パチンコでまた負けました……
パチンコは、行けば毎回のように負けますよね。
それで負けたあと、たとえば生活費がないなどの危機的状況におちいることがあるわけです。
この記事では、そういった「パチンコでまた負けた」ときの状況別での対策をまとめていきます。
- パチンコで毎回負けるのはなぜなのか?
- パチンコでまた負けた……ときの7つの状況別対策まとめ
この記事で紹介するのは、パチンコで負けたあとに直面しやすい(よく考える)ことへの対策です
- お金がない、勝ちたい、もうやめたい
など、ひととおりをやってきた私の経験をもとに、それぞれの対策を見ていきます。
これを読んでもらえれば、危機的状況から脱することも、その後を希望する生活に変えていくこともできるはずです。
「パチンコが毎回負けるのはなぜなのか?」も解説しておくので、こちらとあわせてごらんください。
ミナト
10代で行った初めてのパチンコで大勝し、パチンコ・スロット漬けの日々へ。借金を重ね、多くを失い、10数年もの間ギャンブルをやめられなくなる。しかし他者の力も借りて依存症を克服。その経験をもとに依存からの脱出方法を発信している。併設店・専門店での従業員経験もあり。>> プロフィール詳細はこちら
借金があってお困りの方へ
パチンコ・スロットの借金でお困りではないですか?
じつは借金は、それ自体を減らして返済をラクにすることができます。借金の原因がギャンブルでも大丈夫です。
いまの借金をどれだけ減らせるかは、「無料の借金減額診断
利用するのはタダなので使って損はないですし、逆に知らないままにしておくのが損になってしまいます。
- 返しては借りてをくり返している
- 1年以上借金があって完済のめどが立たない
そんなときは、借金を減らせるかもぜひ聞いてみてください。
パチンコが毎回負ける理由
まずは、パチンコで毎回負ける理由から説明しよう
この記事にたどり着いたのは、「パチンコでまた負けたから」だと思うので、その原因から見ていくことにしましょう。
パチンコで毎回負けるのは、単純な話で、パチンコが勝てないようにできているから。
控除率といって、「打てば打つだけこれくらい負ける」という設定されたぶん、お客さんは負けるようにできているからです。
パチンコ店は利益を出さなければやっていけないお店で、経費はお客さんの負けから支払われています
一般的に知られるパチンコの控除率は15%。
つまり計算上では、毎回使うお金の15%負けることになっています。
もちろん勝てる日もありますが、理論上は、行けば毎回負けるような数字に設定されているのですね。
しかも近年は、つぎのように、パチンコ業界の経営は苦しいものとなっているんだ
- 最盛期は約3000万人いたユーザーは800万人ほどに激減(売上が減っている)
- スマート機器への設備投資、人件費や光熱費の高騰など(経費が上がっている)
それじゃあどうするか?
パチンコは「釘を締める」が暗黙の了解で認められているので、そこで売上を上げるしかなくなってきます。
お客さんを増やせず、経費の削減もできなければ、いまのユーザーからより多く取るしかないからです。
パチンコは以前よりも回らなくなり、控除率も以前より上がり……
それで、もとから負けるものが、よけいに負けやすくなっているのです。
こういった業界の不振によって、いまのパチンコは、行けば毎回のように負けてしまうのですね。
パチンコが毎回ハマるのはなぜ?
う~ん、負けるのはわかったんですが、なんかハマりとかも毎回おかしくないですか?
パチンコが毎回ハマる(確率どおりに当たらないでここでも負ける)のはなぜなのか?
これもついでに説明しておきましょう。
答えからいうと、パチンコはまあまあの確率で、当たりの確率以上にハマってしまうものだからです。
最近のパチンコは、大当たり確率が「1/319.7」が主流ですよね
それで、約320分1が確率分母内(320回以内)に当たる確率ですが、じつは63.3%しかありません。
は? 320回まわせばほとんど100%当たるんじゃないのか?
いや、それがまったくそんなことはなくて、320回ハマる確率は36.7%と、なんと、約37%は確率以上にハマってしまうのです!
