で、自分が一部の勝てる人なら、そんな負けすぎの状態におちいっていないのでは!?
ということで、最後にまとめるぞ
今回のまとめ
- パチンコで負けすぎるのはもはや普通になってきている
- 負けすぎるのを回避する(勝つ)のは一般的な人にはむずかしい
- 引退を受け入れて「NOギャンブル」の生活をしたほうが楽しい
パチンコには、あれだけ「やめよう」と思っても、またやってしまうほどの楽しさ・依存性があります。
たしかに、うまくやれれば、それでいいのかもしれません
でも、じっさいにやめてみると、じつはそっちの生活のほうが楽しいんですよね。
- 有効に使える時間が増えて、負けた・負けすぎたのイライラは感じない
- 今日はこれをしよう、明日はこれをしよう、と、毎日を有意義に過ごせるようになる
パチンコに行きたいと思うこともなく、それをガマンする必要もほとんどありません。
ツラいのは禁断症状がでる最初だけだ
となると、もうあきらめて引退するか、なんとかムリをして続行するか、どちらがいいのでしょう。
答えは、すでに、頭のなかに浮かんでいるのではないでしょうか?
「引退したほうがいいと思うことはあっても、続行したほうがいいと思うことはない」
ということは、やっぱり、引退したほうがいいってことなんですよね。
ですから、もしそうなら、私といっしょに引退しましょう。
この記事にたどり着いてしまったことこそが「引退の時が来た」だ
ほんとうに有意義なことなら、やりながら「これをやっていてはいけない」とは思いません。
パチンコはこのへんで引退して、これからは、そういった本当に楽しいことを探していきませんか?
今後もパチンコ業界がよくなる(負けすぎが改善される)気配はありません。
ですからパチンコ・パチスロは、いまのうちにさっさとやめておくのが、個人的にはおすすめですよ。
パチンコをやめる方法
スロットをやめる方法
パチンコをやめてよかったこと
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