計算式は省略しますが、当たる確率は「全体(100%)-ハズレの確率」で求められ、
- 当たりが約100分の1の甘デジ、約200分の1のライトミドル
など、当たる確率がちがうものでも、確率分母内に当たるのは約63%となります。
パチンコが毎回ハマる(毎回分母超えになる)のはなぜなのか?
それは、320回以内で当たらない確率は4割近くもあるなど、意外と当たりは引けないものだからです。
4割近くもあれば、毎回当たらないのが連続してもおかしくはありませんよね。
しかも、それに加えて「回らない、当たったとしても確変を引かないといけない」とかです
負ける理由ならいくらでも見つかりますが、パチンコで勝てる理由は、なかなか見つけられないといえるでしょう。
パチンコで「また負けた」ときの7つの状況別対策
それでは、パチンコに行くと負ける理由がわかったところで本題です。
パチンコで「また負けた」ときの7つの状況別での対策を見ていきましょう。
ここで紹介するのは、以下の7パターンです
- 負けてメンタルがやばい
- 負けて生活費がない
- 借金を返せる見通しが立たない
- パチンコで勝ちたい
- 負けを取り返したい
- できることならうまく遊びたい
- パチンコはもうやめたい
大きくわけると、「①~③負けてやばい、④~⑥まだつづけたい、⑦もうやめたい」への対策です。
必要に応じて目次からジャンプするなどして見てみてください。
1. 負けてメンタルがやばい
まずは、負けてやばい状況からだな
3万円、5万円と負けて、「このお金があればなにができた……?」と、メンタルにきているときですね。
パチンコで負けていちばんおちいる状況だと思うので、見ていきましょう。
パチンコで負けてメンタルにきているときは、うまく切り替えて立ち直っていくしかありません
とくに大事なのは、つぎのように、負けたお金のことはあきらめることでしょう。
負けたこのお金があれば……ではなく、パチンコという遊びでお金を使ってきたと考えるしかない
私もなんども経験してきたのでわかりますが、パチンコの負けは引きずります。
といっても、最初に見てきたようにだな
パチンコ店は、タダで遊べてお金も増える夢のような場所ではけっしてなく、お金を使って遊ぶ「お店」です。
負けてまったく楽しめなかったとしても、お金は遊技代で使ってきたと考えるしかないでしょう。
また、「やけ酒・やけ食い・貧乏メシ」などをしていると、よけいに気持ちが落ちるので、
- 好きなものは食べ飲みする
- 負けた日はさっさと寝る(睡眠にはメンタル回復効果がある)
などして、あとは仕事に集中するようにしましょう。
働く気力がなくても、目の前の仕事に集中していれば、負けた傷もいえていくはずですよ。
詳しいメンタル回復術はこちら
2. 負けて生活費がない
つぎは……生活費まで使ってしまったパターンだ
パチンコは「アツくなるな」というほうがむずかしく、使ってはいけないお金まで使ってしまうことも多々あります。
そういった、負けて生活費がないときの対策も見ていきましょう。
この、お金がない危機的状況は、基本的に「あるものでしのぐ」しかありません
日払いのバイトで生活費を稼ぐ方法もありますが、正直、べつで働く気力もあまり出ないと思います。
ですから、つぎのような方法でなんとか当面をしのぎ、
- 家族から食料品を支給してもらう
- 本やDVDなどの売れそうなものを売りに行く
- 金券をさがして換金に行く
支払い関係はすべて止めるか、延滞にしてもらうなどして、つぎの給料日まで耐えましょう。
請求はいえば延期にしてくれることも多いですし、家賃ですらなんとか待ってもらえる場合もあります。
注意点としては、生活費がないからといってお金を借りないこと。
借金をすると、そのお金でもうひと勝負したくなるので、生活はあるものでなんとかするようにしましょう。
詳しい生活費がない時の対策
3. 借金を返せる見通しが立たない
じつは、すでに借金があって、正直返せる見通しも立たないんです……
借金をしながらパチンコをしていて、また負けてしまい、「借金が返せない・返済の見通しが立たない」状況ですね。
この問題はかなり深刻なので、すぐに動いていくようにしましょう。
パチンコの借金は自力で返済するコツがあって、それを使うことでも返済は進めていけます
- キャッシュレスで生活する
- 貸付自粛制度(サラ金・クレカなどからの借金を基本はできなくできる)を利用する
- 返済を家族などに監視してもらう(またはお金を渡して返済を頼む)
など、方法はあるので、まだ自力でなんとかなりそうなときは、こちらのコツも参考にしてください。
ただ、限度額ギリギリでそんな余裕もないとか、そこまで本気で返したくない……とかもあるわけだよな
そんなときでも、安心してください。
じつは以下のように、借金を減らして返済をラクにすることもできるからです。
- 支払いの催促を止めてもらえる
- 将来的な利息をカットできる(100万円単位で減らせる場合もある)
- 毎月の返済または返済期間を半分以下に減らせるケースも
借金を減らす手段についても、自力で返済するコツに書いてあるので見てみてください。
借金は、放っておくと利息ばかり取られて損をするだけです
じっさいに私も100万円以上の利息を払ってきましたが、こんなにムダなことはありません。
早く動けばそのぶんだけお金をセーブできるので、借金があるなら、こちらの解決を優先させましょう。
4. パチンコで勝ちたい
ここからは、パチンコをまだつづけたい場合の対策です。
パチンコで勝ちたいとき、あくまでそれができればの話ですが、勝率を上げていくことはできます。
たとえばつぎのような方法があります
- 打ちたい台ではなく勝てる台しか打たない(理論上勝てる台はある)
- まだ打ちたいから……と不利な勝負はしない(勝てる理由がないならヤメ)
- 行きたいときではなく勝てる日にしか行かない(イベント日を活用する)
- 店のデータ取りをしてクセをつかむ(高設定を入れる場所は店のクセがでる)
パチンコは娯楽なので、行きたいときに近所のお店にふらっと行く人が多いと思います。
しかしほんとうに勝ちたいのなら、
- 行きたいから、近いから、やりたい台だから
とか、こういったところから全部変えていかなければならないでしょう。
パチンコはたまにしか勝てないし、勝てたときは全部換金したくなるよな
これも再プレイのため、ある程度は貯玉しなければなりません。
再プレイを利用すれば、1回で1000円くらいは浮かせられるなど、換金手数料も節約できるからです。
ギャンブルは頭ではわかっていても、気持ちにセーブをかけられなくなるものです。
が、しっかりと制御できるなら、いまよりも勝率は上げられるはずなので、くわしくはパチンコで勝つ方法から確認してください。
5. 負けを取り返したい
今回の負けを取り返したい、これまでの負けを取り返したい……
この「負けを取り返したくなる」のは、私たち人間が持つ心理的な傾向で、最低でも使ったぶんは回収したくなるのは人のサガです。
しかしこの考えに飲まれてしまうと、取り返そうとやっきになってボロクソに負けます
ですから、負けたぶんはもうあきらめ、ふつうに働いて取り返していったほうがいいでしょう。
遊戯中に負けるとアツくなってしまって、気づけばいつも乱れ打ちをしているんです……
この「遊戯中の取り返す!」も、かなりむずかしいですが、対策がないわけではありません。
途中でお話ししたようなものもありますが、
- 遊びで使ったお金を遊びで取り返そうと考えない
- またいつでも打てると考える(じっさい撤去などなければいつでも打てる/追い銭対策)
- 余剰資金を増やして負けのダメージを減らしていく
などがあるので、こちらも参考にしてください。
どうしても余剰資金を増やせない場合は、レートを落とすのもひとつの手かなと思います。
負けを取り返すの対策
6. できることならうまく遊びたい
パチンコでなんとかうまく遊べる方法はないですか? できるならそうしたいんですけど……
パチンコでうまく遊びたいときは、できるだけ負けないようにする方法があります。
ある程度の負けはしかたがないと受け入れ、お金を使うものと考えて、パチンコに行くというものです。
これも「⑤勝つ方法、⑥取り返そうとしない」が使えるが、それ以外だとつぎの対策が有効だ
- 「最初の当たりがおわった・予算に達した・収支がプラスになった」など、適切なやめどきで帰る
それから重要なのは、パチンコ以外の趣味をつくることです
パチンコしか趣味がないということもあると思うのですが、それだと、いいタイミングで切り上げるのが不可能になってきます。
出玉を確保できて「ここはあきらかにやめどき……」
だったとしても、家に帰ってもやることがないと、そのままダラダラやってしまうからですね。
パチンコ以外にも趣味があれば、行く・行かないのコントロールもしやすくなるはずです。
うまくやりたいなら、パチンコはあくまで楽しみ(娯楽)のひとつと考え、ほかでも遊ぶようにしましょう。
パチンコのやめどきはこちら
7. パチンコはもうやめたい
そして、パチンコはもうやめたいと思っているときの対策です。
いまからやめるための行動を起こしていけば、きっとパチンコはやめられるので、最後に見ていきましょう。
途中、うまくやるための方法を見てきましたが、正直これができるのは依存症状がない状態です
ギャンブルに依存症状がでてくると、強さにもよりますが、遊戯のコントロールが不可能になります。
- パチンコに行きたいのをガマンできない
- 行けばひたすらお金をしぼり取られるだけ
やめようと思っても、どうしてもまた行ってしまい、生活がめちゃくちゃになっていってしまうのです。
でも、以前はそうだった私でもその状況から抜け出せたように、パチンコにはやめる方法があります。
いちばん大事なのは、つぎのことで、
やめようと思うだけではなく、じっさいにやめるための行動を起こすこと
そうして行動に移すことで、はじめて「やめたい」の気持ちを継続させることができるのですね。
具体的な手段は、パチンコをやめる11の方法から見てみてください
ひとりでもできて、すぐにはじめられるものをまとめてあります。
自力だけでなんとかできれば、それに越したことはないので、ぜひ実践へとつなげてください。
もっとも、依存の度合いによっては、自分ひとりではどうにもならないのも事実だ
その場合は「パチンコをやめたい」を人に助けてもらう方法もあるので安心してください。
ギャンブルへの依存は、どうしても認めたくないと思うものですし、まして人に助けてもらおうだなんてだれも最初は考えません。
それでも、人の助けを借りなければどうにもならない状況は多いです。
じっさいに私も、人の助けはたくさん借りましたし、パチンコがない生活を送れているのはそのおかげだと思っています
自分ひとりではどうにもならないことでも、人の力を借りればどうにかなるってことですね。
自力だけではむずかしいときは、人の力を借りることも考えてみてください!
今回のまとめ
- パチンコはやれば毎回のように負ける
- うまいことやる方法もあることはあるが実践するのは難しい
- 依存症状があってコントロールできないならやめるのがおすすめ
パチンコはやれば負けるようにできているので、ある程度の負けはしかたがありません。
ただ問題なのは、業界の経営不振によって、負ける頻度や金額が年々激化してきていることです。
- 負けたときのメンタル悪化、生活費まで突っ込んでしまった危機
この記事で見てきたように、こういった状況はなんとか切り抜けられます。
でもこれ、なんども繰り返されると思うんですよね
なぜかというと、店の回収がエグすぎて、抜け出せてもまたすぐ危機的状況にもどってしまうからです。
ギャンブルでうまく立ち回る方法もたしかにありますが、じっさいに実践できる人はすくないです。
みんながみんなうまくやれるのなら、パチンコ店はもっとたくさん潰れていることでしょう。
ですから、いちばんいいのは、この機にパチンコとは距離をおくことだと思います。
やめられるんなら辞めたいですけど、やめられないからやっているんです
という人も多いと思うのですが、最初だけ本気をだせばなんとかなってしまうものですよ。
これから何十年とある人生の、ほんの1か月、2か月本気をだすだけです。
正直いって、うまく立ち回るよりも、パチンコをやめるほうが実現させやすいと思います。
動くか動かないか、あとはそれだけだな
つづけるにせよ、やめるにせよ、すべては行動あるのみなので、ぜひつぎのアクションにつなげてみてください。
パチンコがやめられない時は
パチンコでの負けすぎ対策はこちら
コメント(確認後に反映/少々お時間をいただきます)